ちょっとまった大動乱(超ローカル政界的に):
Somaliland Press Israel says ready to recognize Somaliland 11 February 2010
これが元らしい。以下のUNPO Somaliland: Israel says ready to recognize Somaliland Friday, 12 February 2010 > Mareeg Israel says ready to recognize Somaliland ;Shabelle Media Network Israel says ready to recognize Somaliland 2/12/2010 8:34:00 PM は引用。
なんかイスラエル外務省報道官が,イスラエルはソマリランドを正式に独立国として認知する意向があると語ったという。ハーレツに語ったというんだが,けどそのハーレツ英語版でSomalilandで検索かけても出てこないんだがっ!
さらには,まあその,新聞社に語っただけで,ソマリランド当局に通告しても連絡してもいないんだそうで,それにその,なんか誰も話題にしてないみたいで,Google UKでSomaliland Israelで検索かけてもろくろく情報は見当たらないし,とある専門板でも話題にならないっぽくて,じつはガセ情報確定でいまさら気づいた私だけうにうにしてるのかもだけど…
…ええええっ。
いや問題でてますよ微妙な問題が:
Somaliland Press SOMALILAND: Darod clan spokesman backs Somalia’s Islamist insurgents and condemns Israel, EU, Ethiopia and United States
上掲ニュースに応じて,Darod氏族(のDhurbahante支族)のSheikh Ahmed Abdullahiなる人物がモガディシュで,イスラエル・EU・エチオピア・米国がソマリアを分割しようとしているんだとかぶちあげて,アルシャバブとHizbul Islamとにソマリランド(と西欧の関心)を攻撃せよだの言ってて。
…いやまあ,Dhurbahante氏族はプントランド・ソマリランド係争地(スール・サナーグ)近辺にも居たりして,微妙な位置づけで(当blogをこの名で検索かけると過去記事が出てくる)…困った物なのですが。
ちょっと箇条書きで事態を整理してみる:
○イスラエルがソマリランドを外交的に認知する可能性が示唆される(ニュースが流れる)※すげぇローカルニュースで未確認情報すれすれ
○上記ニュースをうけて一部Darod支族員が(反イスラエルの立場から,敵を同じくする意味で)アルシャバブ・Hizbul Islamに連合してソマリランドと戦えと促し,Dhurbahanteはこれに共感するであろうとコメントした
○ところでDhurbahanteはプントランド支持であったはずです
○プントランドは暫定政府支持です
○ということで,Dhurbahante(の一部)のアルシャバブ支持とは,α反イスラエルの立場(さらにはスール・サナーグのソマリランドよりの奪還)を意図した限定的なものである,または,βこの発言をした人物(とその追従者)に限られる限定的なものである,可能性があるかと思われる
○Darod氏族の地理的・国家的統合が失われるという点で危機感を抱いてもいるようです
○ところで少なくともHizbul Islamは基本Hawiyeの運動じゃなかったか。アルシャバブも同様ですが
○で,少なくとも最南部のアルシャバブは,Daordが多くを占めるであろうオガデン解放戦線をエチオピアの手先呼ばわりして戦闘状態にあるとか主張してるわけですが
整理できてない(泣)
…おまえら『反イスラエル』はいいが脊椎反射でモノ喋る癖,どーにかしろ(割と本気で)。
Somaliland Press Israel says ready to recognize Somaliland 11 February 2010
これが元らしい。以下のUNPO Somaliland: Israel says ready to recognize Somaliland Friday, 12 February 2010 > Mareeg Israel says ready to recognize Somaliland ;Shabelle Media Network Israel says ready to recognize Somaliland 2/12/2010 8:34:00 PM は引用。
なんかイスラエル外務省報道官が,イスラエルはソマリランドを正式に独立国として認知する意向があると語ったという。ハーレツに語ったというんだが,けどそのハーレツ英語版でSomalilandで検索かけても出てこないんだがっ!
さらには,まあその,新聞社に語っただけで,ソマリランド当局に通告しても連絡してもいないんだそうで,それにその,なんか誰も話題にしてないみたいで,Google UKでSomaliland Israelで検索かけてもろくろく情報は見当たらないし,とある専門板でも話題にならないっぽくて,じつはガセ情報確定でいまさら気づいた私だけうにうにしてるのかもだけど…
…ええええっ。
いや問題でてますよ微妙な問題が:
Somaliland Press SOMALILAND: Darod clan spokesman backs Somalia’s Islamist insurgents and condemns Israel, EU, Ethiopia and United States
上掲ニュースに応じて,Darod氏族(のDhurbahante支族)のSheikh Ahmed Abdullahiなる人物がモガディシュで,イスラエル・EU・エチオピア・米国がソマリアを分割しようとしているんだとかぶちあげて,アルシャバブとHizbul Islamとにソマリランド(と西欧の関心)を攻撃せよだの言ってて。
…いやまあ,Dhurbahante氏族はプントランド・ソマリランド係争地(スール・サナーグ)近辺にも居たりして,微妙な位置づけで(当blogをこの名で検索かけると過去記事が出てくる)…困った物なのですが。
ちょっと箇条書きで事態を整理してみる:
○イスラエルがソマリランドを外交的に認知する可能性が示唆される(ニュースが流れる)※すげぇローカルニュースで未確認情報すれすれ
○上記ニュースをうけて一部Darod支族員が(反イスラエルの立場から,敵を同じくする意味で)アルシャバブ・Hizbul Islamに連合してソマリランドと戦えと促し,Dhurbahanteはこれに共感するであろうとコメントした
○ところでDhurbahanteはプントランド支持であったはずです
○プントランドは暫定政府支持です
○ということで,Dhurbahante(の一部)のアルシャバブ支持とは,α反イスラエルの立場(さらにはスール・サナーグのソマリランドよりの奪還)を意図した限定的なものである,または,βこの発言をした人物(とその追従者)に限られる限定的なものである,可能性があるかと思われる
○Darod氏族の地理的・国家的統合が失われるという点で危機感を抱いてもいるようです
○ところで少なくともHizbul Islamは基本Hawiyeの運動じゃなかったか。アルシャバブも同様ですが
○で,少なくとも最南部のアルシャバブは,Daordが多くを占めるであろうオガデン解放戦線をエチオピアの手先呼ばわりして戦闘状態にあるとか主張してるわけですが
整理できてない(泣)
…おまえら『反イスラエル』はいいが脊椎反射でモノ喋る癖,どーにかしろ(割と本気で)。
いや途中で逃げますが
ソマリ語まではチェックしてませんでした。ただ英語版では,どうしてもSomaliland Pressのニュースが大本なんですよねぇ。
未だにHaaretzの検索で出てこないし。
イスラエル外務省報道官の軽い言及が拡大解釈された可能性もなきにしもあらずか。
>本当にこれらの町で作っているのかしら?
いくつかはまじもんだと思いますが
独立系メディアは割と活動してて…時々アルシャバブ支配地域から逃亡したりしてたし
Shabelle Media Networkは,暫定政府にモガディシュのスタジオを制圧されたら,しばらく更新止まったし…スタッフ暗殺が続いたあと,配信される英語の質がごとっと落ちたりしたし…
検索したら、ソマリアのいろんな町の名が付いた「○○times」が出てきて興味深い。こういうのって、本当にこれらの町で作っているのかしら?
SomalilandTimesの反応をみてから決めようかー,詳しく調べたりするかどうかはー。