空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「国民の代表」

2019-03-18 12:51:44 | ノート
朝日新聞 選挙に通れば「国民の代表」か 政治家が自任するなら 2019年3月17日08時11分 日曜に想う 編集委員・大野博人

「国民の代表」とは選挙で選ばれた国会議員だ――。
 首相官邸が東京新聞記者の質問を制限した問題をめぐり、官邸側がそんな見解を示した。記者が会見に出ているのは民間企業である新聞社内の人事の結果だとも。国民の代表たりえないという主張のようだ


この見解について重ねて問われた菅義偉官房長官の言葉には迷いがない。
 「見解って、事実は事実じゃないでしょうか」


 そりゃそうだろう。単に事実として。単に制度の問題として。



 ということである。
 自らをそうした自発的な戒律でもって縛って律する人々であればこそ、一般人はそのような立派な姿と仕事を尊敬するというものであり―



 仕事の質については、例えば




 こうして



 などといわれることになる。



 ところが文系の勉強の程度もあやしい、というふうに評価されつつあるわけである。大坂なおみに”君は自分をナニ人だと規定するか?”との旨、延々聞くというのは―それは差別的民族主義者がエスニッククレンジング待ったなし状況でやるような質問であり、そんなもんやらかしてるのは本気で人権教育的にも政治的にもマズイだろう。

 …いやまあ、他人のプライベートを暴露して晒してそれで覗き趣味を満足させるようなアレメディアであればまあいいんですが。しかし立派な国民の代表者様がやらかすのはまずかろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 状況はあまりにも似通ってい... | トップ | 「底なしの底抜け感」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ノート」カテゴリの最新記事