光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

ゴトウヒロシさん個展 「あなたが消えた夜に」

2015年05月30日 | アート ドローイング

ソウル編の途中ですが、本日、行ってきた

ゴトウヒロシさん個展 「あなたが消えた夜に」    

を紹介します。(渋谷区神宮前の「HB Gallery 」で開催中、6月3日(水)まで。 11:00~19:00、最終日は17:00まで)

入口の英知美新聞号外。

 

 

毎日新聞夕刊で2014年1月~11月に連載された、中村文則さんの小説「あなたが消えた夜に」の挿画を担当されたのがゴトウヒロシさん。

 

 

私も途中から連載を読みだしたのですが、毎日、夕刊を見るのが楽しみでした。

 

 

先週の夕刊に、この個展の案内が出ていたので、今日は午前中に国立近代美術館本館と工芸館、国立公文書館を見たのち、表参道のこの個展に来ました。

 

 

なかに入ると、ゴトウさんがおられ、気さくに写真撮影Okとのことでした。

 

 

上も含め、描き下ろしが8点、新聞掲載の20点ほどで構成されています。

鉛筆で書かれ、幾つかは着色もされていました。

この絵の、男性のスーツやネクタイのマチエールは凄い。 写真ではわからないでしょうが、デジタル写真を拡大すると

わかります。

 

 

小説に出てくる小橋刑事の新バージョン。  他の作品でもそうですが、眼が、仏像の玉眼のよう。

ゴトウさんに伺うと、黒い瞳では、生々しくなりすぎるとのこと。

確かに、瞳が黒くないので、妖しくあるいは崇高なオーラを放っています。

 

 

これ、作者の中村文則さんを描いていますね。 

2002年に「銃」で第34回新潮新人賞を受賞し、その後もいろんな賞を受賞しています。 まだ37歳の若さです。

 

 

これは小説にでてくる「椎名めぐみ」だろうか、はたまた「科原さゆり」?

そんなことはどちらでもよいくらい、絵としてぶるっとくるものがあります。

 

 

小説内のどんなシチュエーションだったか、まったく記憶がないのですが、こうしてみると作品の構図の

素晴らしさも特筆ものです。

 

 

ここからは、連載された挿画です。

 

 

吉高亮介かな、主人公の一人で、狂気の隣にいて復讐殺人を繰り返す”悪”なのだが、どこかで歯車が狂っただけで、ナイーブな青年。

 

 

これも誰を描いたものか、わかりません。  ちゃんと小説を読んでなかった証拠ですね。

 

 

こちらは分かります。 精神科医の米村。 患者の椎名めぐみに対し、マインドコントロールをして、狂わせ、自分もそれに依存する、彼も吉高に殺される。

 

 

 

終局近くの場面、毒入りチョコとわかっていて、愛する吉高がつくったチョコを食べようと、考えている科原さゆり。

 

 

この作品に思い当たるところはないのですが、表情と煎餅が面白い。

 

 

捜査一課の刑事と、所轄の市高署の刑事の場面だろうか。  作品すべてに、構図の非凡さが感じられます。

 

 

単行本が発売され、購入予定でしたが、ちょうど個展に作者のサイン入りのものがあったため、ここで購入。 

 

 

 

 

 

 

 

小さな会場ですが、堪能しました。  来場者も結構、入れ替わり来ていました。

 

 

表参道は若者であふれ、活気があります。  地下鉄入口横で、お店の宣伝パフォーマンス。

 

 

私もプレゼントを頂きました!

 

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