空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Hizbul Islamから政府側への大量投降

2009-08-15 21:16:18 | ソマリア関連
Garowe Online 55 Hizbul Islam fighters 'join Somalia govt' Aug 14, 2009 - 2:25:59 PM

 ベレトウェイン,8月14日発。中部の都市,ベレトウェインで式典があり,もと反政府側(Hizbul Islam)戦闘員55名のソマリア政府側への合流が宣言される。彼らは政府軍に合流,ヒラン県内で行動することを希望するとのこと。

 かれら55名の指導者はAhmed "Dheere" Omarといい,この国に秩序を回復する手助けをせんと抱負を述べる。ヒランの政府側軍指導者Gen. Muktar Hussein Afrahは彼らを歓迎し,更なる投降・合流者が出るよう促す。

 55名の鞍替えとは大事です。しかも,Hizbul Islamとなれば,その戦闘員はソマリ人のはず。…まあ,場合によってはもとの戦友とまた協力する運びになった―勢いのはずで,統合にもさほどの苦労はありますまい。

 ちょっと驚いた。
 ちなみに今日は珍しくTVを見まして,『世界一うけたい授業』ですっけか,ちょっとだけソマリアの映像が出てましたね。国連難民局の方のソマリア概説は非常に教科書的で,あーなるほどこの辺りは台本通りにせざるをえないんだろうなーと思えたことでした。

 …世間一般の知識を,ちょっとずつでも改善する,ということにこの機会を利用する許可はでなかったものかとも思えたことでした。

 あと,ソマリ人初の日本の大学の博士様(あのニュースは感動をもってみましたが)が現在就職活動中とゆーのにはちょっとふいた。まあねー…。博士は余ってるからねー…。卒業(学位取得)後すぐ就職できるなんて,まず夢物語と思うべきだわー…。

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