致知出版社、「偉人たちの一日一言」よりです。
(転載開始)
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「偉人たちの一日一言」
〜致知出版社が贈る人生を養う言葉〜
発行 (株)致知出版社
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今日の言葉 2011年10月19日(水)
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【自らの言行を省みよ】
寒暑の節候、稍(やや)暦本(れきほん)と
差錯(ささく)すれば、
人其(そ)の不順を訴(うった)う。
我れの言行、毎(つね)に差錯有れども、
自(みずか)ら咎(とが)むるを知らず。
何ぞ其れ思わざるの甚(はなは)だしき。
(耋七四)
<訳>
寒さ暑さの季節時候が少しでも暦(こよみ)とずれると、
人は天候の不順を訴えて文句を言う。
しかし、自分の言葉と行動になると、
いつも食い違いがあるけれども、
自ら反省して咎めるということを知らない。
なんと甚だしく考えのないことではないか。
『佐藤一斎一日一言』より
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(転載以上)
江戸時代の儒学者佐藤一斎さんの言葉です。
有名な『言志四録』という40年の歳月をかけて書かれた随想録は、西郷隆盛の終生の愛読書だったそうです。
上記【自らの言行を省みよ】を読んで、思わず笑ってしまいましたが、
思い当たる点多く、身につまされて、すぐに静かになってしまいました。