ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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これがチャイナ・シンドロームだ

2011-06-18 23:35:06 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
東京電力の福島第一原発は10ヶ所以上から水漏れしたりと、相変わらずワオワオ賑やかに遣っていて、エラい事になっている。
原発建屋にある原子炉の状況は、メルトスルーを遂に政府が認めた事と、メルトスルーの解説でも書いた様に、メルトダウンからメルトスルーに進み、もはや核燃料は東電には制御不能なのだろうな。と、悲観して、夜な夜な涙で枕を濡らしている人が、居るとか居ないとか。

何れにせよ、今、日本で動向が注視されているのは、間違い無く「福島第一原発」なのだろう。と、思ったら、福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」の件も有るではないか?、大丈夫か日本?。
まぁ、あれだ。話が進まないので今回は「もんじゅ」の事は一先ず置いといて、福島第一原発の話に戻す。
民放の朝のワイドショーか何かの番組で、原発事故に付いて「状況はメルトスルーより更に悪い」と、言っちゃった専門家が居るらしい。
原発事故の詳細に付いては誤魔化したり、スルーする番組が多いと聞くが、朝っぱらからメルトスルーを語る番組が、地上波でも有るのかと感心したもんだ。

「東電、政府のロードマップ(工程表)なんて言ってる状態では全く無い」と、番組のインタビューで主張するのは、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教授。
小出助教授によれば、原子炉の冷却装置が止まり、空焚きとなった核燃料は高温になり、圧力容器の底を溶かして、格納容器に溶け落ち、更に格納容器の底も溶かして、建屋地下のコンクリートの構造物に、溶けながらめり込んでいる状態だと述べている。

そんな状態だから、幾ら水を掛け様が、循環冷却をしようが「炉心を冷やす事は不可能」だと語っている訳だ。
そして、燃料がコンクリートをも突き破り、地下水と接触して、汚染水が海に流れ出す事が懸念されているとコメントした。
この小出助教授は有名な人で、原発問題に関してズバズバとストレートに意見を言う専門家として知られている。
小出助教授のコメントに関するコピペが有るのだが、以下に貼ってみる。

福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く

↓メルトダウン
↓容器に穴があく
↓コンクリと地面に穴があく
↓高温の核燃料が土を溶かし、地中深く落下していく
↓地下水とぶつかり爆発、地震が誘発される(浜通りピンポイント連続地震)←今ここ!
↓さらに落下し、マントルに到達
↓マグマが地表に噴き出す、福島第一原発完全終了
↓マグマが噴き出した影響で、地面に超巨大な穴があく
↓超巨大な穴に海水が流れ込む。海水は蒸発し世界中に大量の放射能の雨が降る
↓福島が陥没、福島は海に沈む
↓その影響で東京にも巨大地震発生
↓東京も陥没

これがチャイナシンドロームだ

以上がコピペなのだが、これは結構、出回っているので御存知の方も居るだろう。
最後に、小出助教授とは関係無いけど、コピペをもう一つ。

人類が始めて経験する、福島シンドローム。

マントルと合流した溶融核燃料は、磐梯山の山頂へと導かれ、再び人類とコンタクトする。
福島の運命は如何に、人類の存亡は如何に。
近日上映!

マーマ~ デユーリメンバー♪

母さん、福島のあの核燃料、どこに行ったんでしょうね?

以上がコピペ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

東京電力、連結総資産の概要

2011-06-18 19:11:42 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
東京電力の福島第一原発事故によって、巨額の損害賠償が発生する訳だが、その財源を巡る参考資料として、東電の連結総資産を記してみる。
東電の連結総資産は2011年3月期末で何と14兆7903億円も有る。

その概要だが、東電の貸借対照表には、発電所や送電設備、関連会社等の電力事業用固定資産(※1)が7兆6054億円、不動産等、その他の固定資産(※2)が5194億円、保有株式等の長期投資が4916億円、現預金が2兆2482億円、その他3兆9257億円で資産合計14兆7903億円となっている。

「資産の部」
固定資産(※1) 7兆6054億円
固定資産(※2)   5194億円
長期投資     4916億円
現預金     2兆2482億円
その他     3兆9257億円
資産合計   14兆7903億円

「負債・資本の部」
社債      4兆9745億円
借入金     4兆0494億円
その他     4兆2083億円
自己資本    1兆5581億円
負債資本合計 14兆7903億円

以上。

関連エントリ
東電の売却資産は約8兆円も有る

【ネッタイムス・東坊京門・作】

ギリシャの財政破綻は他人事では無い

2011-06-18 12:11:19 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
財政の粉飾が発覚し、市場から国家としての信用と信頼を失ったギリシャの財政再建が難航している。
ギリシャのパパンドレウ首相は15日、欧州連合(EU)等の融資条件である緊縮策を実行する為、自らの辞任を条件にして、最大野党との大連立を働き掛けたが不調に終わり、実質的には既に財政破綻状態と言われているギリシャのデフォルト(債務不履行)は必死との見方が強い。
国家が財政破綻の危機的状況なのにギリシャ国民は、政府の緊縮策である公務員給与削減、国有資産売却等に不満を示してゼネストやデモをする等、国家破綻に対して現実離れした行動を取り、完全に思考停止状態。

この為、首相は挙国一致体制を築こうと、最大野党の新民主主義党に大連立を持ち掛け、緊縮策等の財政再建に道筋を付けたい考えだったのだが不調に終わり、その打開策として内閣改造に踏み切り、議会に信任投票を求めるらしいのだが、これでは何の解決策にもならない。
国の破綻を回避する為の挙国一致の体制が、あえなく拒否された背景には、国の緊縮策に反対する国民世論を追い風にして、与党を追い込もうとする野党の思惑がある。

国の破綻を避ける為の改革を、国民と野党が拒否しているのだから話にならない訳で、もはや国家としての体を成していないと言えるのではないか?。
にっちもさっちも行かなくなったギリシャの頼みの綱はEUなのだが、ギリシャの緊縮策を前提にして、EUと国際通貨基金から融資を受ける事で合意している訳だ。
昨年5月、総額1100億ユーロ(約12兆6000億円)の融資を受ける事で合意しているが、ギリシャの財政再建は一向に進まず、その辺を有耶無耶にして融資は実行されていた。

来月始めに5回目となる120億ユーロの融資条件が緊縮策なのだが、ギリシャの財政再建に進展が見られないままでの融資には、EU加盟国からも不満が燻っている。
と言っても、ギリシャがデフォルトに陥ればアイルランドやポルトガルの国債も暴落し、国債を保有する金融機関に信用不安が一気に拡大しかねないと言う現実に直面する為、今回も有耶無耶のまま融資が実行されるのだろうが、これでは又しても、その場凌ぎに問題を先送りするだけだ。

公務員優遇で役人天国と言われているギリシャなのだが、何処かの国も同じ様な話を聞く、そう、世界一公務員給与が高いと言われている日本も同じ。
日本の地方自治体に目を向ければ、税収だけでは公務員の人件費を賄えず、地方交付税や地方債を使って誤魔化している状態。
本来ならば公共事業に回ったり、地方経済の活性化に使われる筈のカネが、公務員の人件費に充てられている現実を見れば、ギリシャの事は他人事とは思えない。
人の振り見て我が振り直せ。と言う事で、日本も真剣に考えるべきだろう。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

カネも借金も天下の回り物

2011-06-18 00:43:09 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
「カネは天下の回り物」と言う言葉がある。前にも書いたけど、カネは生き物の体で例えれば、血液みたいなものだ。
その血液が循環しなければ、体が巧く機能する筈が無い訳で、日本経済の現状は血液が足りない貧血状態であるから、当然として景気が悪い。とね。
世の中に回るカネの中には、汗水垂らして働いて稼いだカネも、博打で勝ったカネも、道端で拾ったカネも、金融屋からの借金もカネはカネだ。

当ネッタイムス・ブログの、改正貸金業規制法で主婦が風俗へ改正貸金業規制法と金融屋でも書いたんだが、「改正貸金業規制法」と言うのがある。
改正貸金業規制法は、法改正により「貸金業法」に名称が変更したんだが、「貸金業法」と言う名称に、まだ余り馴染みが無いので、改正貸金業規制法って書いてしまうが、正しくは「改正貸金業法」なので、お間違えの無い様に。

まぁ、その「改正貸金業法」なんだが、多重債務者の債務負担を減らすと言う目的で、昨年6月に施行された訳だが、借り入れの上限を年収の3分の1に制限、年収証明書も必要な事も有って、債務者が借りづらくなったのである。
収入の無い主婦が借り入れる場合は、夫の同意書や年収証明書が必要となる為、主婦も借りづらくなったのである。
多重債務者が云々と言うのは前にも書いたのだが、今まで借り入れ出来ていた層が借りれなくなれば、当然、その分はカネが流通しなくなる。

と、言っても表向きで、闇金から借りる人も居るんだが、やはり闇金から借りるってのは躊躇してしまう人も居るだろうから、トータルで考えれば減るだろう。
それに闇金は違法な金融屋だから、まともに法人税なんか払わないので、国の税収も減る訳だ。
まぁ、道義的には借金でどうのこうのと、言うのも有るだろうが、景気低迷の時にこう言った法律を施行するのは如何なものかと思うね。

高橋是清の受け売りになるが、高級料亭なんかで芸者衆を呼んで、旨い物を食ってワイワイ騒いで遊ぶとする。
道義的には、芸者遊びをするなんざ、けしからん奴だ。ってなるかも知れないな。
しかし、料亭を使えば、その料亭にカネが落ち、料亭の従業員に給料が出る。料亭が繁盛すれば従業員が増える。
給料が出た従業員は、飯を食ったり、服を買ったり、カラオケ唄って騒いだりする。
当然として、飯を食った店、服を買った店、カラオケ唄った店にカネが落ちる。

芸者遊びをするには、芸者衆や三味線弾きや太鼓持ちを呼ぶ訳で、芸者にしても着物を買ったり、髪結いしたり、白粉を塗ったりとカネが掛かるのだが、着物屋や髪結い屋や白粉屋にそれぞれカネが落ちる。
三味線弾きにしても、三味線を買ったり、三味線の弦を買ったりすれば、三味線屋にカネが落ちて、「三味線屋の勇次」が仕事人として悪い奴等をやっつける訳だ(笑)、これは冗談だがね。
料亭で酒を飲めば、酒を仕入れた酒屋にカネが落ちる。
食う物の材料は、野菜なら八百屋、肉なら肉屋、魚なら魚屋へとカネが落ちる。

カネが入った仕入先は、それぞれの店の従業員の給料になり、その従業員が・・・とループして、カネが循環して行く訳だ。
八百屋、肉屋、魚屋も仕入先があるから、これまた仕入先へとカネが回って行くと言う感じだ。
道義的に考えれば、借金やら芸者遊びは良いものじゃ無いかも知れないが、経済にとってはプラスなんだよ、あくまでも経済にとっては、と言う話だがね。
本来は欲しい物が有ってもカネが無ければ諦める。それでも欲しい物が有れば、カネが出来るまで我慢して、カネを貯めてから買うと言う事が筋かも知れない。

しかし、である。ローンやクレジットやキャッシングと言う耳障りの良い言葉の借金制度が出来て、気軽に支払いを先送りをして、物を手に入れる事が出来る。
そう言う債務の先送り制度が出来たのも、カネが無くても物を買い、物の動きを活性化して行こう。と言う事なのだ。
サラ金もクレジットカードのキャッシング枠やショッピング枠も、住宅ローンや他のローンにしても借金は借金だ。
これ等は少しでも多く、カネが天下に回る様に考えられたシステムだ。

子供の頃、学校の先生が「物の貸し借りは、いけません。」って言ってたが嘘八百な話で、100%現金払いで世の中が回って行く、道理は無いだろう(笑)。
商売を始めるにしても、100%自己資金で、何から何まで現金払いって事は無くて、銀行融資に頼る企業が殆んどだろう。
この世の中は、カネの貸し借りで成り立ってる訳で、綺麗事では無いのである。
教師が馬鹿な事ばかり言って、子供の頃から、きちんとカネの貸し借りに付いて教育しないから、銭カネの事に疎くて、騙される奴が多いんだろう。

まぁ、あれだ。色々と書いたけど、景気が低迷しているのに変な法律を施行したって事で、本当は借金せずにバンバン使えれば良いんだけどね。
カネを持っている層が「タンス預金」とかで、溜め込んでるってのも、更に景気が悪くなる要因なんだわ。
年寄り連中も、カネを持っているのなら、「タンス預金」しないでドンドン使いなさいよ、カネを天下に回しなさいよ、どうせ「あの世まで」持って行ける訳じゃ無いんだからさ!。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】