本日はビプリです火崎勇さん『コーヒーに映る恋』
学生の頃から大好きだった昔ながらの喫茶店を譲り受けた受様。
ところが斜め向かいに著名なバリスタが経営するカフェが開店し、
たちまち客足を奪われる事に。危機感を覚えた受様は・・・
火崎さんの初ビプリは
同業ライバル店のオーナー同士の恋を描いたラブコメディ
受様は学生の頃から通っていた喫茶店が
マスターの病気を期に閉店すると聞き
継がせて欲しいと頼みます。
幸いにも常連客の賛同と協力を得た受様は
店の内装も名前もそのままに
大好きだった喫茶店のマスターとなります
ソレから3年。
細々ながらも今後に自信を持ち始めた矢先に
受様の店の斜め向かいに、
今時のおしゃれなカフェが開店します
チェーン店ではないものの
著名なバリスタが経営するカフェに
危機感をもった受様は敵情視察に乗り込みますが、
店内は明るい雰囲気で
ラテアートなんて今ドキメニューで
オーナー始め店員達がイケメン揃いで
受様にとっては痛いばかりな結果になります。
ところが翌日、
件のカフェのオーナーが1人の男を伴って
受様の喫茶店にやってきます
もしかして敵情視察
焦る受様でしたが
彼は受様の腕と店を褒めてくれ
喫煙を理由に店に通うようになるのです。
このカフェオーナーが今回の攻様になります
話してみると攻様はとても良い人でしたが
商売とソレは別問題。
受様は簡単なスィーツを出したり
カリスマモデルの友人の好意からのサクラ来店で
来店客の定着化を図りますが
その友人との仲を誤解した攻様に
口止め料だとキスされてしまいます
はてさてこんな2人の未来とは
受様はお気に入りの喫茶店を引継ぐ為に
オーナーとなりますが
攻様はラテアートの学校で講師勤め
自身の理想とする店を作る地として
受様の店の斜め向かいを選びます。
それぞれが客層の違いから
お互いに抵触しないと思っていたのですが
攻様の店が開店してみると
それぞれが思わぬ事態に陥ります。
攻様の誤解ポイントが
誤解の元となった受様の友人の設定に
とても上手く隠されていて
攻様の誤解が判明して
ハッピーエンドを迎えるまで
秘密と誤解の絡み具合が絶妙で
受様と一緒になって良い意味で
グルグルできて楽しく読めたお話でした本日のランキング・11801位/1742492ブログ