通っている大学で,DVDを使って”Fedora Core 5”をインストールしたときには問題にならなかったことが家庭で古いパソコン(DVDが読めない)にインストールしようとしたものだから,本の付録で手元にはあるが,聞いたこともない”インストールCD-ROM ISOイメージファイル”とやらを使わなくてはいけないらしい。意味を理解した上,その使い方を調べて作業にかかった。 |
|
DVDに入っている5つのファイル
FC-5-i386-disc1.iso FC-5-i386-disc2.iso FC-5-i386-disc3.iso FC-5-i386-disc4.iso FC-5-i386-disc5.iso
をDVD-RW機能のついたパソコンのドライブに先ずコピーした。PacketManとやらで焼いてみた。結果はそのまんま移動しただけに過ぎなかった。つまりPacketManでは焼けないことが判明。ISOイメージファイルを焼くためのソフト”cdrecord.exe”を使わなくてはいけないことがやってみてわかった。
|
今度は失敗は起きなかったのでそれらを使ってFedora Core 5のインストールを始めた。ご丁寧に焼き方に失敗がないかチェックをする画面が出てくる。しなくてはいけないと思い,正直にやってみると,1枚目がパスをした。2枚目を入れてみたら,エラーメッセージが出てきた。「これを使ってインストールするとおそらく失敗するであろう。」こんな脅し文句が気になる。不安な気持ちで3枚目を入れた。またエラーメッセージである。買ってきたCD-Rの枚数が気になる。これで3枚パーにしたことになる。4枚目は不思議と通過した。5枚目はどうか。これまたエラーメッセージである。使えるCDは残り4枚である。2枚目を再び焼きなおした。そして,チェックにかけた。やはり,エラーメッセージである。 |
|
二の舞を踏んでしまったので悔しい。もしかしたら,もとのファイルが壊れているのではないかと思い,Webサイトからダウンロードしてきたものを使ってしかも別のソフトで焼いてみた。結果は同じである。これ以上やっても無駄であると思い, まともな考えを捨てて,強引にインストールをやってみた。英語の説明なので,暗闇を手探りで歩くような感覚でインストールが終了したが,何と2枚で終わってしまったのである。3枚が使われずに,残ってしまった。しかし,起動はできる。けれども,DVDでインストールしたときのような綺麗な画面が出てこない。Loginを要求する画面が出てきてそのあと,コマンド入力の状態になるのであった。 |