ネット上で、“なでしこジャパン”を“風の谷のナウシカ”と重ねて見るコメントが出ていますよね。
この方のHP、とても美しいです。http://nyckingyo.exblog.jp/14140259/
“ナウシカ”と“なでしこ”、確かに発音も似ています。(笑)
スペインでは、W杯なでしこジャパンの試合は、ニュースで見るのみでした。(決勝だけは米国のネット放送を見ていました)
海外に住む日本人向けの放送ですが、肝心の試合の場面になると、コピーライトの関係で、静止画像になっていました。
ただ、印象的だった、忘れられない静止画面があります。
それは、なでしこジャパンの優勝が決まった後、トロフィーを掲げて、選手全員で手を上げている場面の写真でした。
その写真は、静止画像の時に相当使われていたので、私の目にもくっきり焼き付けられています。
選手たちの後ろが金色で染まっていました。
金色の花吹雪が隙間もないほど降っていた、本当に美しい写真でした。
その金色は、青色のユニフォームと鮮やかなコントラストになっていました。
神様からのとても粋な計らいだと感じました。
ナウシカの世界、確かに今の日本の状況とダブルところがあります。
腐海と呼ばれる有毒を発する菌類の森、放射線で汚染された世界をイメージします。
そこでマスクを外すということは、生命を危険にさらすことでもありました。
その腐海の植物、ナウシカは、胞子を密かに集めて、地下の澄んだ水で育てていました。
不思議なことに毒は消えていました。
「『土』が汚れていたのよ。だれが世界をこんな風にしてしまったのでしょう。」
ナウシカのせりふです。
腐海の木々は、自らが犠牲となって、澄んだ空気を生み出していました。
ナウシカが、オームの大群に飛び込んでいく最後の場面は印象的でした。
そして、オームに持ち上げられ、治癒し、オームの触覚の絨毯の上で歩くナウシカの姿。
「姫ねえさまが、まっ青な異国の服を着ているの。まるで金色の草原を歩いているみたい」。
おばばが号泣しながら言います。
「その者、青き衣をまといて、金色の野に降りたつべし。
失われた大地との絆を結び、 ついに人々を清浄の地にみちびかん。」
大地が傷つき、人々が混乱に陥った時、青き衣をまとった救世主が金色の野に現れ
とぎれてしまった大地との絆をまた結ぶ、そして、
綺麗な大地に戻すために導いてくれるという言い伝えたが昔からありました。
その救世主が、ナウシカだということがわかった瞬間でした。
なでしこジャパンのユニフォームは青、そして、グランドは、花吹雪で染まった金色。
原発事故で汚染された大地が広がる日本、その日本に、なでしこジャパンが希望を注いでくれたのです。
上野投手らが大活躍したソフトボールの女子、そして今回のなでしこジャパン、
女性の時代を象徴するような活躍。
私は、なでしこジャパン優勝の瞬間から、日本は新しい時に入ったと思っています。
更に言えば、23日からまた変わったのかな、と感じています。
いいことだけではないでしょう。
これから様々なことが起こってくるでしょう。
それはサバイバルとも言えるような世界かも知れません。
でも、私は、その過程を、自分の目でしっかり見、そして自分で体験して行きたいと思うのです。
この類いまれな貴重な体験をするために、今、私たちは生きているのだと思います。
私の周りで、前日、唐突にナウシカの話題が出て、そこへ、この話題であまりのリンクにびっくりなんです。
なんか予兆めいたものがあったのかもしれません。
それよりも!!!
知っとうや2での、遭遇の方がもっと驚きました!
夏休み、お時間あったら、是非いらしてくださいね。
春とは全然風景が違いますよ。
昼は暑いけれど、朝晩はかなり冷えます。
もう優勝当日から、話題になっていたのですね。
ノルウェーのテロ、日本のデジタル放送への切り替え含めて色々起きていますね。
私も驚きました。(笑)
ありがとうございます。
マドリッドに比べると随分涼しいでしょうね。