【外国人受け容れ派の猪瀬直樹は矢張り碌な奴では無かった。】

　此の日本で「多様性」や「共生」を押し付けようとしているのは総て異民族とと純粋日本人でも無知か余程の能天気な馬鹿だけである。

　「多様性」や「共生」は、日本民族に煩わしい余計な負担ばかりか、民族の存亡に関わる災いしか齎さ無い。抑々、国家は長い歴史に裏打ちされた同一の価値観と生活慣習を持って居る人同士が構成すべきものである。

　米国が極端な訴訟国家で在るのは、彼の国の生い立ちに因るものである。先住民族を迫害し、米国全土を彼等から奪った侵略者達が造った国で、其の後、黒人をアフリカから連れて来て奴隷にして来て、ものの考え方も違う多種多様な多くの民族を移民させて来たことで確かに活力を持ち、世界に冠たる大国迄に熨し上がり、一見、国民が自由と平等を謳歌する国民への縛りの無い国家の様相を示すが、多種多様な民族を纏めて国民に国家への忠誠を誓わすことは容易なことで無く、折々に強い国家主義を国民や外国に押し付けことも少なく無い。

　米国国内での国民同士の拗れた関係は、日本民族同士の様に「阿吽の呼吸」で拗れを癒せるものでは無い。各々の民族の異なった倫理観や道徳観や宗教観等を持った人間同士の拗れた関係を解決出来る手段は、お互いの感性に響く折り合うところを見付ける妥協を一切認め無い冷徹に勝敗をハッキリ付ける金銭での満足を求める法的訴訟に頼って解決するしか無い。

　国家の構成員に「多様性」や「共生」を求めることは、日本の様な単一民族性の強い先住民族には余計な負担と多種多様な民族間の一民族に成り下がりかね無いことで、自分達の意に沿わ無いことも受け入れざるを得無い社会に成ることを認める愚を犯すことに成る。

　日本の少子高齢化を盾にして「外国人を受け入れるべき」とする輩は、日本の何を誰を護ろうとしてそんなことを言えるのか？如何考えても、こんな奴等は異民族の成済ましかしか居無いだろう。

　国家は国民の生命財産や精神的尊厳を護る為にあるものであり、其の護るべき国民は飽く迄現況の国民で、彼等を護る為に新たに国民と成る者達も含まれ無いのは当然のことである。