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真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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正しいワンコの飼い方『飼い犬には鎖を』

2011-11-04 | 読了本review

久しぶりはレピューは火崎さんのショコラで

火崎勇さん『飼い犬には鎖を』
 新進気鋭の画家・受様に幼い頃から子犬のように懐いてる年下の幼なじみの攻様は
 大きな図体の大学生となった今でもまとわりついては甘えてくる。そんな攻様に不満
 を漏らしていた受様だが、友人達と一緒にいた攻様は自分の知らない『男』の顔で…

受様の気近所に住む6つ下の幼馴染で大学生と
自宅離れをアトリエに活動する新進気鋭の画家の幼馴染カプになります

受様は金銭的に困らない生活が出来た事から
高校生の頃から絵を描き続け、ソレを職としています。

生来人と接する事が苦手な受様は離れでのプチ引籠り状態で
そんな離れに足しげく通っているのは6つ下の幼馴染でした。
この幼馴染こそ今回の攻様です

攻様は受様と縁戚関係で両親が共働きな為に
小学生の頃から受様宅に預けられていて
攻様はなぜか受様の後を尻尾をフリフリ纏いつく
柴の仔犬の様な存在でした

いつの間にか背も追い越され大学生になっても
食事だ、掃除だ、洗濯だと
攻様の離れを足しげく訪れていた攻様でしたが

突然、顔を見せなくなってしまい
受様はなんだか落ち着きません。

不本意ながらも自分からメールをすると
攻様は前と変わらず喜んでやってきたのですが
受様は攻様の彼の交友関係が気になり始めます。

そこで攻様が友人達と約束していた日に
さり気なく彼らの様子を見に行くのですが

その場で見た攻様は懐っこく子供っぽい幼馴染ではなく
飄々とした余裕のある男だったのです

攻様の見えなかった一面を知った受様は
自分が思う以上に攻様に依存していた事、
自分が彼に恋をしている事を自覚します。

しかし年長者としての意地とプライドから
やってきた攻様にもうココには来るなと告げるのですが

言われた攻様は
自分を追いだして誰を呼ぶんだと逆切れして

受様だけにが大好きで従順だった年下ワンコと
無自覚ながらもワンコを好きだった飼い主のお話です

火崎作品の年下ワンコっていうと
一途だけど寡黙なタイプが多いのですが
今回のワンコは正に王道な「年下ワンコ」。

二人は徹底して「ワンコ&飼い主」でして

一生懸命飼い主に纏いつくとか
ウルウルお目目でおねだりするとか
駄目だしされてしょんぼりするとか
OKされてすぐ押し倒しちゃうとか

年下ワンコ好きには堪らない
お約束な萌えツぼシーンが満載で
まとまるまでとっても楽しく読めました

余談ですが・・・
攻様の首輪事件の決着は同人誌にて。
貰えたのは首輪じゃないですけどね

コメント
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