空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

GSOMIA破棄ー文大統領評と今後の日韓関係・日本の立ち位置の話

2019-08-23 22:51:14 | Weblog
 本件、なにを纏めの言葉とすべきか、という問いの立て方もあろう。とりあえず文大統領の人物評として



 これはなかなかのものではないか。もう少し誉めてるっぽい表現をとり、「果断に行動できる鳩山」「行動できる鳩山」とかいえると思うが、どうだろう。ああ、つまり、行動してはいけない方向に行動することはぎりぎり控えることができたらしい鳩山さんとちがって、行っては行けないほうに飛び出しちゃうという意味だけど。



その場で「ホワイトに戻します」と言わなければアウトという意味?」そりゃそうでしょう。求められたときに暗に求められたような仕方で適切に頭を下げなければアウトということでしょう。

 私のところに来ていた老害ははっきりとそうでしたよ? 1~2時間かけて私を罵倒し・自分の人格の見事さを自讃した上、”私を見習って人格を磨きなおしたまえ”というのにイエスといわなかったのが癇にさわったらしく、このコースを三日おきに5度ほど繰り返してくるという温厚さを示してきまして、そんな温厚な自分の人格を賞賛しないのがわるいと私を社会的に抹殺しようとしてきました。韓国政府の言い分も同様でしょう。



 そんな面子を護るため、という理屈をおおっぴらにいえてしまうくらいに実利等々は背景に下がってしまっている御様子。
 ともあれ、しばらくの間、相手さんがこういう状況であれば―「こっち」の身の振り方も違ってこざるを得ない。



 …だから私は日韓関係を良好に維持することに賛成なのだ。「前線」をはるか向うに持っていけるという、極めてありがたい効果があるから。




 わざわざ積極的に敵対的行動をとったあたりが「合意以前より大きく後退する事」という評価になるわけで、「合意以前に戻るだけ」とはならないわけなのだ。
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