空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

業界関係の話題(北守氏)

2024-08-11 12:34:04 | Weblog
 追記--------------

 なのでResearchmapはそこそこ大事よ?
 --------------追記ここまで



「教員やってんの?」とあり、ああ北守氏は就職できたのか、それはそれでよかったなあ、頑張って広報活動してきた甲斐があったんだなあと思ったのだが。

Researchmap 藤崎 剛人

 …ダメだなこれ。まだ非常勤講師―というかコラムニストというか―だな。
 というか業績が足りなすぎる。博士課程を8年間というのは、まあ仕方ない。怪我でいちシーズン潰れることがあるし(私だ)、病気だってありえる。しかし「論文」として挙げてあるのが修士論文とどなたか先生の論文集への寄稿(招待付き)1報のみ、しかも最新は2017年。MISCに挙げる商業雑誌の原稿の最新は2021年(5報)。それ以降の活躍が記載されておらず、求職中だとしたら、これはマズい。ざっと3年ほどX/Twitterで大活躍してました!では…マズい。




 尤も

Newsweek Japan 藤崎剛人(ふじさき・まさと) 批評家、非常勤講師

 これによれば2023~2024年も月1ペースくらいで寄稿しており、コラムニストとして一定の成功を収めている。しかしResearchmapへの記載がない。…大学業界への就職は諦めたものか。いや、速やかにResearchmapに記載なさい、と言いたい。



 これは厳しい発言である。
 2000年前後10年に青春を過ごしたなら、雑誌のコラムニスト・「論壇」文化人はまあまずは食えていけたはず。そしてその中から大学教授として就職するコースがあったはずなのだ。ところが昨今10年ちょっとは、広く雑誌は衰退し、従ってお金は回らず、コラムニスト・雑誌論壇文化人として生きる道は狭まったもののようである。現実的にもはやそのコースは無理―よほどの実力者でなければ。

 そんなこんなで、北守氏の人生設計はどないなものかと疑問を持った次第である。大丈夫だろうか、そのコース。いやあの私だって自分の才能を信仰することにして学者コースを歩んでいるのだが―コラムニストとして売れないかなあくらいは思うのだが―、セフティネットとしてそこそこの職を確保する策もあるぞと助言したい気がするのだ。
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