弊社だけなのかもしれないんですが、既婚男性が体調不良で休むとき、電話してくるのは9割奥さんなんです。
— にゃ一こ (@Lhn_087) 2019年2月28日
奥さんから会社に電話がかかってきて
熱があるので休ませます。
体調不良で休ませます。
と言われるんですが、すごい違和感。
「休ませます」って何なん?会社は学校ちゃうで?
これは、そもそも、『ダメです、オレはもう自分で連絡もできないほど潰れてます』というアピールと読むのが常道だろう。ママンに連絡してもらえないと僕困っちゃう、という話と読みたくなったというのは、一般労働者の置かれている状況を理解できていないということであり、それは知的に想像力が足りてないか、この人の労働現場がたいへんホワイトであるか、という話かと思われる:
「弊社の既婚男性が体調不良で休むとき、電話してくるのは9割奥さんなんです。(=男は自立しろ)」てツイート見て
— changeup (@changeupball) 2019年3月1日
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「まーた嘘松かよw」と軽く見てたら、
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「本人に電話させると、その体力があるなら出社しろ!と言われてしまうので…」
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というリアル奥様の訴えが多数寄せられてたの闇深すぎた…
―となると、次の疑問は『いや、37度5分あったら、休めや。バカか? 38度5分で動けません、って、そうまで悪化するまえによ?』という”常識的”な―あるいはホワイトな―意見が出ようと言うものだが、しかし現実はそうはなっていない、らしい。
つまりまあ、『今朝、37度5分ありましたんで、無理して今日行くと、明後日は38度5分まで行って、結果、休日が長くなっちまいますから、今日明日休みます』と電話しようものなら、『バカかおまえは。今日お前が抜けた穴をどうしろっていうんだ。そして今日働いて、なおって、明日も働けるという可能性もあるだろうが。この場合、穴は空かないわけだ。とっとと来て仕事しろ』という上司の”ご指導”が来ることが予測される、という。
ところでこの上司も所詮は雇われの身であり、労働者の一員である。にもかかわらず、”悪逆な資本家”的な言葉を言う、と予測されている。
でまあ、書いてある規則的には、病気休暇などは設定されているはずであり、労働者の当然の権利であり、この上司も下僚も当然それを行使することが規則上、予定されているが、ところが実際の行動としては選択されない・されがたいようになっている―
正直、経営者やってわかったけど、労働者が過労自殺するの法律の問題もあるだろうけど、存在しない規範を強烈に内面化する人間の機能が要因としてデカいだろうな。労働者の権利について実践的に誰も教えないからでは。ぎっくり腰なら会社行かなくていいんですよ、経営者じゃないんだから。
— 借金玉 (@syakkin_dama) 2018年6月3日
業務形態が違うので一概に言えないけど、数人集まると、雇用者側が頼まなくても何故か内部規範を作り出すんですよね。
— 鑑定人イシバシ (@FAL_Ishibashi) 2018年6月3日
そして相互に監視を始めちゃう。
相互監視なんて意味ないからヤメロって言っても止めない。
何でですかね?
とまあ、経営者側からみるとこういうふうにも見えるという例。
経営者的目線を内面化し、その限りの観点から非経営者的な規範・判断を導き出して自己規制・他者規制を展開する。教科書的な思想史の知識だと、それはサド・マゾヒズム的心性と分類するだろう。そこからの解放はほんとに難。
今日上司に「帰っていいですか」って言ったら「いいよ」って言われた
— 笑ってくれよあの佐々岡だよ (@anosasaoka) 2019年3月1日
「明日休んでいいですか」って聞いたら「いいよ」って言われた
「何でいいんですか」って聞いたら上司が
「息子もあなたと同い歳で頑張れないって言ったのに頑張れって仕事に送り出したらそのまま帰ってこなかった」って言われて
「頑張れない時に頑張らなくていい、元気じゃなけりゃ仕事なんかしなくていい」
— 笑ってくれよあの佐々岡だよ (@anosasaoka) 2019年3月1日
って言われて、泣きながら帰ってる
「息子と同じ顔してた」って
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