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猫が天井から降ってきた

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09月02日(土)
町内ご近所でおこる話し (35)
足を踏み外した猫
 
 町の中の家なので互いに建物が密着している。普請するときはいろいろ気を使うが,防犯上は便利である。鍵は道路に面したところ一箇所で済む。しかし,猫やねずみも屋根伝いに行き来でき,一軒でねずみ退治しても効果はない。

 猫を飼ってはいないが,魚の骨ぐらいはトレーに入れてやっている。ねずみの番ぐらいはやってくれていると思う。甘栗の袋を置いて留守にしていたら,中身だけ2mくらい移動していた。1個ずつ運んだのだろうか。
 家でパソコンの仕事をしていたら,突然ばりばりと音がして,振り向くと猫が庭を逃げていく。誰も追い払っていないのに。そして,土ほこりが降ってきていた。何が起こったのだろうと見に行くと,もの置きにしていた部屋の天井が破れていた。穴の下は土の塊,花の種の殻が一杯落ちていた。建てて何十年にもなる天井のベニヤ板が雨漏りでふやけていたのだろう。天井裏に入った猫がベニヤ板の上に乗ったと同時に破れて落ちたのだ。「猿も木から落ちる」が「猫も天井から落ちる」。猫にとっては生まれて初めての最大の驚きであったであろう。

 そのあとはもちろん大仕事ができてしまった。防災の日は猫も気をつけなければならない。
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なめくじが消えた

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08月31日(木)
町内ご近所でおこる話し (33)
一網打尽の成れの果て
 
 暑い夏になってからはなめくじも生きられないのかお目にかからない。季節はずれの話題かと思えるが朝のテレビの園芸の話題に入れて,なめくじの退治をする方法の質問が聞こえてきた。それで思い出してここにリポートすることにした。

 草の生えた庭に毎晩のようになめくじがくるので,煮物の余った汁を食品トレーに入れて置いておいた。トレーの深さ2cm,汁の深さ1cmの状態である。雨の比較的多い5,6月頃である。日の暮れた頃置いたトレーには早速なめくじが集まり始め,トレーの岸辺からうつむいて汁をなめようとしている。足を滑らせて落ちるものがいる。これは命取りである。泳げない。水分が吸い取られる。小さくなって底に沈む。そんなに深くないから,小さく刻んだしいたけが並んでいる感じ。それ以来しいたけのなめくじ大に切ったものは見るのも気持ちが悪くなった。
 観察を続けていたわけではない。朝になって見てみるとそういう状態になっていた。1日過ぎると汁が蒸発して少なくなっていく。なめくじのつくだにが徐々に水気を失っていく。3日目は量が減っている。猫でも来て食べていったのだろうか。猫は食べないと思う。4日目になったら,全くなくなっていた。白いトレーは真っ白である。なめくじは少しでも味のついた汚れは綺麗になめて真っ白にしてくれる。黒いトレーには集まってこない。他の団子虫やげじげじのようなものが寄ってくる。

 番組では皿に何を入れたらいいかという質問。コーヒー,お茶,ビールから選べで,こたえはビール。しかし,ビールなどどこにもあるわけでもない。誰でも飲むわけではない。たとえあっても,もったいないことを薦めている。味噌汁でも煮物のあまり汁でもいい。最初は,地球に優しい方策のため,流しに汁物を捨てないことを目的にやってみたが,今はなめくじがいなくなってしまった。穴でも掘って流すしかない。
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ポイント利率を下げるな

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08月30日(水)
町内ご近所でおこる話し (32)
現代版朝三暮四
 
 ビリヤードゲームをするときShiftキーを使って的を定めることになっている。Shiftキーを手元にもってくると便利なので,手のひらサイズのキーボード(写真)を買いにいった。この歳になると,店に行って目に付くキラキラ光る広告にあまり関心を持たず素通りすることが多かったが,今日はどういうわけか入ったロビーの長いすにすわり腰を下ろして掲示物を眺めていた。目の前には機械が4台くらい並んでいた。人が入って来るたびに自分のポケットから出したカードを差し込み,ディスプレーの中でクルクル回転するウインドーが止まるのを確かめてカードを抜き,エスカレータで2階の人となっていく。

 よく見ると壁に説明書きがある。「店に来たらまずポイントをゲットしよう。(最高)4000ポイントから100ポイント。」だんだん時間がたってわかってきた。例のポイントカードを入れてルーレットのようにまわして,たまたま高得点で止まれば4000点与えるということなのだ。次から次と若者がカードを入れるのを見てると,みな100点ばかりである。私も入れてみたが100点以外は出なかった。
 さらに規則が続く。
 【1日1回入れることができる。】
 【4回まで入れることができる。】
 【品物を買うと,入れた回数がクリアされ,また4回入れられる。】

これを頭に入れてから商品を買いに3階へ行った。そしてキーボードの代金の支払い時に,ポイントが加わるのを見て不審に思った。3980円に対して,ポイントが120Pであった。昨年10月に大きいキーボードを買った時は確か15%のポイントがついていた。今回は3%に減少している。店に来るだけで100Pを与えるために買った客のポイントを12%も減らしてしまって誰が喜ぶというのだろう。

 これを現代版朝三暮四と言わずにほかに言い様があるだろうか。故事と違うところは,朝3つ暮れ4つが示されないまま,朝4つ(店に来たら4000ポイントあげるよ),暮れ3つ(商品を買ったら3%にしますよ)になっても,喜び勇んでカードを入れてルーレットを回しに来る客が多いこと。私も現代の猿になってルーレットを回しに行くだろう。
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おまけの賞味期限は1年短い

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08月28日(月)
町内ご近所でおこる話し (30)
非常用食品の点検
 
 缶詰やコーヒー紅茶は気づいたとき買いだめをする。砂糖や紙類も毎日使うものであるが一定量はなくならないように買い足している。非常時に役立つこともあるだろう。9月1日は防災の日であるが,町内で保管しているものはヘルメットだけである。これを包んでいるポリエチレンの袋を年2回取り替えている。

 コーヒーのストックを取り出そうとした箱の中に紅茶が一緒に入っているが,ティーバッグを何個かまとめてパッケージにして,外側にサービス品の粉ミルクの袋がおまけとして貼り付けてある。最近紅茶を飲むことが減って数個貯まっていた。賞味期限は大丈夫か調べてみた。05.8となっている。何と1年も前だ。買ってから2年くらいたっているに違いない。紅茶なら腐ることはないだろうがと思いつつ,おまけのミルクはどうなっているだろうと思って,袋を剥がして見てみると何と,04.8となっているではないか。この暑い中においてあったミルクはとても使えない。
 しかし,本体の紅茶が5年の8月,おまけのミルクが4年の8月で1年も差がある。紅茶の期限に合わせて飲み終わろうとしてもすでに1年も前にミルクは賞味期限が切れている。買うときに調べて買うのが常識かも知れないが,このおまけは側面にピッタリ貼り付けてあって裏面に期限が記してある。剥がしてみないと読み取れない。店の棚のものをめくってしまうと商品にならない。どうしたらいいのだろう。

 貯蔵品のメンテナンスはアーカイブスだけではない。家の食品保管庫(ダンボール箱)も真剣にデータベース化して,しっかり管理する必要もあるのかしらと,目の前のテレビから流れてくる放送大学の”博物館の資料の保存方法”の講義を聞きながら,そう思ったものである。
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やはりユースホステル

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08月26日(土)
町内ご近所でおこる話し (29)
ミーティングこそ最大の収穫
 
 この歳になるとどこにも行きたくない。苦労の割りに収穫が少ないからだ。家にいた方がたくさん情報の収穫ができる。先般講習会の研修旅行があった。バス1台仕立てて1泊してきたが,最初からメンバーの紹介が主催者側からないのだ。講師を務める方が同行しながら知らずに研修が終わってしまった。なんともったいないこと。参加者そのものが情報の持ち主である。少しでも多勢を早くから知っていればそれだけ多くの交わりができて得るものが大きい。参加者は講師からだけ情報を得るわけではない。このことが主催者にはわからない。日程をこなすのに精一杯なのだろう。

 こういう気持ちだから例え自分で旅をするにも,することのない退屈な夜が待っている旅はしない。今回はユースホステルに泊まる旅を選んだ。一人の40歳くらいの女性が泊まりにきていた。研修中の身で家から通うよりここが近いという理由で泊まっており,さすがここを選ぶだけの理由の持ち主であった。夕食をともにしながらおしゃべりを楽しむタイプである。お互いに情報交換できた。食後はペアレントの息子さんが何百年前の面影を残している街並みを案内してくれた。将に無駄時間無しである。
 2日目も同じユースホステルに泊まることにしていた。外から帰ると1人の30歳くらいの女性が泊まりに来ていた。食事はいつものように向かい合わせでするが,この女性は口数少なく,1人旅が好きだということだけ聞き取れた。ほかにはしゃべることがなかった。残念ながら今日は昼間歩いた疲れで部屋にもどり,他のバイクで来たという30歳くらいの男性客と話してその晩は終わった。ここへ来て静かに過ごすなら,ビジネスホテルへ行けばいい。この晩この女性は同室の遅く着いた女子大生3人に悩まされたであろう。

 40年前の数年間はユースホステル三昧をしていた。日本全国その味を求めて泊まり歩いた。1日あたり1,000円の旅費で旅行ができた時代だ。1泊2食付で450円だったからだ。各地に名物おばちゃんがいた。ペアレントという。到着すると「お帰りなさい」ということばが聴ける。みんなが寄ってくる徳を備えた人柄である。今回もそんなペアレントに近い暖かい方であった。昔あこがれた職業のひとつであったことを40年ぶりに思い出させてくれた。
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門前町で悪徳商法

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08月25日(金)
町内ご近所でおこる話し (28)
紛らわしい抱き合わせメニュー
 
 参拝が終わってお昼にしようと思い,食堂を探した。或る店先のウインドウに示されたメニューと同じように並べて今あなたに見てもらっている。左の”ざるそば”と右の”天ざる”が同じお盆に載っている。これを見て客は注文するのであるが,左から見ると「ざるそばに天ぷらがついているざるそば」と受け取れるし,右を先に見ると「天ぷらとざるそばの天ざる」であるし,左だけ見て,店内に入って”ざるそば”を注文することもある。客の状況によって受け取られ方はさまざまである。

 問題はここで起こった。注文を取りにおばさんがお茶をもってやってきた。2人一緒であったので,まず私が”ざるそば”を注文した。食欲もなかったので,余分な天ぷらがついているけれども相棒に食べてもらえばいいと思いつつ,おばさんの「天ざるですね」に返事をしてしまった。天ぷらがついてるから,天ざると言うのかなと自分の思い込みを訂正しておいた。
 注文の品が届いた。天ぷらとざるそばが並んでいる。天ぷらは,えびなど3品ついていた。これを相棒にすすめ,食べてもらった。テーブルの上には書き付けが置いてあった。何となく見ると,天ざる1,000円と書いてある。初めて気づいた。ざるそばと言いながら,天ざるにかえさせられた。善良なおばさんなら,ざるそばといえばざるそばと伝票に記帳してざるそばを持ってくるはずだ。なのに「天ざるですね」とは悪徳商法だ。あとの祭りである。

 旅の者に出す飲食商売である。二度と来ないことはわかっている。この手をいつの間にか思いついたのだろう。残念なのは天下の聖地の門前町での出来事だ。町名は語らないが,大師がこれをお聞ききになったら,「正直に商売をしなさい。儲けたつもりでもどこかで損をするぞ。徳を積む努力をなされ」と言われるに違いない。
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インターネットカフェで

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08月24日(木)
町内ご近所でおこる話し (27)
涼しい部屋でゲームやネット
 
 この写真は私の仕事部屋ではない。みんなの遊び場すなわちインターネットカフェとか喫茶といわれる最先端?サービスショップである。重い荷物を下げて観光地を歩いていたので喫茶店にでも入って休憩しようと思って最初に見つけたところがここインターネットカフェであった。この部屋はグループ用の喫茶室である。2人が丁度腰をかけられるスペースで,右にパソコン,左にテレビ受像機が置いてある。

 この部屋の内側から外を見ると天井はないので,板囲い越しに漫画が並んだ棚が壁に沿って作りつけてあるのが見える。漫画喫茶でもあるのでインターネットをしない客はこれら漫画を見て過ごすのであろう。
 部屋から天井を見ると,エアコンのような装置がとりつけてある。部屋の位置は下の写真のように自動車教習所のクランクのようなコースの途中にあり,喫茶用飲み物を取りに行って戻るとき,迷ってしまう。飲み物はコーヒーをはじめコーラ,ジュース,氷まで用意してあり,飲み放題となっている。至れり尽くせりといえる。

 部屋には照明スタンドがつき,明るく文字は一応読める。ゲームも自由にできる。飲み物持込OK,テレビやDVDを見ながら食事もできる。気になることは学校では禁じられていたコンピュータ室での飲食ができることだ。キーボードの上に水をこぼしたらおしまいということだが,インターネットカフェへの入店条件は会員制であること。すなわち,身元が確認されていて,万が一機械を損傷させれば,無断で帰ったとしても呼び出しを受ける体制にしてあることだ。ここでの1時間があっという間に過ぎた。喫茶店は人とコミュニケーションをはかる場であったのが,居場所を求めて一人で来る新しいタイプの喫茶店が生まれた。
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田楽は何故一皿にひと色か

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08月19日(土)
町内ご近所でおこる話し (26)
いろいろ食べたい
 
 この暑いのに文化財を撮影する目的で,はるばる泊り込みで岐阜市の公園近辺にやってきた。歴史博物館とか昆虫博物館というのがある。近くに珍しい大仏殿がある。鎌倉や奈良は児童生徒がよく行く所で知られているが,ここの大仏はあまり知られてないらしい。日本3大仏のひとつ(いやひとりというべきか)である。

 「この大仏は周囲1.8m大イチョウを真柱として,骨格は木材をもって組み,外部は竹材にて網み,粘土をぬり一切経,阿弥陀経,法華経,観音経などを張り,その上に漆を施し,金箔をおいた日本一の乾漆仏である。」と拝観料を払うとくれる説明書に書いてある。鎌倉の大仏の高さは12.38mでここは13.7mだそうである。どこから見るかによって高さの感覚は異なる。ここは建物内部にある大仏なので見上げるのに首がいたくなり長くは出来ない。写真撮影をしてきたが公表は出来ない。
 あちこち撮り終わって,お昼にしようかと店を探してみた。公園内に1軒の茶店があった。赤い布の敷いた板張りに腰を下ろして食べる時代劇に出てくるような店である。何があるだろうとメニューを見ると”おでん”と”田楽”に”団子”である。田楽と聞くと食べたくなり,種類を聞いてみた。とおふ田楽は8本で一皿,イモ田楽は5本で一皿だそうである。セットにして一皿になるか聞いたがならないという。選択の問題がここで起こる。いつも食べないイモの方を頼んだ。しばらく待つと月見団子くらいの小芋を4つ突き刺したものが5本出てきた。20個も一人で食べながら考えた。

 とおふだと8本という。2種類混ぜると,半分ずつ用意しなければならない。ときどき注文がある程度の店で,暑くて長持ちしないとおふをどう待機させておくのだろう。製造段階でパックしてある小さいとおふを買ってきて客があるたびにひとつ分使い切る仕組みにしているのだろうと自分で納得した。今度は2人で来て二皿注文して,いもを2本食べるか3本食べるかの選択にしようと思った。
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水をあげるはやめなさい

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08月10日(木)
町内ご近所でおこる話し (25)
日本語の乱れと英語化
 情報の真偽はともかく,日本語の乱れ,外国語のカタカナ語によるわかりにくさなど文化庁も危機感を募らせていると聞く。配役といわず,キャスティングといったり,照明といわず,ライティングという。この傾向は丁度正座に耐えられなくなり,ついに足を崩してしまうことに似ている。一度崩すとはじめから座らず椅子に腰を置き,すぐにたって一人歩きする。このことは日本語が日本人から見てむずかしいことを語っており,それゆえ外国人にとってなおさらむずかしいことを暗示していることになる。

 今,「日本語は英語よりむずかしい」を証明してみよう。これを英語に訳すと,「Japanese is more difficult than English 」となる。私の訳ではない。Googleサイトの翻訳エンジンを使った。今度はこの英文を日本語に訳すと「日本語は英語より困難である」となる。異なるところは,むずかしいという語が出てこない。”困難である”という日本語は仕事を成し遂げることが90%できないということを表したいとき使う言葉である。
 次に「日本語は英語より難しい」は11文字使った文である。どこで区切って解釈すればいいか区切り方は何通りもある。「日本 語は 英語 より むず かし い」などと2つずつなのか3つなのか単語の分別力が必要である。それに比べて英語は初心者にもわかるように単語として1個ずつ区切られている。それを繋いで意味をなすよう考えればよい。順序などどうでもいい。

 お互いにむずかしいことから逃れたい気持ちは共通であるが,乱れは容認できない。中でも「あげる」。これは統一して使って欲しい。「お友達にもおかしをあげなさい」これが標準の使い方で,自分と同等または親しい相手に与えることを丁寧に言うとき使う言葉である。これが犬や猫にあげたり,植物にあげたり,パソコンにまで「ファイルをクリックしてあげると」などと人格化して,ヴァーチャルの世界に入り込んでしまう気持ち悪い指導者までいる。これは国際的にはずかしい。
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一だけ聞いて十をやれ

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08月08日(火)
町内ご近所でおこる話し (24)
待ちうけ人間が事故の原因
 整備不完全による事故死が起きると,必ず最高責任者のマスコミを通じた謝罪会見があり,指導の不徹底を責められて一応終了する。エスカレーターの突然停止,回転ドアーの不停止,エレベーターの突然上昇,今回のプールの吸い込み口開放などによる死傷は,管理を業務とする者が仕組みを知っていて,常時点検を行っていれば事故は起きなかったものばかりである。しかし,これは人それぞれの性格に左右されてできる人とできない人がいる。生命にかかわる大事な業務であっても,その評価が低ければなおさらのことである。

 企業の職務の地位が高いのは儲かることに直接かかわるものであることが多い。サービスとか機械の管理などは地位が低く給与も低い。アルバイトや下請けの業務になったりする。従って担当者も目に見える仕事,人から見てやってるなといわれる仕事をするだけで,どんな場合に事故が起きるかを予測し,実験してデータをとるなどの時間を割くなどはしない。給与につながらないからである。私が担当なら,設置と同時に回転ドアーをまわし,いろいろなものをドアーと柱の間に突っ込んでドアーの止まり具合をテストする。
 スーパーでいつも置いてあるはずのところに花がひとつもない。閉店間際だから片付けてしまったのだろうと思ったが,レジで聞いてみた。「そこになかったら,ありません。」お決まりの返事である。隣のレジに電話中の店長がいたので,そのレジに「店長さんに聞いてみようか。」といって,つまりこのが若くて口が聞けないようだからこちらが気を使って,店長に聞いてみた。店長は入り口にいる花の担当者に「おーい,花は片付けてしまったのかー,花を出してくれー」と業務命令が行く。明日は定休日で店内掃除が入るらしい。レジの娘はそれも知らない。見に行くサービスもしない(する娘もいる)。つまり自分の仕事ではない。これが大抵の企業の末端にいる従業員の態度であろうと想像してしまう。

 私の言いたいことは,生命にかかわる部門だけが指導不徹底ではなく,営業部門,製造部門,研究開発部門などすべてにおいて指導などはされない。「仕事は自分で作って,やり方を考えて,業績を出す。これがビジネスマンの姿勢であり,言われたことをやるようなレベルでは先が見えてる」,「一だけ聞いて十をやれ」と経営者は考えているはずだということだ。指導が足りませんでしたという謝罪会見は表向きの言葉で,内心は「何をやってるんだあいつは!」と目には聞こえてくる。
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