真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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「流浪の月」に行ってきました

2022-05-21 | 小説

今日は池袋で映画鑑賞しました

いたちねこさん『オオカミを飼っています』

特典は

アマゾン特典リーフレット
 アマゾン限定配布ノーフレット
 描き下ろしSSを収録

映画館で見るのは
コロナが流行りはじめた一昨年に
「世界一初恋」に行って以来です。

今日はデザフェスに行こうかと思っていたのですが
SCCみたくなにかを求めてさまようのも
ちょっと疲れすぎていて映画にしました。

先週から始まった凪良先生の『流浪の月』です。

すごかった

人間の心の複雑さ
疵を抱える人の描き方がスゴイ。

弱い立場にいる人への世間の目の厳しさ
他人と違う事を認めざるを得ない人の諦念、

傷つけられた人にとって
それを見せる事は更なる傷になり
何でもないように装わなければ生きられない

過去をなかった事にはできないけれど
それを乗り越えることもたやすくなくて。

人は自分を基準に他人を判断します。
見たいものしか見ずそれで善悪をジャッジするのです。

弱さを弱さと認める強さ
他人の違い、痛みを否定せず
他人と違う事もそれが貴方だと認める強さ。

太陽の光、月の薄光、鏡を使った煌めき、
それらが更紗の中にある希望のように見えました。

そして最後にしめされた
文の自分の中にある違いをさらけ出す強さに
更紗と一緒に泣いてしまいました。

主役2人もすごかったですが
更紗の子役の子がとても自然体で
スゴイ役者さんだと思いました。

すごい、しか感想がないですが
これからパンプレットを読んでまた考えます
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コメント
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