【社会の仕組みの再構築 ①】

 我々は、自由資本主義経済や代表民主制を今日必然の仕組みとして疑いを持つ者は寡少であろうが、実は此れ等両者は此れ等の仕組みを最善として利用する者達にとって都合が良いものであるかもしれない。

 自由主義経済は、実業を離れて一面先行きの経済ばかり憶測する「金で金を稼ぐ」金融経済が幅を利かせている。金融で稼ごうとすることは一種博打性がある。一方、代表民主制は代表者が谷町に担がれ彼等に動かされ、。彼等の為に、或は彼等と協同して利を稼ぎ、社会を動かす。

 元々、自由資本主義経済自体、人の欲望を大きく要因として動く経済の仕組みであり、代表民主制も担ぎ手と御神輿が一致協力して恣に社会を動かす仕組みに成りがちであり、実際、自由資本主義経済を採る国々の代表者達は、こんなのばかりが目立つのである。

 国民の意見を諮って成案される法律も、実際には政党や政権派閥や或は、代表者達と其の ゛御同輩 ゛ にコッソリ都合良い味付けを目論んで成されるものが少なくない。代表民主制は、必然代表者に権力を持たした自分達が選んだ筈の代表にしゃぶられる等は現実茶判事となる。☜ニュースでは日常

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