1 国家の排外性と規模の適正
グローバル化は世界政府を造る切っ掛けか? 凶悪な感染力を持ちその感染力が次第により強力に拡大して来たら、ワクチンの開発などを進められる分子生物学的医療に依る感染症対策が進んで来た現在でも、下手をすると人類存続の危機と成るかもしれ無い。長い人類の歴史では、絶海の孤島に住んでた部族が、こうした災難で全滅していたかもしれない。人類は幸い滅ばされるほど強力な感染症に遭遇し . . . 本文を読む
①「グローバル化は国家否定の際物」 国家の概念はドイツの国法学者ゲオルク・イェリネックによる定式化以前から在った。領域,国民, そして主権が国家の三要素とされる。一定の境界線を持つ領域に,一定の排他的権利を持たした人々を,主権者とされた国民を従属させるという矛盾を抱えた政治権力によって統治するものとして近代 国家は意識されて来た。 19世紀以降,近代国家は国民主権をお題 . . . 本文を読む