貧乏社畜サラリーマンの海外旅行記

長期休暇に有給休暇をくっつけて、
仕事と家族を日本に置き去り、海外旅行へ
貧乏社畜リーマンによる海外旅行記。

【ロシア・イラン】ヤズドといえばゾロアスター教【九日目(前半)】

2011-06-01 | 2011年04月_ロシア・イラン
ロシア・イラン一人旅の九日目(前半)です。
[初日(前半)はコチラ]

ヤズドゾロアスター教の信徒が今なお多く住んでいる街です。

というわけで、まずはゾロアスター教寺院のアーテシュキャデへ。


ゾロアスター教は別名「拝火教」と呼ばれており、「火」を尊ぶことで有名です。

奥にある赤色の下にあるのが聖火です。


拡大してみたところ。ガラス越しですが、1500年以上前から絶やされたことがない炎。

次は路線バスを乗り継ぎ+徒歩で沈黙の塔に向かいます。

徒歩で歩いている最中、家族連れの小奇麗で身なりのいい男性に話しかけられました。
男性「英語は話せますか」
自分「ちょっとなら」
男性「私はパキスタンから来ました。そしてナントカカントカ」
ってな感じで自己紹介を始めました。
で、話を聞いていると最後に
男性「私達はバスに乗るお金もなく困っています。少しでいいのでお金をいただけませんか?

いや、お前、その身なりでお金がないと言われても。
お前はどう考えても、お金持ってるよね。てか、そもそもバス代もないって、お前バスは日本円で5円くらいだし。
たぶん、傍から見ると自分の方が貧乏そうに見えるような気がするし。

というわけで、断固拒否して沈黙の塔に向かいます。

元々、バスで行くつもりがなかなかバスが来なかったので、歩く羽目になっているのですが、けっこう遠い。
一応、目的地の丘は見えますが、ふもとまで距離はありそう。

そのとき、ちょうどタクシーが通りかかったので、
自分「沈黙の塔までいくら?」
運転手「(ジェスチャーで)とりあえず、乗れ」
自分「いや、先に値段を言ってくれ」
運転手「(ジェスチャーで)いいから、乗れ」
自分「ハウマッチ!」
運転手「わかった。わかった。2万(≒2ドル)だ」
2万は少し高いけど、けっこー距離有りそうだし、まぁいいか。

で、タクシーにのって5分後
運転手「着いたぞ」

えっ、もう着いたの。結構遠いと思ったけど、意外に近かったのね。
てか、この距離で2万はボッタクリじゃねーか。

とはいえ、いったんOKと言ってしまった手前、しょうがなく2万を差し出す。
運転手はうれしそーに受け取っていきました。


沈黙の塔が立つ丘。


ふもとにある貯水池(アーブ・アンバール)。


廃墟。


丘を登ります。


沈黙の塔
ちなみに沈黙の塔とは、鳥葬を行っていた場所で、要は墓場です。


丘の上からはヤズドの町が一望できます。

九日目(後半)に続く。

人気ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【ロシア・イラン】引き続き... | トップ | 【ロシア・イラン】ヤズドの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2011年04月_ロシア・イラン」カテゴリの最新記事