魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【「共同体」と「価値観」】

2019-12-28 19:00:12 | 先ずは安定社会が一番

 利益・目的を同一する人々が結合して一体となったものを「共同体」という。

 善・悪、好ましいこと・好ましくない(☞価値)を判断するときの根底となるものの見方を「価値観」という。

 自明のことなので詳しい説明は省くが、共同社会の人々が共同社会を維持永続させて行く為に人々の「価値観の同一性が必至となる。此の時、「今日、「『価値観の多様性』は益々広まる」というのを正しく言うと「嗜好性の多様性」とすべきであり、共同体社会の同一性を壊すような「価値観の多様性」は在ってはならないのである。「嗜好性」とは、価値判断とは離れ、対象の価値の判断とは違い其れに対する好き嫌いの「感情」などの「思い」をいう。

 シンガポールや多民族国家等国家の成り立ちが格別な国々は別として、価値観の同一性が認められて来た国を態々多民族国家にして混乱を招くのは、誰が如何考えても愚の骨頂処では済まない。

 日本の場合は労働力不足で人手を外国から入れ、更に、人口減少を食い止める為に「多様性」や「共生」を美辞麗句に変えて誤魔化す為体だから様々批判されるのであり、余りに御粗末極まりない。国連や欧州、米国等と違い日本は武力で多民族の地を植民地化にした歴史が無いのであるから、国連や欧米諸国に負い目を感じ、旧植民地の人達への我が国への入植の義務?は無いのだ。






 


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