光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

懐かしい大阪城へ

2023年11月06日 | 小旅行

※2023.11.13 糒櫓の部分で、記事を一部追加しました。

10月20日(金)~23日(a月)、関西へ行ってました。

20日は、父の命日で、米原へ墓参。 

22日は大阪・茨木の次姉宅へ、23日は兵庫・西宮の長姉の入所施設で面会。

 

で、21日(土)がフリーで、久し振りに大阪市内などを巡りました。

若い時、10年ほど(通算)、大阪で勤めていたのです。

天満橋近くの宿から

大阪城➡藤田美術館➡京橋駅➡天満橋➡大阪歴史博物館

ほぼ歩きでした。

 

さっそく、大阪城へ。 西外堀から、乾櫓、京橋口を撮影。  朝 9時4分

 

 

 

 

 

大手門の手前で。 堀に千貫櫓が映る。

 

 

桜門手前から、東方向の、内堀(空堀)や生駒山系を撮影。   

観光客も多く、8,9割は外国人で、特に韓国人が目立った。  朝 9時22分

 

 

 

中学校の修学旅行で初めて来て、大阪勤めのときは、毎日、眺めていました。

(南側の外堀沿いに、勤めていたビルがあった)

 

 

 

天守閣の手前の、三ライザ大阪城(旧陸軍第4師団司令部庁舎)の玄関ホールで撮影。

私が大阪にいた頃は、大阪市立博物館だった。  今は、お洒落なショップやレストラン

に変わっている。

 

 

 

玄関ホールから外を撮影。

 

 

1階の片隅に、展示室「特別史跡 大坂城跡」があったので、いくつかの、展示パネルを撮ってみました。

 

 

ウィキペディアより引用

城内最大の巨石は備前国岡山藩主池田忠雄が運んできた本丸桜門枡形にある蛸石で、重量は最大130トンと推定され、エジプト・ギザの大ピラミッドの積石が1個約2.5トンであるのと比べ、その巨大さが分かる。ただし厚さは40cmたらずしかない。

 

 

石山本願寺の復元模型

信長が石山本願寺との合戦で、10年も要したのは、こんな堅固な城だったから。 疑問だった点が、一つ解消。

 

 

 

豊臣時代の大坂城天守閣は、黒色だった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北側から撮った、大坂城の写真パネル。  坂の字がかかったビルが若い時、勤務していたビル。

 

 

 

天守閣の横を通って、北側に回ります。  天守閣には、まだ一度も上ったことが無い。

 

 

 

 

天守台石垣のずれた痕跡。

 

 

 

その天守台の沿って、北端に進むと、OBP(大阪ビジネスパーク)のビル群が美しく立ち並ぶ。

観光客は、こっちには一人も来ません。  10時5分

 

 

糒櫓跡の説明板がありました。

 

 

祭祀の場所になっている。

 

 

高い石垣から、下を見る。 青屋門と大坂城ホール

 

 

2023.11.13 追加

逆に青屋門付近から糒櫓跡(ココと表示)を眺めた写真

ここの石垣が、日本一の高さで、糒櫓の奥に、豊臣期の天守閣があった。

 

 

 

山里丸にて、秀頼、淀君の自刃の地。 

淀君の3回もの落城、家族の最期と別れ・・・なんという宿命

 

 

 

 

山里丸から、極楽橋を見る

 

 

 

 

 

 

 

クリスタルタワーに、映る雲が美しい。    10時44分

 

 

 

こちらは、大阪歴史博物館から撮った大坂城。    16時6分

 

 

同じく、少し下の階から、ちょっと異様な感じに。      16時35分

約30年ぶりに、訪れた大坂城、城は変わっていなかったが、周りの、いろんなものが変わっていた。

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軽井沢そして東北,アート巡り #15 桜流鏑馬 in 十和田市

2019年04月12日 | 小旅行

 "軽井沢そして東北,アート巡り"の続きです。

2018年の4月17日に出発した4泊5日の旅、最終日の21日は、青森県十和田市の

桜流鏑馬が素晴らしかった。 とても面白いイベントで、丁度、1年が経ち、今年も

20,21日の土日に、開催されるので、知らない方が多い、この桜流鏑馬を是非

紹介したいと思い記事にしました。

(前日に見た、青森県立美術館、三内丸山遺跡と、十和田市現代美術館の記事は、

前後しますが、別途アップする予定です)


まず、桜流鏑馬の写真を抜粋します。

 桜並木の下で行われる、女性の流鏑馬で、競技形式になっています。  桜流鏑馬の公式Webサイト

 

 

 それでは、朝からの流れで、書いていきます。

4月21日の朝、泊まったホテルの部屋から西方向を見た、十和田市内の光景。

遠くに残雪の山々が見えますが、八甲田の山並みで、左側は十和田湖の山々

になります。

こうして見ると、かなり平坦な地形ですね。 調べると、大昔、八甲田や

十和田の火山活動で、カルデラができていますが、その時の火砕流や奥入

瀬川が運んだ土砂が堆積してできた、洪積台地。  江戸時代後期までは

不毛の荒野だったようですが、新戸部稲造の祖父が、奥入瀬川から水を引

開拓工事を行い、明治になって本格的に開拓が行われて、このような市

街地が出来上がったようです。 

 



ホテルから歩いて、4,5分で、十和田市現代美術館の前に。

鑑賞は前日に済んでいました。 旅の主目的は、この美術館を含めた

アート鑑賞で、桜流鏑馬は、たまたま、イベントがあることを知って

おまけ的な感じの見学だったのです。

 

 

 

 ここで、前日、桜流鏑馬の場所の下見をしたときの写真を。

同じような位置から、美術館を撮ったものです。(15時32分)

芝生を掃除するおばさん達も、現代アート彫刻に見えますね。




十和田市現代美術館の屋上から、桜流鏑馬が行われる中央公園方向を見たもの。(16時06分)

鉄塔の奥あたりになります。 桜並木は。官庁街通りの桜並木として、結構有名です。




美術館の道路向かいの広場には、草間彌生などの現代アート作品が。

さすが、アートの街。







会場の中央公園です。

桜流鏑馬以外にも、いろんなイベントがあるようで、これは野草や花のコーナ。




芝生の広場で、可愛い子どもが(17時01分)




これが桜流鏑馬の、走路。 約100mあります。




公園内では、ブルーシートが敷かれ、花見の宴の準備が万端のようです。(17時13分)




下見を終えて、宿へ帰る途中。 美術館前で、犬のウンチの後処理をしている女性。(17時28分)




うっ!怖そうな顔。  聞くと、甲斐犬とのこと。




犬も「知らないおっちゃんよー、勝手に撮るな! プイッ」




さー、桜流鏑馬が始まりました。

この方は、中級の部のK.Kさん。 高校2年生。

近頃、なかなか見ない、日本美人の顔立ちの方で、この方の写真を多く撮っています。

これは個人戦の競技中。



こちらは、中級以上の方で組む団体戦で、三人一組。

後ろの方が、砂を被ったりして難しいので、上級者が後ろにいくそうです。

 

 

 衣装も各自で個性的なものを着ています。 ベストドレッサー賞もあるんですよ。

 

 

 

団体戦で、3組が競技を終えて、馬返し(退場行進)するところ。

右側奥のゴール前にカメラマン達が見えますね。 一番いい場所は、こんな状況で、私は撮ることができませんでしたが、

反面、移動できなくなるので良し悪しです。




こちらは、中級の部・個人戦の馬返し。

さすがに女性の流鏑馬、桜も見事で、華やかな雰囲気です。

 




被り物の帽子も、自作するそうです。





満足そうな表情です。 スピーカで放送される、競技進行アナウンスも面白く

このK.Kさんの紹介に、K.Kさんが出場へのコメントで書いていた、「グレープフルーツジュースが好きなので

差し入れは、グレープフルーツジュースをお願いします」・・・を紹介し、なんじゃこりゃ!!と一喝(笑い)




昼休憩の時間に公園内では、馬の試乗イベントも。

海外の御夫婦の幼い娘さんの、騎乗です。


 


子供は、たのチそうな表情、サポートする大人達は真剣。




男性陣も負けじと、一列となって演技射撃。




桜流鏑馬の騎手達の控え所で、愛馬をなでる姿。  馬への愛情が凄いですね。




 

こちらは、桜流鏑馬の創設にもかかわった、地元・十和田乗馬倶楽部の上村鮎子さん。 

体格も大きく、馬も大きくてダイナミックです。 

なお、競技で使用する馬は和種、または和種系に限っているそうです。 

 

 

 

2番目の的は、下方に置かれてあり、一層難しい。 

 


 

力強く、美しい所作です。 


この方は、上級の部のA.Hさん。 高校生になったばかり。

スピードは100mの走路を、12秒以内で駆け抜けないと失格になります。

中級者は15秒以内、初級者は17秒以内という規定。




 


 






 

ゴール後、待機場所で

 

 

 

 

ここでも馬を優しくなでるA.Hさん。




上級のU.Aさん








この組が走り終えて、馬返しに向かうところ。

 




ゴールの後ろの方から撮影。




今回(第15回)の出場選手です。 ベストドレッサー賞、私が選べば10番の島田夏帆さんかな。




競技の合間、馬への給水も怠りません。 右側の馬が上村鮎子さんの馬。 大きさが違いますね。




アメリカ人の青年と、再会を喜ぶ騎手、石田直子さん。

2018年3月に米国アトランタ総領事館の招待で、桜流鏑馬を現地で披露しており、その関係かな。




この写真で、桜流鏑馬会場を打ち止めにします。 バスしか公共交通機関がないので、14時30分のバスに乗るため、名残惜しく会場を後にしました。




通り沿いの見事な桜。




新幹線の七戸十和田駅に到着。 待ち時間に駅のホールで展示されていた「高等官馬車展」を見ました。











昔は、馬車で嫁入りしていたんですね。









若い女性2人が、お休み中の横で、可愛らしい官馬車が佇む。

以上、桜流鏑馬とその周辺の旅行記でした。

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信州上田、富山、金沢アート巡り #3 岡崎酒造と上田城、車窓風景と兼六園ライトアップ

2019年03月15日 | 小旅行

村上早展を見終って、昼食は上田駅近くの中村屋で、"馬肉うどん"

(軽井沢に住む、現代画家・川田画伯のご推薦です。)

うーん、汁の味が独特ですね、尖ったところのない優しい味でした。

写真は撮り忘れ。 

ランチが終わって、歩いて柳町通に。 上田市内の観光は初めてで 

 ネットで調べて、来てみました。 江戸時代から続く、北国街道の

街並みが、200mほど残っていて、グルメには見逃せない名所になって

います。

 

 

 

中央に岡崎酒造の店舗が見えます。 左奥に続く土壁の藏が。酒藏のようです。

 

 

 

 平日でしたが、そこそこ観光客がいました。 酒のブランド銘は”亀齢(きれい)”、

 

 

 上の写真の拡大です。 江戸時代の通い徳利が飾られています。 

創業は寛文5年(1665)、歴史がある酒蔵です。

 

 

 中に入ると、団体客が説明を受けていました。 小さい藏なので、この人数で一杯とのこと。

 

 

 

日本酒”亀齢”と、いろんな酒器。

 

 

 

 地元の陶磁器も販売しているようです。

 

 

 

 酒樽をくり抜いた、”かまくら”のような座敷が飾られていました

 

 

ここの杜氏は、女性で有名、しかも美人。 ここでいただいた、PRパンフレットを

スキャンしました。

もちろん、 ”亀齢”も純米酒と、本醸造を試飲しました。 いけますね!

 

 

 

 岡崎酒造の棟続きで、天然酵母パンの”ルヴァン信州上田店”

ルヴァンは東京の調布が創業の地で、複数の店舗に拡大後、創業者の出身地、信州上田にも店舗を設けた。

建物は、岡崎酒造さんから借りているとのこと。

1階から2階のイートインできる茶房を撮りました。 畳敷きだそうです。

 



1階奥にも、椅子席のイートインコーナがありますが、1階も2階も満席でした。

私の勝手な想像ですが、こちらの棟は、昔は岡崎酒造の住居スペースだったのかな?

 

 

 

 仕方ないので、入り口の待合席で買ったアンパンを一口かじり、パチリ。

天然酵母が効いて、少し酸味がしましたが、もちもちのパンの味はさすが。



かなり遅れて、コーヒーが出てきました。 (パンはとっくに胃のなか)

待合席のお盆には、近くのギャラリーのPRリーフレットなど(迫力あるおじさんの顔写真にドキッとします。)




さて、通りをもう少し歩くと、骨董店の趣の蕎麦屋さん”おお西”

馬肉うどんとアンパンで、充足している胃袋からは、パスの指令が。

 

 

 

通りの終点から振り返って。

 

 

 

上田城に行くため、通りのひとつ奥の道に向かうと、橋があり、通りの裏手を流れる小川に面した土蔵の風情がいい。 

 

 

 

 

 

 上田城の土塁、濠跡?にやって来ました。 昔、徳川方の軍を2度退けた上田城の片鱗が感じられます。





全体は、上田城跡公園となっています。  明治になって廃藩置県後、上田城は民間に払い下げられ、廃城となった。

 

 


右側が北櫓、左側が南櫓です。 

 

 

 

西櫓と上田市内。

 

 

 

上田城を見学後、上田駅に戻り、15時41分の北陸新幹線で金沢に向かいました。

糸魚川を過ぎたあたりで、車窓越しに、スマホで撮ったものです。  16時33分

 

 

 

 

 黒部川の手前あたりで撮ったもの。  遠くの山の雪化粧に、九州育ちの私は、ウキウキとします。

 

 

 

 

 金沢に17時20分に着き、駅前のホテルに荷物を置いて、すぐバスで兼六園へ。

一昨年、金沢21世紀美術館を見ていたので、兼六園はバス停からすぐわかると

思っていたのですが、なんのなんの1時間近く、さ迷ってしまいました。

やはり方向オンチは直りません。

どうにかたどり着いて、ライトアップされた兼六園を撮りました。 18時36分

雪景色を期待していたのですが、甘ちゃんの夢でした。




昔、21か、22歳の頃、一度来たことがあり、写真もたくさん撮ったのですが

夜の光景だと、懐かしいという気持ちはまったく起きませんでした。

 

 

 

 

 

 宿に帰って、夕食。 全国チェーンの居酒屋で、地元の酒”手取川”で、チビチビ。

鰯の塩焼き、焼き鳥がおいしかった。 今日の歩数は2万1千歩。 19時50分 

 

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信州上田、富山、金沢アート巡り #1 旅の風景

2019年02月22日 | 小旅行

2月18,19日で、信州・北陸方面へアート巡りの旅をしてきました。

☆信州の上田市立美術館サントミューゼで、村上早(さき)展・コレクション展

☆金沢21世紀美術館でチウ・ジージェ展・西村有展・コレクション展

☆石川県立美術館及び富山県立美術館でコレクション展

以上を、駆け足でしたが堪能してきました。

 

展示の紹介は別途にして、今日は、旅の風景写真から幾つかを抜粋して紹介します。


上田城址から、南側を撮ったもの。

遠くの山々は、美ヶ原などで、山の向こうは松本市や諏訪湖になります。

 

 

 

 

上田市内の柳町通りの裏手。 北国街道の宿場町だったところで、長屋が軒をつらねる旧い町並みを残している。

 

 

 

 

北陸新幹線の中から撮影(金沢に向かう途中の、糸魚川を過ぎたあたりで)

 

 

 

 

金沢兼六公園では、ちょうどライトアップの期間中でした。

月は朧月夜で、翌日の雨を暗示していました。

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軽井沢そして東北,アート巡り #14 酒田~秋田~青森の沿線風景、秋田県立美術館

2018年09月26日 | 小旅行

 

2018年4月19日(木)酒田でのアート巡りを終え、酒田駅10:36発の特急いなほ1号に乗って、秋田へ向かった。

約15分後、真横に見えた鳥海山を撮影。 今朝の土門拳記念館からは雲で見えなかったので、ちょっとした喜び。

 

 

 

 それから40秒後の1枚。 早くも水を引いた田と、逆さ鳥海、山には所々に桜、いい季節の美しい風景。 

 

 

 

 

 

路線図だと、鳥海山の写真は、吹浦~女鹿あたりと思われます。

 

 

 

海からの風が強いのでしょうか、畑を柵で囲っています。

 

 

 

 

 線路の横にも、防雪・防風柵がめぐらされています。

 

 

 

 

 秋田駅には12時03分に到着。

次の奥羽本線の青森方面行は13時32分発なので、この1時間半で、秋田県立美術館鑑賞とランチという忙しい計画。

駅から7、8分歩くと秋田県立美術館、その手前のビルの観光ポスター。 秋田おばこと秋田蕗。でかい!

 

 

 

 秋田県立美術館、地上3階、地下1階のビル。 後で知ったのですが、安藤忠雄建築研究所の設計。

 

 

 

 

エントランスホール。 柱が無い螺旋階段を上がります。

 

 

 

 2階ミュージアムラウンジ。 水庭越しに千秋公園の美しい風景。 中央右に見える富士山型屋根の建物が、旧秋田県立美術館(平野政吉美術館)

 

 

 

 

 この美術館の目玉、藤田嗣治の《秋田の行事》 1937    ※撮影禁止だったので、JR東日本の「大人の休日倶楽部」ポスターを借用。

縦3.65m、横20.5mの大画面に、当時の秋田の人々の暮らし、竿灯、梵天などの年中行事、祭りが描かれている。

 

 

 

 

この大壁画の依頼者で、藤田作品のコレクターだった平野政吉が作った美術館が、旧秋田県立美術館で

藤田のアドバイスで採光や展示方法を工夫して、展示していた写真が次の2枚。

この旧美術館での展示は、見ていないのですが、うーん、写真で見る限り、旧美術館での展示が素晴らしい。

展示環境で、作品の印象が変わるのは何度も実感しています。

 

 

 

 

大壁画以外にも、素晴らしい藤田作品が展示されていて、来たかいがありました。

 
藤田嗣治 《自画像》 1936年  油彩・キャンバス 127.7×191.9

 

 

 

一方、企画展の方は、「夜と美術 闇が流れる 月が舞う」で、フライヤを掲載。

撮影禁止だったため、印象に残っている作品が紹介できないのですが、常設展示の、福田豊四郎と平福百穂が良かった。

 

 

 

秋田駅に戻り、駅ビルの中華料理店でランチをとり、弘前行きの鈍行列車に乗車。 目的地は青森。

奥羽本線 秋田(13:32)→ 弘前(16:12)乗換5分→ 青森(17:04) 

結構、乗客がいましたが何とか座れました。  写真は、途中の井川さくら駅で、車椅子の方が降車するとき撮ったもの。(14:03)

 

 

 

 

鯉川駅を過ぎて、向かいの車窓に八郎潟が見えました。(14:11)

かっては日本第二の湖だった八郎潟も、戦後の干拓で、現在は調整池と承水路を残すのみ。 乗客もまばらになってきました。

 

 

 

東能代駅を過ぎると、人家の少ない山村の景色が続きます。 

糠沢駅で、大太鼓のような駅舎が見え、パチリ、向かいに座る美しい女性も一緒に。(15:10) 

秋田美人というのでしょうか女優のような雰囲気があり、映画のシーンを見ている気分でした。

 

 

 

 青森駅に到着後、宿のアップルパレス青森に。 駅から20分弱歩くのですが、新しいホテルで綺麗でした。  写真はホテル内のレストラン。

 

 

 

 

夕食(晩酌付き)。 普段、”もづく”は好んで食べないのですが、ここの”もづく”はうまくて、思わず係の人に、「これ”もづく”ですか?」と聞いて

怪訝な顔をされました。

明日のアート巡り予定は、青森県立美術館 → 三内丸山遺跡 → 十和田市 です。 

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軽井沢そして東北,アート巡り #8 酒田町奉行所跡、若葉旅館

2018年07月09日 | 小旅行

 

本間家旧本邸から3分ほど歩いて、酒田町奉行所跡に来ました。

宿は 近いので、ちょっと立ち寄り感覚です。 

 

 

 

江戸時代の街並みや、賑わいがわかります。

 

 

 小さな祠と鳥居、水たまりのような池が、静かに佇んでいます。

 

 

 水芭蕉の緑と白が気持ちいい。

 

 

 さて、宿の若葉旅館に戻りました。

スマホの歩数計を見ると、約14,000歩、さすがに少し疲れました。

2階の部屋の窓からは、山居倉庫に続く護岸が見えます。

 

 

 

床の間には、絵画が。  

 

 

 

 階段横の壁にも、所狭しと絵画がかけられています。

後で、旅館の方に尋ねると、先代の社長がコレクションしたもので、別の部屋に山積みになっているとか。

この頃のビジネスホテルなどは、無味乾燥した室内デザインが多いのですが、アート作品があると、やはり

一味違い、落ち着きます。

 

 

 

 

 部屋の玄関にも、絵画、陶磁器、こけし、そして、骨董品などが飾られています。

 

 

 

こけしの顔の表情が面白い。

 

 

 

 同じく玄関の下駄箱の上の絵画と花。

 

 

 

部屋の洋間部分の奥にも小さな版画作品。

 

 

 

 

夕食は、刺身と焼き魚で一杯。 この後、鯨の刺身も出たのですが、それはあまり絵にならず、掲載見送り。

 

 

 風呂も気持ちよかったし、宿としてはお勧めです。

 若葉旅館、最初は、旅館という今どき古めかしいネーミングに、少し?のところもあったのですが、

口コミなどを見ると、酒田の宿では上位なのも納得です。

山居倉庫や本間家旧本邸などの、名所に近いのも便利です。 無料のレンタサイクルもあるので、次回は

これでいこう。

旅館の外観写真は、撮り忘れたと思っていたのですが、翌日の土門拳記念館の帰りに、タクシーの車中から

山居倉庫と新井田川を撮った写真に、旅館の上部が写っていました。


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軽井沢そして東北,アート巡り #4 酒田市 旧港、日和山公園、山王くらぶ、相馬楼

2018年06月10日 | 小旅行

山居倉庫を後にして、酒田港(旧港)に向かいます。

 

 

 

 

港橋の袂から撮影。 手前の旧港には、漁船が何隻か見えます。

 

 

 

漁船の上は漁火の集魚灯がずらり。 イカ釣り舟かな。

 

 

 

 

鯉のぼりがクレーンに。  そうか端午の節句ももうすぐだ。

 

 

 

 

酒田海鮮市場のビルに掲げてあった鳥観図。  鳥海山の溶岩や噴出物の地形がよくわかります。

後で分かったのですが、海岸線から内陸にかけて1~2kmは、砂丘とのこと。 防風林や防砂林が続いているのはそのためだ。

 

 

 

 

しばらく歩いて、日和山公園に着きました。 木製の六角灯台が桜越しに見えます。 4月18日酒田の桜は満開でした。

 

 

 

 

 公園内で、花見を楽しむ親子連れ。

 

 

 

 

芭蕉の句碑があります。

 

 

 

 

すぐ近くに、文学の散歩道の案内板があり、多くの文人が訪れていることが分かります。

 

 

 

 

 

公園の案内図は結構詳しくて、全部見たいのですが、時間がないので、千石船と展望広場に行くことにしました。

 

 

 

 

千石船の1/2スケールの模型。 意外と小さい。

 

 

 

 

最上川が文学に現れた、最初の和歌の碑。 ”もがみがわ のぼればくだる いなふねの いなにはあらず このつきばかり”

男女の恋の語らいがうたわれています。 男の求愛に対して、いやではないけど、今月だけは待って欲しい・・・ウーン。

そして最上川は、千年以上の昔から、米の舟運が盛んだったことが分かります。

 

 

 

 

展望台です。

 

 

 

六角灯台の方向。  最上川の河口に向いています。 風力発電の風車が多いですね。

 

 

 

 

説明付きのパノラマ。 晴れていれば、出羽三山も見えますね、振り向けば鳥海山も。

 

 

 

 

北西方向。 冬はこの方向からの風が厳しいようです。

 

 

 

 日和山公園を降りて、かって料亭や茶屋で賑わった通りを歩きます。

通りに、古い木造建築を見つけて撮影。 

 

名前は山王くらぶとなっていて、由緒ありそうでしたが、事前勉強してなかったのでよくわからず通り過ぎたのですが

後で観光ガイドブック”さかたさんぽ”を見るとこんな説明が。  寄ればよかったと地団駄。

 

 



もう少し進むと、石畳の道と遭遇。 道の左側奥には、神社の鳥居が見えます。日和山公園の麓にある下日枝神社で、酒田の町割りの基点になるとか。



 


右側を見るとまた木造の料亭っぽい家屋が見えます。 

 

 




手前の方の木造建築家屋がこちら、料亭「香梅咲」 道を歩いていた3人の男性はこちらに入りました。




隣が、「相馬楼」。こちらは舞娘(妓ではない)の演舞が見られるが、この日は水曜日で定休日だった。



酒田市資料館に展示していた相馬楼の説明。



こちらは、山形県酒田市観光ガイドブック”さかたさんぽ”に載っている相馬楼の舞娘さん。




こちらは、翌日、酒田駅の構内で撮ったJR東日本ノポスター。

酒田甚句をうたっているのでしょうか、甚句の歌詞に”ほんまに酒田はよい港 繁盛じゃおまへんか。”

とあります、確かに上方ことばだ。




これも後で知ったのですが、市内を巡るのに便利な無料の観光自転車があります。

酒田は気に入ったので、次に来るときは、自転車を使うことにしよう。 ちなみに、この日は約1万4千歩、歩きました。


次は本間美術館に向かいます。

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軽井沢そして東北,アート巡り #3 酒田市 山居倉庫

2018年05月31日 | 小旅行

4月18日(水)10時34分 酒田駅に到着。

九州育ちの私には、酒田市の場所がイメージできませんでしたが

今回の旅行でやっとわかりました。 地図を貼っておきます。

 
山形県酒田市観光ガイドブック ”さかたさんぽ” から抜粋。

当初の予定では、駅から主目的である「土門拳記念館」に直行する予定でしたが

なんと、特別展「昭和の目撃者 林忠彦vs土門拳」は、翌日からの開催で、気付

いたのは旅行前日でした。 

仕方なく、土門拳記念館は翌朝行くことにし、この日は酒田市内観光に変え、宿泊

する若葉旅館に直行。 

旅館という言葉も、今は懐かしい感じでが、いい宿でしたので、後で紹介します。


訪問したところを赤いマーカー、泊まった宿を緑のマーカーで表示しました。

山形県酒田市観光ガイドブック ”さかたさんぽ” から抜粋。

 

 

旅館で荷物を預かっていただき、川に向かって歩くと、”山居倉庫”が見えてきました。


 


明治26年(1893)年に建造された米倉庫で、125年の時を経て、現在も農業倉庫として使われている。



 

 

倉庫は12棟あり、手前の1棟は「庄内米歴史資料館」に、奥の2棟が観光物産館・ミニミュージアム「酒田夢の倶楽」として公開されている。




橋の対岸には屋形船、船頭さんの歌と愉快な話が楽しいとか。





この橋は”山居橋”といい、歩行者専用です。






昔、最上川の舟運で使われた、小鵜飼舟も復元展示されていました。





倉庫の裏側は、人気の写真スポットになっています。 ちょうど、台湾からのツアー客と思われる方々が、記念撮影中でした。

欅の葉が繁る季節なら、もっといい感じになるのですが。





「庄内米歴史資料館」に掲示されていた、JR東日本のポスターです。   このポスター、2007年の制作。






反対側から。  先ほどのツアー客達は、まだ撮影を続けています。





それでは、「庄内米歴史資料館」の中を紹介。

鳥海山をバックに昔懐かしい田植え風景。 撮影者は、庄内藩主だった酒井家の17代当主の方、山居倉庫のオーナー。




昔の入庫検査風景。 米の格付け(1等米~5等米)と計量(4斗=60kg)を行い、合格していれば入庫票、通称「切符」の交付を受けた。

白の前垂れをした人が検査員、黒の上下を着た農民、俵を担ぐのは女仲士




山居倉庫のジオラマです。 1棟(120坪=396㎡)あたり、804トン(13,400俵)の収容能力、昔は2万俵を収容した。

また、昔は倉庫の対岸は、土の堤防だった。 





写真資料が興味深くて、たくさん撮りました。





山居倉庫のある場所は、昔は最上川と新井田川の中州だった。 

その後洪水対策などで、河口の変更工事などが何度も行われ、今は最上川本流とは切り離されている。





地盤が弱いため、基礎工事では深く松杭を打ったようで、完成翌年の明治27年の庄内大地震

でも、山居倉庫は大丈夫だった。









 



農家の作業器具など。





農家の部屋の再現。  幼い子供を入れる編み籠は、済州島の農家でも似たものを見ました。





昔はコメの品質を、5段階評価したそうですが、現在は3段階とか。





なんと、米俵5俵、300kgを担ぐ女仲士もいた。(競技会での写真とか) 










はんこたんな? 調べると女性が農作業時に顔を覆う布で、虫よけや日よけのため使った。

黒覆面に見え迫力があります。 以前、濱谷浩写真展で"はんこたんな"をした農作業写真を見たとき

その迫力に驚いたことを思い出しました。 



早乙女?・・・・・田植えをする女性たちのことなんだ。




稲揚げの写真を見ると、確かに子供たちが稲を背負っている。





ここでもう一度、JR東日本の大人の休日倶楽部のポスター。  倉庫の天井を背景に。





資料館休憩コーナには、”おしん”の資料や写真がありました。

おしんの中で山居倉庫が登場し、以来、世の注目を集めて観光地化したのだとか。





中国や台湾の旅行客用でしょうか、漢文のタイトル。 おしん→阿信 





NHK朝ドラ”おしん”は、見る機会がなく、評判しか知らないのですが、東南アジアの人々にも人気だったのがわかりました。





次は、倉庫を物産館やミュージアムにした”酒田夢の倶楽”です。

物産館入口にあったお土産用の傘福(由来等はこのあとに)。 左端の男子誕生祝いの傘福の価格は5万4千円。





物産コーナの奥の、ちょっとした暗がりにミニミュージアムがありました。

下の写真は、ギャラリーコーナにあった行燈?の展示です。 キャプションはわかりませんでした。






傘福、初めて見ました。 確かに京風のつくりですね。

 




 

酒田に色濃く残る上方文化について








 

茶屋文化・料亭文化の説明に出てくる民謡酒田甚句の歌詞「繫昌じゃおまへんか」・・・まさに上方言葉ですね。

毎年、夏の祭りでは、酒田の大通りで酒田甚句の踊りが見られるようです。





竹久夢二も酒田が好きだった。





松尾芭蕉も、「奥の細道」で酒田での句を残している。

酒田の歴史と文化が、大掴みでわかる展示でした。  倉庫の景観もふくめ、酒田に来たら是非、立ち寄りたい場所ですね。


物産館前の軽食店で、山菜うどんとおにぎりの昼食をとり、次は酒田港へ。

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軽井沢そして東北,アート巡り #2羽越本線の車窓から

2018年05月04日 | 小旅行

 4月18日(水)朝、新潟は小雨模様でした。

新潟8:22発 特急「いなほ1号」(秋田行)で、目的地の酒田まで車窓の景色を楽しみました。

ちなみに、わたしは、羽越本線に乗るのは初めてなのでした。

信濃川の鉄橋上から 。 8時33分

 

 

 

座席の前ポケットに、羽越本線の沿線観光案内が入っていました。

海岸や、山など楽しめそうです。 ただ、天気が小雨模様から曇りということで、青空は諦めです。 

 

 

 

 

坂町駅を出発して5分ぐらい、村上駅の手前あたりの車窓から(日本海方向)。  左から中央にかけて、天井川でしょうか? 土手の桜並木が満開のようです。 9時5分

 

 



村上駅を過ぎ、案内に出ている「三面川」の上を通過中。   雪解け水で、水量が多いように見えます。 9時14分

 

 

 

 

 

海岸沿いを走り出しました。 9時16分

 

 




ほどなくして、粟島が見えてきました。  消波ブロックにとまっている海鳥たち、朝食後の休憩かな? 9時25分

 

 

 

 

 案内に載っていた、「笹川流れ」に入ってきました。  9時28分

 

 

 

 

漁をしている小舟が見えます。 網も見えますが、何漁なのだろう? 9時32分

 

 

 

 

 

案内に、天然の塩を作っているところが多いとありましたが、その一つのようです。 

屋号の文字は、「笹川流れ塩工房 ”藻塩”」と読めます。  薪を大量に使うんだ!

 

 

 

 

 

 府屋駅の手前です。 9時37分 

 

 

 

 

 車内を撮ってみました。 4号車で指定席だったのですが、ご覧のようにガラガラで、自由席でよかったなー・・・は後の祭り。

 

 

 

 

 

 山側の車窓。 花々が可憐です。  9時50分

 

 

 

 

 

 右側(山側)の車窓から、出羽三山がボヤーっと見えます。 10時10分

 

 

 

酒田には10時34分、時刻通り到着。

酒田に着く手前で最上川を渡ったはずですが、写真を撮り忘れていたようで残念。

このブログを書くとき知ったのですが、2005年のクリスマスの夜、酒田駅を出発した上り特急「いなほ14号」が、この最上川鉄橋を通過直後、強風を受け

脱線転覆し、5名の方が死亡し、32人が重軽傷を負った惨事があった。 現場には慰霊碑が建っています。

私が列車に乗っていたときは、そんなことは知らなくて、右の車窓から、白いモニュメントみたいなものが見えたものの

何なのか確認することもしませんでした。

改めてこの場で、犠牲者の方々に深く哀悼の意を表したいと思います。 

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軽井沢そして東北,アート巡り #1軽井沢

2018年04月30日 | 小旅行

 4月17日(火)から、4泊5日でアートなどを巡る旅に行ってきました。

 行程は
  東京→軽井沢 川田画伯アトリエ
      →新潟(泊のみ)
                         →酒田(泊)本間家旧本邸、本間美術館、酒田市資料館、山居倉庫、土門拳記念館
           →秋田 秋田県立美術館
             →青森(泊)青森県立美術館、三内丸山遺跡
               →十和田市(泊)十和田市現代美術館、桜流鏑馬 
                 →東京

 まず最初に、軽井沢

朝10時前に、軽井沢駅に着くと、霧に包まれ、気温は8度くらい。
 

東京より10度ほど低い気温にブルッ。

川田画伯のアトリエに着くと、画伯の新作がアトリエ内のサンルームに飾られていました。

出来立てなので、乾燥中とのこと。

 

 

 

 最近の、新しい作風の小品です。  詳細はこちらで

 

 

 

 

 窓からは枝垂れ桜が見えます。

タクシーから市内を見ると、ピンクの濃いオオヤマザクラや枝垂れ桜が多いようです。 

自然環境の良さは、さすがに軽井沢です。

 

 

 

 

制作室の方に飾ってあった「緑雨」という作品を、サンルームに移していただいて撮ったものです。

軽井沢の自然の爽やかさ感じられ、気に入った作品です。

 

 

 そのあと、イタリア料理のレストランで、ランチをご一緒し、もう一度アトリエに戻り、ドローイング作品などを

見せていただいた後、おいとましました。 

 

そして軽井沢から、高崎経由で新潟へ行き、駅に直結したホテルにチェックイン。

ホテルの1階がレストラン(居酒屋といった方が近い)で、夕食に一杯やることにしました。

越後にきているので、純米酒「鶴齢」を注文、その後、メニューを見ていると

本醸造「越後美人」を発見。  ブログ友のハンドルネームなのです。

 

 

 

以前、越後美人さんとブログのコメントやり取りの中で、一度、日本酒「越後美人」を飲んでみたい・・・てなことを書いていたのです。

しかし、探しても見つからなかったので、これはいいチャンスとばかり、「越後美人」もオーダーしました。

 これが、本醸造「越後美人」。 1合、555円

     純米酒「鶴齢」は1合、680円

 「越後美人」を飲んでみると、飲みやすく後味もすっきり系のお酒でした。

「鶴齢」は、純米酒で濃醇な味なので、味の性格が異なりますが、両方、楽しめました。

困ったのは、普段、晩酌で半合程度しか飲まないのに、2合も飲んでしまい

部屋に帰って、バタンキュー。 カメラ現像などの予定がzzzz・・。

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北海道 旭川の美術館、博物館

2017年03月31日 | 小旅行

 2017/2/17~2/21の北海道の旅、今日は19日に行った旭川の美術館・博物館を紹介。

 富良野のホテルを朝8時に出発、旭川駅前までバスで2時間です。

バスの車窓から撮影(8時04分)。 雪が降っています。  

雪国の方には何でもない風景でしょうが、九州育ちの私には新鮮な光景です。

 

 

 

10時に旭川駅前に到着。 道立旭川美術館まで、バスと徒歩で15分。

美術館での鑑賞後、前庭の彫刻付近から撮影。(11時半)

 彫刻の作品名は、雪に埋まって、キャプションが読めませんでしたが、後日、調べると 

ブールデルの《雄弁》 1920年頃の制作 でした。
 
 

美術館の展示ですが (館内の作品は撮影禁止)

第一展示室の「色と形 みるあそぶ」 では、難波田龍起の絵が印象に残りました。

 難波田龍起 《風景》 1956 油彩キャンバス

 

第二展示室の「木の造形 セレクションⅡ」では、船越桂の作品が良かった。
作品制作のための、ドローイングも印象的でした。 

   
船越桂  《夜は夜に》 2003 クス、アクリル絵具、大理石

 

 

美術館のカフェでコーヒーを飲んで、次は旭川市博物館へタクシーで移動。

タクシーの運転手に行き先を告げると、「アイヌの文化を研究しているのですか?」と尋ねられました。

東京国立博物館で、アイヌや琉球の文化遺産を見て、興味があるだけですと答えると、運転手さんは

市の文化ボランティアをしているとのことで、アイヌの ことについていろいろと教えてくれました。

博物館が入っている、旭川市大雪クリスタルホールに到着。

 

 

 博物館入口

 

 

入ってすぐの壁面に掲げられた、上川アイヌの祈りの世界。  モノクロの写真が美しい。

 

 

 

1階は、「先住の民アイヌの歴史と文化」が展示されています。

アイヌの生活風景の模型。 中央は鮭を干す作業風景

 

 

 

 アイヌの伝統的住居“チセ”(上の写真の左奥住居)の内部です。 凄く暗い…でも実際のチセの明るさにしているとのこと。
(カメラは、ISO6400、F4 シャッター速度1/4秒で撮っています)

おばあさんの語り唄が流れています。

 

 

 

アイヌの人々は、北海道だけでなく、11世紀前半にはサハリン南部、13世紀以降は千島にも進出し、15世紀にはカムチャッカ半島

まで活動圏を拡大していた。

 

 

 

なんとアイヌの人々も倭寇のように、サハリンや大陸の村々を襲い、略奪を行っていた。

このため、1260年代から元軍に攻撃され、1308年に元に降伏し、毎年、毛皮を貢納するようになる。

 

 

 

アイヌの女性の首飾り。 青が印象的です。

 

 

 

解説は別にして、面白いファッション。

 

 

 

明治時代の屯田兵の兵屋

 

 

 

アイヌやサハリンなどの北方民族の民俗資料が充実しています。

 

 

 

 

地階は「厳寒を生き抜く動植物と人」がテーマです。

 

 

 

 

 

北海道の地質の説明コーナでは、プレートの移動からわかりやすく説明されていました。

 

 

このままプレートの移動が続くと、日本もまたアジア大陸にくっつくんだ!  何千万年も先の話ですが、凄いなと思います。

 

 

 

で、北海道中央部は、東西島弧の衝突と、千島島弧の西進と衝突によって、できた地形とか。

 

 

 

開拓と旭川の発展の資料コーナ

 

 

 

 

 

 

 

懐かしい紙芝居。  紙芝居倫理規定の審査済みの検印があります。

 

 

 

左:紙芝居を見る 昭和30年(1955年)    右:雪の日 昭和33年(1958年)

 

 

左:遊ぶ子等 昭和32年(1957年)                 左:遊ぶ子等 昭和34年(1959年)

懐かしい思いがしたのは、私も同年代のためかな。 当時は、大勢でよく遊びました。

 

 

11時50分に入って、13時40分に出たので、約2時間見ていたことになります。  充実した素晴らしい博物館でした。

帰りは旭川駅まで歩きました。 左中央の平たいビルが旭川駅です。 新しくて広々しています。 

 

 

 

橋を渡って振り返ると、大雪クリスタルホールの屋根が中央に見えます。

 

 

 

旭川駅横のイオンビルから、駅前広場を撮影。 断続的に雪が降っていました。

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北海道 富良野 旭山動物園

2017年02月27日 | 小旅行

韓国世界遺産の旅も途中なのに、またも割り込みです。

2月17日(金)~21日(火)に北海道の、富良野・旭川・札幌に行ってきました。

親戚の二家族と私達夫婦、合計7人で、主目的はスキーです。

着いた日の富良野のホテルの部屋から。 雪が降っています。

 

 

 

他の6人は早速、スキーに。

私は、25年ほど前、新雪に突っ込み転倒、スキー板を墓標のように立てて以来、絶っています。

で、私の目的は雪景色の撮影、美術館、旭山動物園なのですが、一応、ゲレンデに出て、撮影。

兵庫県の高校が修学旅行で来ていました。(青ジャンパにゼッケン) 外気温はマイナス8度。

 

 

 

翌朝6時頃の窓からの景色。 今日は全員で、旭日山動物園に行く予定で、早いのです。

 

 

 ホテルのロビーから撮影。   7:47

 

 

 ホテルからバスで富良野駅へ。 8時20分の始発で、旭川に9時23分着予定。 天気も晴れてきました。

 

 

 上富良野駅で停車中に、2両編成の電車を撮影。 土曜日でしたが電車もゆっくり座れました。

 

 

 車窓風景。 青と白のコントラストが美しい。

 

 

 

旭川駅に着くと、動物園前行きバス停は長蛇の列。 家族連れや若いカップル、言葉も中国語やハングル、英語が飛び交っている。

旭山動物園のパンフレットです。  冬の開園時間は10:30~15:30.

コンセプト”伝えるのは、命”  いいですね、人気の秘密はこれかな。

 
園内の略図
 

 

 正門入ってすぐの石のモニュメント前で撮影。 動物園はその名の通り、旭山山麓に造られています。  
(サングラスとマスクは編集で追加)10時34分。

 

 

 

ペンギンの散歩まで、少し時間があるので、ホッキョクグマ館を見学。

銀鮭の水槽。 おおぜいのギンジャケに、こちらが見られている感じ。

 

 

 

ホッキョクグマ。

白熊とも言いますが、少し黄色味を帯びた毛。

ホッキョクグマの毛は中空になっていて、光を透過し、散乱光によって白く見えるらしい。 そして陽光を奥の皮膚に届け、その熱はぶ厚い脂肪層と体毛で

容易に失われない。 加えて、体毛内の空洞も蓄熱の役割を果たすという巧みな保温機構に感心。

 

 

 

一頭の仕草が、愛嬌満点。 やはり、ネコ目(食肉目)の動物です。

 

 

 

 

 

 

 

立ち上がると、さすがに大きい。 

 

 

 物で遊ぶのが好きなようです。

 

 

 

 

 

 レッサーパンダです。 笹がおいしそう。

 

顔部分の拡大。

 

 

 可愛い顔をしている。…うちのワンコに似ている←親バカ

 

 

 

 さて、11時になり、ペンギンの散歩の始まりました。 沿道は人の波。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

躾けられているのか、ときおり、観衆に挨拶するような素振り。

 

 


小さいペンギンがよたよた、列を外れてきました。

 

 

 子供ペンギンかと思ったのですが、後で、別種類のペンギンとの説明がありました。

 

 

 大慌てで隊列に戻っていきます。  11:05

 

 

 ペンギンが折り返しから戻るまで、少し時間がかかるので、近くのキリン舎へ。 キリンは寒さには耐えるようです。

 

 

 餌の干し草を食べた後は、雪を食べています。 水代わりか?   ウシ目 キリン科 のアミメキリン。

 

 

 ペンギンの復路です。 下り坂なので腹スキーの子も。

 

 

 

 

 

 一羽を拡大してみると、美しい色合いです。

 

 

 また、あのヤンチャペンギンが来て、土手を上がろうとします。

 

 

 飼育員に注意を受けると、この後、飼育員の袖口に噛みついていました。 相当なヤンチャ者。

 

 

 で、コースに戻ると、威張って歩きます。 ウーン、このキャラクタなので、散歩選手団に選ばれたのかな。

 

 

 

 アザラシ館で、気持ち良さそうに泳ぐアザラシ。

 

 

 

 シロフクロウ。 北極圏のツンドラ地帯に分布しており、純白の羽毛はオス。

北極圏では白夜なので、フクロウでは珍しく、日中でも活動するが、本日は昼寝中のようです。

 

 

 

 

  手書きのキャプションもいい。

 

 

 枝など持って飛びました。

 

 

 

 左のプラットにもう一羽いて、つがいかも。 巣作りか。

 

 

 

 キタキツネはお昼寝中。

 

 

 チンパンジーの母子

 

 

 オランウータンの母と子

 

 

 子供の満足そうな顔。

 

 

 父親?のオランウータンが近づくと、サッと離れる子供。

 

 

 そのオスが、バナナ?を口にくわえて子供にドーゾ。

 

 

 パクッと子供がバナナに飛びつく! 後ろの母オランウータンは何をしているのでしょう?

 

 

 

森林オオカミ、きれいな眼をしている。

 

 

 

 

ユキヒョウです。 このあいだ、NHKでヒマラヤのユキヒョウの生態を見たばかりで、親近感がありました。

頭上、1mほどにいる姿を下から撮影。

 

 

 

 

「何見てんだオラー」  ド迫力です。

 

 

 

 

 

 

”伝えるのは、命”のパンフ写真を意識。

 

 

 

小屋の中には岩壁もありました。 登っていったユキヒョウが、失敗して落ちたのを見たのですが、カメラは間に合わず。

 

 

 

 

 

 

 最後はアムール虎

 

 

 

 

 

 

 左の一頭は、ダイエットのためでしょうか、檻のなかを周回しています。

 

 

 

 周回をやめて、バタンと横になったのを、この二頭が見つけます。

 

 

 そして、そーっと、ネコ足で近づいていきます。

 

 

 

 あっ、襲われる!

 

 

 

 

 

 

 虎の共食いか!と思いました。

 

 

 

でも様子がおかしい?

 

 

 ?

 

 

 

 

 

 襲われた虎が、相手を舐めている?

 

 

 三頭とも何事もなかったかのよう。

 

 

このキャプションを見て納得。  母ザリアとその子供達だった。 (14時13分)

手書きのキャプションに親近感。

見せ方などにも工夫があって、さすが人気動物園です。 

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鹿児島 枕崎から知覧へ 武家屋敷など

2016年11月08日 | 小旅行

10月6日(木)、枕崎での用事が、予定より早く済んだため

この日は、知覧にすむ叔母さんを訪ねることにしました。

枕崎から知覧へは、バスで約50分。(バス便は一日に5便)

バスの乗客は私一人。 そういえば、鹿児島空港から枕崎への高速バスも私一人しか乗客がいませんでした。 台風18号の影響もあったと思いますが

それにしても、これではバス会社の経営は苦しいと思います。 枕崎の街もあちこちに空き地や、シャッターの閉まった商店などが目立ち

地方の衰退が進んでいるのを感じます。

さて、バスの車窓から見える開聞岳。  茶畑が一面に拡がり美しい。

 

 

 

6年前までよく来た、特別養護老人ホーム「南方園」が見えてきました。

亡くなった叔母(父の妹)がお世話になっていて、当時は、鹿児島空港からレンタカーできました。 

南方園前にバス停があり、バス路線になっているのは、今回初めて知りました。

 

 

 

知覧に着き、叔母(母の妹)の家を訪ねると留守。 

しばらく、待つことにし、近くを歩くと人形博物館兼カフェがあり、そこに入りました。

カフェの壁にも人形などが飾られていました。 御主人は”なんでも鑑定団”にも出たとのこと・・・そうでしょう。

たまたま、居たお客やマスターが、叔母を知っていて、週に一度、出かけるらしく、帰りは遅いようだとのことで

この日は、土産とメモ書きを叔母宅の玄関に吊るして、失礼することにした。

 

 

 

といっても、せっかく知覧にきたので、武家屋敷を見学することにした。

 

 

 

マップです。 武家屋敷に入り、庭などを見ることができるチケット(¥500)が必要。

 

 

 

よく刈り込まれた生垣などがうねり、コンパクトながら趣きのある庭園。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オモテの内部

 

 

 

ナカエの内部

 

 

 

 

 

最後は、家老格の方の屋敷。

外人と日本人女性(奥さん?)の観光客が出ていきました。 この二人とは、この後30分後にも出会い、特攻平和祈念館への行き方を尋ねられました。

外人は多分、米国人。 特攻平和祈念館に観光に行くのは何か違和感を感じましたが、連れの日本人女性がリードしていたようです。

 

 

 この土蔵は、別の屋敷のものだと思うのですが、土壁の模様が面白い。

 

 

 

土は、火山灰などが混じっているのでしょうか、堅く締まっているように見えます。

 

 

 庭園が凝っています。

 

 

 

 

 

 

 屋敷の前の売店から撮ったもの。

 

 

 

 以上で、武家屋敷を見終え、昼食は「そば茶屋 吹上庵」で、板そば。  注文から数分で持ってきました。

待たせないのをモットーにしているとのこと。 気に入りました。  

 

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河口湖と宿

2013年12月20日 | 小旅行

富士山での宿は、河口湖畔にしました。

犬2匹が一緒に泊まれる宿となると、選択肢が少なくなります。 

小奇麗な宿で、料理もおいしかったので、久し振りに料理ブログを

甲斐サーモンと旬の魚4点盛。

 

左上は鮑の柔らか蒸しと香草サラダ。  献立も一緒に。

 

旬菜盛合せ

 

山梨名物の宝刀鍋。 豆乳も入っているような柔らかなみそ味。

 

秋の味覚蒸し

 

富士桜ポークの石焼。

 

河口湖産古代米の炊込み御飯、すまし汁、三種盛り

 

三種盛りの拡大

 

どうせくれないんでしょ!とふてくされ気味のレナ。  

 

最後のデザート

 

翌朝、宿の前の河口湖畔で。  早朝から釣り人が多い。

 

 道路は凍結していて、気温が低いのですが、釣り人はなんのその

 

 

最後の紅葉と、朝陽の後背に輝く天上山ロープウェイ。

 

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軽井沢へ

2013年09月23日 | 小旅行

小旅行2日目は軽井沢、途中、横川のサービスエリアで。

 

 

主役はワンコ。

 

 

 

 

この横川からは、妙義山がよく見えます。

 

写真は横川SAですが、帰途に立ち寄った時のもの。  妙義山のごつごつした稜線がよくわかります。  一度は登ってみたい場所です。

 

 

さて、ワンコは芝生の上で元気ですが、

 

 

同様に元気なワンコをレナが発見。    キラは、かかわりたくないので尻尾を巻いて逃げる体制。

 

 

甲高い声で、吠えかかるレナ。  スタコラサッサのキラ。

 

 

女房にリードで引っ張られ、不承不承、退却するレナ。   この子はメスですが、気性は喧嘩早いオス犬のよう。

 

 

軽井沢のハルニレテラスです。  女房の希望で来ましたが、私は名前も初耳でした。   14軒ほどのレストランやショップがウッドデッキでつながれており、ご覧のとおり、多くの客で賑わっていました。

 

 

 

この店は、蕎麦屋でペットは屋外テラスならOKの店。

 

 

ワンコを、バギーに乗せ、買物。

 

 

菓子屋で土産を物色する女房。  こうして、一泊二日の小旅行は無事終了しました。

 

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