学芸員が(基本的に)科研費申請できない問題について。
— Aoki Kanae (@enakakioa) 2019年4月13日
先のアンケートの背景には「学芸員資格は学部卒で得られるから研究者として認められない」という大学教員の強い反発がある。この問題に取り組む日本学術会議の先生方は、学芸員は実質、研究者なのだから認めようと動いてくださっている。
技官が博士もちだとは知らなかったよ、という台詞ももれようというもの。
科研費申請の可否は学芸員資格の問題ではなく、所属先が研究機関として登録されているか否かの問題では? https://t.co/XKTFgJKx1B
— ITO Toshikazu (@toshiitoh) 2019年4月13日
こっちのほうが本質的であり、次に、その組織が学部卒技官を研究者扱いするかどうかが次の問題かと。
「そもそも学芸員資格廃止ダー」という議論はひとまず措くとして、国立館の学芸員(研究員)は最初から受給資格があるので、学芸員資格の妥当性を問題にするのは的を射ない。大学教員だって、別に大卒でも高卒でもなれる。ならば問題は各自に研究ができる環境と能力があるかどうかであるはずだ。
— Aoki Kanae (@enakakioa) 2019年4月13日
とまあ、所属組織による”差別”はあるのである。私も知ってる。直接言われた。
そういう意味では研究員である国立館のみなさんは、絶対的な環境が整っているわけで、公立館、小規模館とは全く違う。確かに研究職だ。
— Aoki Kanae (@enakakioa) 2019年4月13日
となると、研究職だから環境が整っているのか、環境が整っているから研究ができるのか。タマゴとニワトリ。
しかし公立館の環境はきっとずっと及ばない。
とまあ、この手の悔しい思いは理解するのだが
ありがとうございます。
— 萌旅調査官@グリーンエイジの交差点2020準備中 (@micky1359) 2019年4月13日
僕も大学職員時代に奨励研究に応募したことがありますが(残念ながら落ちましたが……)、申請書を書くよりも、学内で出すことに承認を貰う方が100倍くらい大変でした。
でも、「前例」を作ることも、この世界では大事ですからね……
以前、教職協働の仕事をしていたのですが、身分的な感覚が抜けない人も多く、いろいろと苦労した思い出が……
— 萌旅調査官@グリーンエイジの交差点2020準備中 (@micky1359) 2019年4月14日
科研費の件は、「研究者として認めて貰う」ということより、「本務として自発的な発想による研究的なモノを含んでいる」ということを組織に認めて貰うことが重要かと存じます……
こっちの会話でもう問題は解決したというかなんというか。
以前、教職協働の仕事をしていたのですが、身分的な感覚が抜けない人も多く、いろいろと苦労した思い出が……
— 萌旅調査官@グリーンエイジの交差点2020準備中 (@micky1359) 2019年4月14日
科研費の件は、「研究者として認めて貰う」ということより、「本務として自発的な発想による研究的なモノを含んでいる」ということを組織に認めて貰うことが重要かと存じます……
安心せえ。そこらの人間は何につけマウンティングしてくる。されない人なんてそうそうない、と思うぞ。博士持ちだろうが、「あwww文系博士さんwwwですかwww作文お上手なんでしょうねwwwオレの代りにドイツ語論文読んでくれますかwww」みたいなやつはいる。拒否したらそれ以降、嫌われたが。
まあ、研究能力の低いことを丸出しにしてるともいえる。
専門論文の言語なんぞ、専門以外の人間にろくろくわかるか馬鹿たれが、とかいう意味で。
特定の大学を見下す人、特定の部局を見下す人、特定の学問分野を見下す人、さらには特定の地域や国民を見下す人。全部、自らの根拠のないアイデンティティを守る為に、他人を傷つけている事で同根である。お前のアイデンティティはお前があげた実績で守らんかい。 https://t.co/QcOEtxKeHI
— Kan Kimura (@kankimura) 2019年4月14日
まあ、そういうことなんだが。
しかしまあ、世間には「私は○○先生に習った」とか「自分は○○大の博士だ」と月に1度か二月に1度か、繰り返す人がいてですな。ほぼ逢うたびに、ともいう。
…それを褒めちぎることをしなかったためか、私は嫌われ、政治的に排除されたのであった。
まあその、そういうマウンティングをするなら、基本、東大京大の一文字学部に敵うものはないのであり、それで自分の負けを認められない人が様々条件を立てるわけであり、となると、その条件がより説得的であるように自分でアジャストする責任が誰かに生じる。そりゃ自分に生じるだろうよ。
てなもんで、私は誰の弟子だと名乗ったことはないな。お教え頂いたスキルを元手に自分で生きていくのだ。だいたい、尊敬する先生の名をいちいち言うだなど、失礼だ―先生の名に失礼だ。「ああ…あの○○先生が、先生の名前を誇るよーなボンクラを育てたのか、あの○○先生も大したことないんだな、実は」とか、誤解されたらどうする。
つーか、だいたい、うちの系統は、先生からして政治的にやたら弱体なんだ。そもそも名前が権威として通るのは学術能力だけのことと言えるのであり、つーことはその明らかに学術的に最高峰水準の先生の「お弟子様」が学術的にボンクラすぎたら、もう…生きる見込みがないのだよ。
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