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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

国立科学博物館 「元素の不思議」#16 ネオジムや超強力磁石体験

2012年10月26日 | 自然科学

ネオジムは、オーディオが好きな私にとっては、スピーカの磁石の素材として知っていました。

フェライトやパーマロイが当初、人気でしたが、ネオジム磁石が最強の磁石として、1980年代に日本で発明され、いろんな分野で利用されだした。 

 

しかし、資源としてのネオジムは生産量の98%が中国で、中国の輸出政策などにより、近年、価格が高騰した。  ただし、埋蔵量は中国で30%とのこと。

 

左上は、懐かしい平面スピーカ。   ハードディスクの回転モータにも貢献した。 

 

ここで、超強力磁石体験のコーナがあり、挑戦してみました。 

 

下の、青い磁石がつけられた鉄棒を手で押して、磁石の反発力に逆らって、くっつける試みなのですが、係りの人の話では、普通の人は1cmか2cmまでは近づけられるのですが、くっつけるのは無理

とのこと。  強力な磁場なので、腕時計や携帯電話、磁気カードの入った財布などを体から離して、いざ挑戦。

5mmぐらいまで近づけたとのですが、それから先はとても無理でした。

 

少し飛ばして、次はガドリニウム。 

 

 

MRIの造影剤として使われれているほか、「磁気冷凍」というフロンガスを排出しない冷凍技術に使われる元素として注目されている。 

 

 テルビウム。  スウェーデンの小村イッテルビーという町の採掘所から採れたため、この名がついた。  他の元素のイットリウム、エルビウム、イッテルビウムも。

 

 

 

このあたりの元素の蛍光状態を


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CCSCモデルファン (ストライベック)
2025-04-30 01:21:39
最近はChatGPT(LLM)や生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術とは違った日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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