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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京2020公式アートポスター展をみて

2020年02月26日 | アート デザインその他

2月12日(水)に行った東京都現代美術館の1階フロアで

「東京2020公式アートポスター展」会期:1月7日(火)〜2月16日(日)

が開催されていました。

当日の会場光景です。 時刻は11時50分、昼の日差しが強く、普通に撮るとこんな写真に。

この写真を加工したのが、下の写真

 

この状況と、カメラの腕の下手さもあり、ポスターが、くっきりと見えません・・・ご容赦を。

また、ポスターは全部で、20種類ありましたが、抜粋して掲載しています。 作者コメントも掲載していますが、独断で簡略化しています。

右側の2枚の作品は、オリンピックエンブレムの作者 野老 朝雄(美術家)さん。 左:  パラリンピックテーマ作品         右: オリンピックテーマ作品

<作者コメント> 1964年に行われていたコンパスと定規に依る設計に敬意を表し、未来にはどのような技法で設計が行われているのかを想像し、2020年に生きる作家として て次の世代以降に手渡すバトンをつくりました。

 

右端の作品、近接して見ないと、何なのかまるで分かりません。

 

大原 大次郎(グラフィックデザイナー)《動線/flow line》 

<作者コメント> 本作では、ギリシャから継承された聖火を起点に東京2020オリンピック聖火リレーで紡がれる動線と、その結び目となる800を超える市区町村名を描いている。

 

 

 

右端の作品

鴻池朋子《Wild Things - Hachilympic》

<作者コメント> 人間は一匹の動物として一人一人全部違う身体を持ち、全て違う感覚で世界をとらえ、各々の環世界を通して世界を生きている。それらは一つとして同じものがない。同じ言葉もない。同じ光もない。オリンピックがそのことに腹をくくって誠実に取り組めば、小さな一匹にとって世界は官能に満ち、やがて新たな生態系が動きだす。

 

 

 

 

 

大竹伸朗《スペース・キッカー/Space Kicker》

<作者コメント>宇宙空間を光速で飛び交う色とりどりの天体ボール群・・・キラめく極彩色と神々との一期一会の戯れ・・・地上を遥か離れてそんなオリンピック光景を妄想していた。
        唐突にピンク色の人形が現れた。マバタキもせず飽きもせず淡々と真っ赤な球体を蹴り上げている。そいつは「遊びの神」なのか?

↑ 今回のポスターのなかでは、マイベストです。

 

荒木飛呂彦《神奈川沖浪裏上空/The Sky above The Great Wave off the Coast of Kanagawa》

<作者コメント> 荒波のような雲。スポーツの神々が上空から日本へ舞い降りるイメージで描きました。 葛飾北斎-「神奈川沖浪裏」の構図をモチーフに、富士山を何色に塗るか悩みましたが 
         ハチミツ色に塗りました。

 

 

浦沢直樹《あなたの出番です。/Now it's your turn!》

<作者コメント> これはオリンピックのために描きおろした漫画です。競技・人種・性別を超越した描き方に挑戦してみました。すべての人に出番があります。次はあなたの出番です。

 

 

テセウス・チャン(アートディレクター) 「EXTREME REVELATIONS」

 

 

山口晃《馬からやヲ射る/Horseback Archery》

<作者コメント> 日々が挑戦の方々を生き物にまで広げた。世の中が住みやすくなるように。

 

 

右の作品 クリス・オフィリ(アーティスト) 「The Games People Play」

 

 

 

フィリップ・ワイズベッカー《オリンピックスタジアム/Olympic Stadium》

<作者コメント>開催地が日本ということもあり、和紙に描くことにしました。和紙は普段から作品制作によく使っています。そして手の赴くままに、オリンピックスタジアムの姿を描きました。

↑ これ、原画のようでした。  他も、原画があると、スタッフの方がおっしゃっていましたが、私には判別できませんでした。

 

 

新木 友行(アーティスト)

<コメント> パラスポーツの素晴らしさや競技の力、選手たちの勇気を感じていただけることを心から願っています

グラフィックデザイナーの佐藤卓・《五輪の雲》も良かったのですが、撮影漏れでした。

 

思い出すのは、1964年の東京オリンピック、そして亀倉雄策のこのポスター

ストレートにスポーツと極限感がでていますが、あれから56年経った今のポスター、多彩なメディアのなかで

ポスターの存在感、価値観も変わった。

 

東京都現代美術館でのポスター展は終了しましたが、全ポスターは、このサイトに掲載されています。

東京2020公式アートポスター

以上です。

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「山口小夜子 未来を着る人」展を見て

2015年06月02日 | アート デザインその他

ソウル旅行編の途中ですが、もう一つ割り込みして、5月17日(日)に行った

「山口小夜子 未来を着る人」展を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山口小夜子は小さい頃、ファッション雑誌からお気に入りを切り抜いて、母親にその服をつくってもらうのを楽しみにしていた。

会場の最初に、小夜子のそうした切り抜きや、絵本、人形、レコードが展示されており、彼女のイメージが膨らんできます。

両親が、大事に保管していたのでしょう。  私も幼い頃、鉛筆で漫画を描くことが好きだったのですが、そうした画を母は

大事にとっていてくれました。 約50年ぶりにその画を見たとき、懐かしさとともに、母の愛情の深さにジーンときました。

 

 

小夜子が若い時に読み、大事にしていた本。

 

 

パスポートの小夜子。 このコーナには小夜子が集めた写真切り抜きでボブカット、いわゆるオカッパの女性写真が多い。

小夜子のボブカットは、深い愛着があるのだろう。

 

 

 

 

会場ではタブレットにスライドショウで表示されていた、雑誌「装苑」の1974年7月号の「サヨコのパリ、ロンドン一人旅」

の記事が良かった。

小夜子が選んで着た旅行服と、表情が輝いています。 パリコレのファッションショーでの小夜子は、プロの

仕事としてのファッションですが、生身の小夜子の旅行服は、一人の女性として、お洒落センス抜群のファッションでした。

 

でも、プロのモデルとしての仕事も見事です。

 

 

 

 

 

舌だしの写真の相方はミック・ジャガーだと思いますが、負けてませんね。

 

 

 

 

 

 

 

資生堂のモデルとしての仕事は、昨年の「中村誠の資生堂」でも紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森村泰昌が小夜子になりきった作品。

 

 

小夜子の遺品。  

  

 

 

以下は、会場での撮影がOK だった最終コーナでの展示です。

 

 

 

 

 

 

素顔かな。 ポーズに迫ってくるものがあります。

 

 

 

少しぎこちない赤ん坊の抱きかたですが、眼差しは優しい。  ただ、健康面が心配になるほど、痩せてきていますね。

 

 

マネキンです。 かっての輝きが失せたような感じがして、なぜか悲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場入り口にあったモニターTVのビデオ画像

 

 

 

  

堪能しました。

その後、都現代美術館の常設展も見て、3階から見た景色が、実に美しく見えました。

 

 

木場公園の緑、山口小夜子の印象と重なって、心に涼やかな風が流れていく。

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「背守り 子どもの魔よけ」展 LIXILギャラリー

2014年08月02日 | アート デザインその他

知らなかった・・・で始まる毎日新聞のアート小路:岸桂子さんの記事(7月14日夕刊)に触発されて

LIXILギャラリー「背守り 子どもの魔よけ」展に行ってきました。

ビル1階はショールーム

 

二階にLIXILギャラリーがあり、3つの展示コーナがありましたが、石内 都展は、背守りなどの衣装の写真展示でした。

 

 

背守り展の会場光景

 

 

 

 

 

 

 

 

迷子札なんてあったんだ。

 

 

 

オヤジふうの迷子札に笑います。

 

 

 

 

 

解説にもあるとおり、中国や朝鮮の雰囲気を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教授書ねー  へーと、思いながら、描かれている絵の端正さに感心。  吉祥文については、昔、見たジャパンブルー展を思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背中に書かれている書も味わい深い。

 

パッチワークですが、面白いデザインになっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tシャツに。   知らない人がみると、面白いデザイン…程度の感想になりますが、意味を知ると、マネをする母親も

いるかな。・・・いないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藍と真紅が目に焼き付きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面白いデザイン。

 

 

 

 

 

 

 

長々と紹介しました。  会場には、浴衣姿の若い女性なども見られました。

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東京国立博物館 インドネシアの伝統音楽 ジャワガムランと舞踊

2013年09月30日 | アート デザインその他

9月28日(土)は上野の国立博物館を二つ楽しみました。

まず、国立科学博物館の「教授を魅了した大地の結晶ー北川隆司 鉱物コレクション-200選」…素晴らしい鉱石コレクションなので別途、紹介。

 

それから東京国立博物館へ。  先週も行ったのですが、28日は、音楽や舞踊のイベントもあったので行ってみました。

そのイベント「インドネシアの伝統音楽 ジャワガムランと舞踊」を紹介します。

最初に、ジャワガムランの演奏が4曲。  平成館ラウンジで演奏されたのですが、響きが意外とよく、打楽器の音が柔らかく響いていました。

演奏グループは、ガムラングループ・ランバンサリ Lambangsari:インドネシア中部ジャワのガムランを演奏するグループで、1985年結成以来、自主公演や各種イベントへの参加、初級講座やワ

ークショップの開催、学校の芸術鑑賞教室等、幅広い活動を行っている。

5曲目で、ジャワ古典舞踊の小島夕季さんが登場しました。

 

今年1月2日のイベント「アジアの女神たち~祝福と歓迎の舞~」で、インドネシアの舞踊を紹介しましたが、ここでも舞踊に入る前と終えて出ていくときに、儀式的な動作があります。

 

 アジアの女神たち~祝福と歓迎の舞~のときとは、踊りの種類が違い、宮廷での舞踊ということで、衣装や装飾に違いがあります。

 

 膝を少し曲げて、腰帯?を振って踊るのは共通します。

 

 そして手と腰のくねらせ

 

 この写真をみると阿波踊りの仕草も感じます。 

 

 

 

 

 頭に乗せている装飾が美しく決まっています。

 

 

 

 歌舞伎でいえば、見えを切ったポーズか。

 

 膝を曲げて足首を運ぶ歩きかたが面白い。

 

 舞踊を終え、退出する前の儀式てきな仕草。 

 

 

能の演者のように静かに去っていきます。

 

 会場は、平成館1階のラウンジでしたが、立ち見も一杯でした。  終了直後の光景。

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国立博物館(2013.4.20) 花生

2013年06月04日 | アート デザインその他

トーハクで特集展示が行われていた、「花生」を紹介。

(会期は6月2日までだったので、残念ながら今は見られません。)

うーん 文様が面白い。  人物の描き方にも味があり、いい作品だ。

 

 

これも面白いデザイン。

 

 

端正な趣。

 

 

この花生は、見事な出来栄え。

 

 

大きな花生で、これに入れる花は、限られそう。

 

 

これまたデカい花生

 

 

 

 

花生は陶磁器ばかりでなく、いろんな素材が使われている。  古銅のこの作品、形がいい。

 

 

最後に、トーハクのWebサイトから、千利休作の竹花生、銘「圓城寺」。  この花生は撮影していないのです。 それが何故なのか、どうしても思い出せない。  

それほど、いいと思わなかったからだと思うのですが、うーむ、よくわからない。  展示されていたのは確かなのですが。

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博物館に初もうで  アジアの女神たち~祝福と歓迎の舞~

2013年01月02日 | アート デザインその他

東京国立博物館への初もうで

イベントの「アジアの女神たち~祝福と歓迎の舞~」を紹介します。 

 以下、紹介はトーハクの公式サイトからの引用です。

博物館に初もうで 新春イベント「アジアの女神たち~祝福と歓迎の舞~」

インド舞踊 オディッシー Odissi (Orissi)
オディッシー(オリッシー)は北インド・オリッサ州に伝わる巫女舞です。ヒンドゥー教の聖地プリーのジャガンナート寺院で伝承されてきました。もともとは神に奉納する踊りでしたが、今日では様ざまなスタイルを複合し再構築された叙情的な舞踊となりました。寺院の彫刻に命が吹き込まれ、動き出したかのような踊りであることから、「動く彫刻」と呼ばれています。その動きだけでなく、美しい装飾品や衣裳も合わせてご覧ください。

カンボジア古典舞踊 Cambodian Dance
カンボジア古典舞踊は長い歴史を持ちます。アンコール・ワットに伝えられた宮廷舞踊で、神々に捧げられてきました。アンコールワットの壁面の浮彫りから作られた、アプサラダンスなどが有名です。

インドネシア舞踊 ガンビョン&レンゲル Gambyong&Lengger
インドネシアはジャワ、スマトラ、バリなど各地域がそれぞれ独自の宗教や文化を持っています。五穀豊穣、子孫繁栄、村の安寧などを祈願するために生まれた踊りも多様です。

 

10:10分開始だったのですが、本館見学で少し遅れて、インド舞踊とカンボジア舞踊は見逃し。  インドネシア舞踊から

・インドネシア舞踊 ガンビョン・パレアノム : デワンダル・ダンスカンパニー
 五穀豊穣や子孫繁栄を祈願した農村の踊りが原点のガンビョン。いまもお祭りや結婚式には欠かせない華やかな演目です。

 

手指や腰のひねりなど日本の舞踊とは違う動きが新鮮です。

 

 

 

 

はいるときと終えて出るときにも、舞踊の余韻を残した動きがあります。

舞踊団・・・トーハクの公式サイトから   デワンダルダンスカンパニー(インドネシア舞踊)

デワンダルダンスカンパニーは中部ジャワバニュマス出身の舞踊家リアントと、スラカルタの国立芸術大学舞踊科やマンクヌガラン王宮で研鑽を積んだ川島未耒により、神秘的で優雅なジャワ伝統舞踊を日本に普及、後進の育成を目的として2006年に結成される。公演活動やワークショップ、レクチャーを通し日イの架け橋になるべく文化交流に努めている。主な出演は大倉集古館、町田市美術館でのミュージアムコンサート、インドネシア・フェスティバル、阿佐ヶ谷バリ舞踊祭、デウィスカルノ古希祝賀パーティー、湯島天神梅まつり奉納、宮島大願寺広島原爆慰霊のための奉納など多岐に渡る。最近では高齢者福祉施設への慰問も手がける。

 

12:40分からの本館前での第二部。

・インド舞踊 バットゥ : 佐藤幸恵
 オリッサ州スーリヤ寺院舞踊殿の壁面の彫刻が動き出した奇跡を再現した踊り。彫刻のようなポーズが見どころ。

 

素晴らしい踊りです。

 

 

 

 

 

舞踊・・・トーハクの公式サイトから    佐藤幸恵(インド舞踊)

幼少よりクラシックバレエ、新体操、パントマイム、エアロビクス、ファイヤーダンスパフォーマンスなど習得。
東インド古典舞踊を2004年より東京にて福島まゆみに師事。2008年、オリッサ州にてインド人間国宝後継者であるGuru SujataMohapatraに師事。全ての浄化と調和と統一と悟りを人生のテーマとし、日々修練を積む。修行と公演出演の為毎年渡印。2008年~Yukie Odissi Dance Class SAMPATTI主宰。OdissiDanceの普及活動と後進の育成に積極的に取り組む。2011年、師匠の初来日公演を主催。ソロ、グループでのパフォーマンス多数。古典の枠だけにとらわれず新しいスタイルも追及。さまざまなジャンルのミュージシャンと即興パフォーマンンスを展開。

 

次はカンボジア舞踊

・カンボジア舞踊 ロバム・ヨーコン、ロバム・チューンポーのメドレー : 山中ひとみ・SAKARAK
 男踊りロバム・ヨーコンにつづくチュンポーは祝福の舞。人びとに幸せを願い花を撒く女踊りです。

 

舞踊団・・・トーハクの公式サイトから    山中ひとみ(カンボジア舞踊)

お茶の水女子大学哲学科美学美術史卒業。1993~95年タイ王立チェンマイ舞台芸術学校聴講生。カンボジア舞踊教室SAKARAK主宰。
97年からカンボジア王立プノンペン芸術大学付属芸術学校古典舞踊科にて5年間学び、2003年日本人として初めて卒業。文化芸術大臣(当時)のボッパー・デヴィ王女より古典舞踊を教える許しを得る。卒業後も同校オム・ユヴァンナー教授の下で更に研鑽を重ね、アンコール遺跡などで舞踊を奉納する一方、愛・地球博カンボジア館閉幕式や大使館、国立劇場などで舞台を務める。また、カンボジア王立舞踊団員を招へいした自主公演「天上の散華」I・II・IIIを主催するなど、カンボジア舞踊の研鑽と普及に努めている。カンボジアのシハモニ国王来日時には首相官邸昼餐会に招かれるなど、カンボジア舞踊への貢献は各界からも高い評価を受けている。

 

出番前のインドネシア舞踊団

 

首を左右にかしげながら出て行きます。

 

この写真だけ見ると、この上野公園でツイストを踊っていたグループの動きと似てる!

 

この方が中心者の川島未来さんでしょうか。 さすがに踊りがきれいです。

 

 

終えて出て行くときです。  合掌のポーズ。

 

最後に出演者全員の挨拶。

 

お辞儀の仕方も、違うのですね。

 

終えた後のさわやかな笑顔。

 

 

緊張して出演したかたも。  しかし、華やかな衣裳、女性らしい柔らかな舞踊、たっぷりと楽しませていただきました。 

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東京国立博物館(5月19日、7月28日)   簪(かんざし) 櫛

2012年09月05日 | アート デザインその他

以前は撮影失敗が多かった、簪や櫛などの小物工芸品も最近は、撮れる様になったので5月19日と7月28日に撮ったものから紹介します。

7月28日撮影の櫛。   べっ甲の素材にガラスの浮き彫り?でしょうか草花文様が美しい。

 

以下は、5月19日撮影。  こちらの櫛は素材が木で、トンボの模様を浮き彫りにしたもの。  赤とんぼをイメージさせるインパクトの強いデザインです。

 

こちらは簪。  似たようなものに、笄(こうがい)があるのですが、ともに英語ではhair Pins。 ニュアンスが伝わらないですね。

 

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東京国立博物館(2012.7.28) 蒔絵

2012年08月08日 | アート デザインその他

トーハクの作品紹介で蒔絵は、極めて少ない。  もちろん展示品は多いのですが、いいなーと思うものが少ないのです。
私の個人的嗜好なのでお許しいただきたいのですが、今回は気に入ったものが多かったので紹介します。
全体にショウケースのガラスに映りこみがあり、見づらくて申し訳ありません。

円形の窓や色合いがいい。

 

もう少し拡大しないと人物の表情が分からないと思いますが、相撲取り風の人物や全体のデザインが素晴らしい。

 

蒔絵にはシンボリックなデザインが多いのですが、この作品は絵画風で面白い

 

いかにも蒔絵らしい作品。

 

花見などの行楽に使ったのだろうか。  実用を兼ねたデザインがいい。

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東京国立博物館(2012.6.3) 文化財を守り伝える

2012年07月18日 | アート デザインその他

NHKで大英博物館の特集が放映されている。  700万点のコレクションがあり、常設展示だけで15万点、それにくらべ東京国立博物館は11万点のコレクション、3千件の常設展示と、規模ははるかに小さいが、それでも10万を越す文化財を維持管理するのは大変なことだと思う。
今日は、地味ですが文化財を守るトーハクの取組みを紹介します。

 

この頃の展示では、花瓶などの割れやすいものは、細く透明なナイロン紐でで固定されています。

 

NHKの大英博物館の番組でも紹介していましたが、白い大理石のギリシャ彫刻に特殊な光線を当てると、昔、表面に彩色されていたことが分かってきた。  あのパルテノン神殿もカラフルな色彩に彩られていたのだ。
科学技術を駆使して、文化財のできた当時をイメージ再現できる時代になったことは喜ばしいのですが、反面、装飾過多の作品を見るとがっくりする気持ちもあります。

 

浮世絵のコーナが特に暗い理由が分かります。

 

修理作業も特殊なスキルが必要で、大変な作業ですね。  私も、服にこぼした醤油のシミ取りには往生しています。

 

保存作業に取り組まれる裏方さんたち、ご苦労様です。

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東京国立近代美術館(2012.3.3) 原 弘の企画展

2012年03月06日 | アート デザインその他

「原 弘と東京国立近代美術館 デザインワークを通して見えてくるもの」は今回の収穫の一つ。
昨日の記事のポロック展は30分弱で出ましたが、原 弘展は、さして広くない展示コーナで1時間以上、丹念に見ては、唸っていました。



 


パンフレットを複写したものです。
中央、上にFRONTという表題の雑誌の表紙があります。  戦時中、対外広告宣伝のための雑誌で、東方社が発行したものです。 陸軍がスポンサーでした。  木村伊兵衛などの一流の写真家が撮った写真などを素材に、原が表紙をデザインしていました。 軍事シーンが多いのは止むを得ないのですが、デザインとして見た時、垢抜けた素晴らしいものでした。 


 


パンフレットの企画展の趣旨をご覧ください。



 


写真素材の扱いがうまいポスター。  ピカソ展のポスターでは、別にピカソの絵をあしらったものがありましたが、その絵は初めて見たもので、素晴らしさに打たれました。



 


原の仕事風景がポスターになっていました。  彼の端正な作品と一致する仕事風景です。


   《現代の眼 日本美術史から》 1954年    


このほか、本の装丁も多く展示されており、これも素晴らしい。  ポスターの版下など、制作過程がわかる展示もあり、実に楽しめる時間でした。

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昭和記念公園 Winter Vista Illumination 2011 大噴水とカナル 

2011年12月09日 | アート デザインその他

大噴水側から入口ゲート側をみたイルミ。 噴水から続くカナル(水路)にもイルミが施されています。



大噴水前は撮影スポットになっていました。 携帯電話のカメラで撮る人から「きれいに撮れないなー」と悲鳴が上がっていました。


シャンパングラスツリーが並んでいます。  風で崩れないのかなと、余計な心配をしたのですが、グラスの底に滑り止めの突起がついていて安定しているようです。



 

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昭和記念公園 Winter Vista Illumination 2011 エコアートのイルミ

2011年12月08日 | アート デザインその他

公園からでる廃材等を利用したエコアートにイルミネーションを施していました。



中央左は大ケヤキ、右はレストラン。   昨日紹介したミニコンサートは、レストラン右手前100mほどのところです。


イルミをつけた観覧トロッコバスも走っていて、その道路横にある天の川のようなイルミ。



ペンギン親子の拡大です。 子供ペンギンが可愛い。



グリーンイルミのトンネル


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昭和記念公園 Winter Vista Illumination 2011 吹奏楽 小平六中

2011年12月06日 | アート デザインその他

期間中、土日は芝生の広場でコンサートがあります。   
この日の演奏は小平第六中学校吹奏楽部の皆さん。  過去に何度も全国吹奏楽コンクールなどで金賞を受賞しています。



開演前の音合わせのときの写真です。  いい音色。


始まりました。  女子が7割ぐらいいます。


真剣な表情です。  曲は軽く楽しいものが選ばれていました。



体をウェーブさせたり、サービス精神旺盛です。


足元に置いてあったショールが振られ、演奏者も楽しそう。


イルミネーションが輝く夜空のなかに、音が響いていきます。


小さな女の子が嬉しそうに手を振っていました。





途中、ディズニーの被りものをつけて踊りも披露。


手前に指揮の澤矢顧問。  観客に合わせて演出も工夫しています。  ディズニーの被りものは、観客の子供たちにプレゼントされていました。



照明のあたり具合から最後列のパートの写真が多いのをお許しください。


予告編で紹介した写真再掲。  迫力あるコンサートでした。

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昭和記念公園 Winter Vista Illumination 2011 その2

2011年12月05日 | アート デザインその他

入場ゲートをくぐると、シャンパングラスを使った巨大なシンボルツリー が現れます。

キングオブシャンパングラスツリー  高さ約4.5m、使ったグラス数6,545個/段数33段 !





噴水からの水路池に映える2つのシャンパングラスツリー
高さ約2.8m/グラス数3,311個×2基/段数21段



水路脇には、3段重ねのミニシャンパングラスツリーが並んでいます。




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昭和記念公園 Winter Vista Illumination 2011

2011年12月04日 | アート デザインその他

昭和記念公園で「Winter Vista Illumination 2011」が12月3日から開催され、初日に撮ってきました。 最近はイルミネーションも食傷気味だったのですが、このイルミネーションは美しさは想像以上でした。 
Winter Vista Illuminationは、日本夜景遺産事務局主催による「日本夜景遺産」の「ライトアップ夜景遺産」に認定された、夜景のプロが認める日本を代表するイルミネーションと朝刊にあったのですが、朝から本降りの雨。  しかし、午後から晴れたので、夕闇が迫る16時半頃、自転車で出立。


< 開催期間>
12月3日(土)~12月25日(日)
点灯時間:17:00~21:00(最終入園は20:50まで)
駐 車 場:16:00~21:00(最終入場は20:45まで)


最初に、圧巻だったグラウンドイルミネーションを紹介します。




ふれあい広場の斜面一面がファンタジックなイルミネーションで輝いていました。 
「Happiness―青い鳥を探してー」というテーマで制作とのこと。 ぐるっと一周して写真に収めることにしました。


しかし、青い鳥はどこにも見えず、赤い鳥がいました。










ピーターラビットに似たウサギくん。






予告編を少し。
シャンパングラスを積み上げてイルミネーションにしているのも名物です。 明日、アップ予定。



土日はコンサートも楽しめます。
12月3日PM6時からの吹奏楽演奏は小平第六中学校の皆さん。  明後日、アップ予定。


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