"ちょっと外から見た日本"

今、スペインに住んでいます。
大好きな日本のこと、
外からの視点で触れて見たいと思います。

“自らの言行を省みよ”

2011-10-21 04:02:22 | 日記

致知出版社、「偉人たちの一日一言」よりです。

(転載開始)

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    「偉人たちの一日一言」
 
     〜致知出版社が贈る人生を養う言葉〜
               発行 (株)致知出版社

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 今日の言葉  2011年10月19日(水)
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【自らの言行を省みよ】

寒暑の節候、稍(やや)暦本(れきほん)と
差錯(ささく)すれば、
人其(そ)の不順を訴(うった)う。

我れの言行、毎(つね)に差錯有れども、
自(みずか)ら咎(とが)むるを知らず。

何ぞ其れ思わざるの甚(はなは)だしき。
   (耋七四)

<訳>
寒さ暑さの季節時候が少しでも暦(こよみ)とずれると、
人は天候の不順を訴えて文句を言う。

しかし、自分の言葉と行動になると、
いつも食い違いがあるけれども、
自ら反省して咎めるということを知らない。
なんと甚だしく考えのないことではないか。

  『佐藤一斎一日一言』より

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(転載以上)




江戸時代の儒学者佐藤一斎さんの言葉です。

有名な『言志四録』という40年の歳月をかけて書かれた随想録は、西郷隆盛の終生の愛読書だったそうです。

上記【自らの言行を省みよ】を読んで、思わず笑ってしまいましたが、

思い当たる点多く、身につまされて、すぐに静かになってしまいました。