発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

年越し改造(1)

2022年12月29日 | 猫屋線(改造)

年内最後、と言うより多分新年最初の改造にもなる年越し改造を初めて実行。

改造ネタは多いのだが、その中からネタに選んだのはこれ。

キハ185の屋根板を全金車と交換し、電車化するもの。

キハ185は、大きな前照灯を備えたその車体形状から、早くから電車化を考えていた。

電車化する場合の最大の問題は、パンタグラフの設置。

穴をあける以前に「パンタ台」をどうするか、という問題がある。

猫屋線のキハの特徴として、車体から屋根が分離できないという車体形状がある。

貨車や客車が結構分離できるのに対し、キハは側板と屋根が一体構造になっているものばかり。

対して電車の方は、屋根板分離タイプばかりで、電車の屋根板のパンタ大部分だけを切り抜きくことは、さほど問題がないように思える。

しかもこの全金車は、屋根板部分だけ分離するので、パンタ台部分だけに切り抜きにはもってこい(のはず)。しかもこのことに気が付いたのが、買うちょっと前。

屋根の曲線部分も、違いはなさそう。電車の屋根中央部に走る「あゆみ板」がちょっと問題だが、そんなことは気にしない。

が、キハの赤屋根カットは一筋縄ではいかなかった。

とにかくまっすぐにカットできる工具がない。

赤屋根のカット部分が大きくかけているのは、プラノコがまっすぐ進まず、斜めに入ったことにより穴ができてしまった、、、、。

しかもキハの車体内側にも、想定外の造形が。

なんと車体内側の、ちょうど屋根の切込みラインを入れるべきあたりに、窓ガラス押えの突起ラインがあったことで、二重壁になっているようなもの。

この存在に気が付かずに切込みラインを入れたものだから、ただでさえまっすぐ切れないカットソーが、くちゃくちゃラインを描く、、、。

とりあえずは完成。ただ顔を付けると断面がずれている。屋根のRから、断面は一致しなくてはいけないのだが、先にカットパーツを固定(接着)してから顔を付けたので、断面を合わせることができなかったことが要因か。

しかし顔を付けるのも一苦労。

オリジナルの時は「パチン」とつけられたのが、

顔パーツの上部にある4つの突起(屋根パーツの下に入る)が、新しくした屋根パーツには入らない。中央2個を切り落として、屋根パーツと断面を合わせたうえ接着剤止めした方がすっきりするか。

顔パーツを接着剤止めする以上、運転台などを付けなくてはならないので、それは後日に。

もう一つ考えねばならないのが、「床下機器」。

種車がキハである以上、床下機器の流用は出来ず、屋根板を供出した全金車は路面電車タイプで異常にホイルーベースが短い故、こちらの床下機器も流用できず。

ならばどうするか?

何のことはない、鉄コレが腐るほどあるではないか。

動力ユニットのTM07Rは、17m級電車用。

ということで、この大井川鉄道の電車より床下機器を流用することに。

抵抗器は何とかナロー用としては使えそうだが、その他の機器はおしなべて小さい。ま、150分の1だから仕方がない。ただこのパーツがあるだけで、ちょっとはましに見えるか(気分ですな)。

見上げる感じに撮影すると、屋根の違和感には気が付かない。

あと2日でキハ184をデハ184にすることできるかな?

 

 



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