魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

◆◆【我「老子」の私見を綴る】◆◆易性第八

2012-04-11 23:57:29 | 学問
                                                               易性第八
上善若水。水善利萬物而不爭、處衆人之所惡。故幾於道。居善地、心善淵、與善仁、言善信、正善治、事善能、動善時。夫唯不爭、故無尤。
上善水の如し。水善けば万物を利し争わず、衆人悪所此れを処す。故に「道」に幾し。居すは地善し、心は淵が善し、與は仁が善し、正は治が善し、事は能が善し、動は時が善し。其れ唯争わず、故に尤無し。
 善い生き方は水のようなものである。水善ければ万物を利し争いも無く、多くの人が忌むところを取り除く。よって、「道」に近く意義を持つ。住むには地上が善く、心は深淵に持つことが善く、人間同士の関係は仁を以ってするが善く、改めるのは善く治めることであり、重大事は適切に為されなければならず、動くには時に合わせて為さなければならい。このように自然の哲理にに従えば、須らく恙無くこと為せるものなのだ。続く。

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