隠しきれない恋心『世界一初恋 ～小野寺律の場合7～』

本日はコミックスです

中村春菊さん『世界一初恋 ～小野寺律の場合7～』
　出版社・丸川書店エメラルド編集部所属の受様は「初恋の人」で「元恋人」
　でもある攻様が編集長を務める編集部の新米漫画編集者。本心では好き
　でも素直になれない受様だったが、元婚約者に攻様が好きなのかと聞かれ?!

本シリーズは大手出版社少女漫画編集部の
編集部長と編集者の再会ラブモノですが
水前寺さんの歌のごとくな進展がもうお約束って事で…

前巻で攻様に告白寸前まで行った受様ですが
のど元過ぎればなんとやら。

攻様の事が好きだと自覚しても
なかなか素直にはなれません

対する攻様は
受様に対する言動に遠慮が無くなってきて
受様は仕事場でも
オチオチ攻様とふたりきりになれません。

業を煮やした攻様に仕事と言われれば
受様も社会人として逆らえず・・・

しかし、攻様との会話は
仕事だけには留まらず受様に逃げを許しません。

そんな時、受様の元婚約者から
母親が倒れたと連絡が入り

『世界一初恋』コミックス最新刊では
受様が元婚約者の目から見てもバレバレな位
攻様を好きになっていて

攻様にも意地を張り通す必要がが無いくらい
気持ちは筒抜けなのに
残カウントはいまだ141日

残カウントは受様が「好きだ」と告白しても
0にはならない様な気がしくもないですが

元婚約者と受様の会話に対する
攻様の決意表明とか
ソレを受けての元婚約者の励ましとか
すっごく良かったです

まあ、攻様が強気になればなるほど
意地っ張りな受様が引くに引けない
って事かとは思いますが

何せあと141日、攻様には
押せ押せでいってもらわないとです

本作は小冊子付きの特装版が絶対お勧めです。
一本一本はSSだけど侮れない出来ですよ。
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