魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【ゴーン氏は誰に如何なる悪事を成したのか?】

2019-02-20 17:36:43 | 司直

 刑罰や不法行為は、自身に為した行為には適用され無い。だから、シートベルトをし無いことでの罰則は道理を外すことと成る。法制度としては、憲法に書かれ、或いは憲法の各条項の規定の精神に反する法律の罰則規定は適用しては成ら無い。更に、社会通念や慣習として認められた範囲の行いの範囲の行為は、刑罰を与えてはならにず、不法行為としても認めてはなら無い。
 次から次へとリークされて「司直が罪とする行為」について、ゴーン氏は一貫して「損失を掛けて無い」という言い続けて居る。
 「悪事」とは、「他人に何某かの損害を齎す「迷惑」を掛ける行為をすることである」と我は定義する。ならば、司直?等がリークするゴーン氏の行為は、果たして罰則の適用や不法行為の対象と成るのであろうか?

カルロス・ゴーン氏の勾留生活 体重は10キロ減、たっ …

https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/nation/bunshun...

カルロス・ゴーン氏の勾留生活 体重は10キロ減、たった一人で65歳の誕生日 カルロス・ゴーン氏の勾留生活 体重は10キロ減、たった一人で65歳の誕生日 2019/02/20 07:00 日経の取材に「これは策略と反逆の結果だ」 ©文藝春秋 1 .

 「16年にベルサイユ宮殿で開いたキャロル夫人との結婚式では、宮殿の使用料約620万円を仏ルノーの資産から不正に支出していたと指摘されました。同宮殿で14年3月に行われた日産・ルノー提携15周年パーティは、約7500万円に及ぶ費用を両社の統括会社が負担していましたが、実際はゴーン氏の60歳の誕生日会。レバノンの有力者数十人や再婚前のキャロルさんなどが招かれ、星付きシェフによる豪華な料理が振る舞われていた。ともにルノーの社内調査で明らかになりました」

 「ゴーン氏はいずれも『適切な手続きを経ており、問題ない』というスタンスを取っています。しかし、自身を裏切るようなルノーの動きには苛立ちを見せている。声を荒げることもありました。これまではゴーン氏の意を受けて水面下で動いていたルノーのボロレCEOも、日産の西川廣人社長と急接近しています」

 特捜部は日産の子会社「中東日産」からオマーンの販売代理店に支出させた約39億円を、私的流用した疑惑などを追い続けている。
  「16年にベルサイユ宮殿で開いたキャロル夫人との結婚式では、宮殿の使用料約620万円を仏ルノーの資産から不正に支出していたと指摘されました。」が何故今頃ルノーが言い出したか?当時ルノーは此れだけの金の流用を知って居たからこそ、今頃言い出したことに成る。更に、「同宮殿で14年3月に行われた日産・ルノー提携15周年パーティは、約7500万円に及ぶ費用を両社の統括会社が負担していましたが、実際はゴーン氏の60歳の誕生日会。レバノンの有力者数十人や再婚前のキャロルさんなどが招かれ、星付きシェフによる豪華な料理が振る舞われていた。ともにルノーの社内調査で明らかになりました」というが、「レバノンの有力者数十人」を招いたとなれば、此れも中東での販促を支援して貰う為の誕生日を名目とした営業活動の一環と成ろう。

 特捜部が「不正」と追い駆けるている知る限りのことは、果たして、「誰に如何なる迷惑を掛けて損失を与えた」ことに成るのか?

 然し、日産の子会社「中東日産」は、元々中東での販促を目指して設立させたもの。オマーンの販売代理店に支出させた約39億円も販促を促す協力金として支払ったものとすれば、私的流用では無いということに成る。


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