軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

7月9日(火)校長会の計画する初任者研修会及び軽井沢東部小学校学校評議員会 2013-071

2013-07-09 17:56:40 | 日記

 本日は、東信地区高校校長会の計画する初任者研修会を、上田養護学校と小諸養護学校の協力を得て実施しました。すでに、4月の時点で私から、それぞれの校長先生にお願いしてあります。実務レベルは、教頭間で連絡調整していただきました。

 上田養護学校には、東御清翔高校の池田校長先生に、昨年同様、開講式への出席をお願いしました。

 私は、小諸養護学校に出かけてきました。

 今日も暑いですね。軽井沢でも最高気温が30℃との予想が出ています。

 熱中症対策として、十分な水分補給するように、鬼久保養護教諭が昨日も昼休みに生徒向けに放送してくださいましたが、今日も同様の対応を考えています。

 なお、今回、北信の初任者2名も、それぞれの事情から、東信のこの研修を受講することになりました。先週、それぞれの高校の校長先生から、「お願い」され、松沢教頭先生にそれぞれの養護学校の教頭先生と連絡調整していただき、追加の受け入れを了承していただきました。すでに予定を組んでいる中で、養護学校の教頭先生方にはさらにご足労をおかけしました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

 私からも、このことにつきまして、すぐに配慮に対する御礼の電話をそれぞれの養護学校の校長先生に差し上げました。

 昨年度も、小諸養護学校の開講式では、私からも一言申し上げましたが、今回も一言、申し上げました。

 「今回の研修で、何を学ぶか、予めそれぞれ自分なりの課題設定をしてほしい。研修が終了した時に、設定した課題に対して、どうであったのか。うまくいった点とうまくいかなかった点をメモしておいてほしい」といった内容です。

 中村校長先生からのご挨拶では、「難関を突破して高校教員になったからには、選ばれて教師になったという自覚を持って、子どもに寄り添う教師になってほしい。子どもたちが自分の思い通りにならないことが数多くある。そんなとき、色々な方法を考えてほしい。子どもに逃げずに向き合えるかどうかが大切なことである。今回の研修で、自分の価値観が揺さぶられるようになったらありがたい」といった趣旨のお話をしていただきました。

 私の陳腐な話と違い、中村校長先生の話し方は丁寧ですが、内容は、「魂を揺さぶられる、本当に熱いお話」でして、私も「元気百倍」、学校に戻ってきました。

 大塚教頭先生をはじめ、担当の先生方、ありがとうございました。

 今回の研修を含めて、校長会の計画する初任者研修は3回あります。

 参加者の先生方には、そのつど、振り返りのレポート提出を求めています。

 最終的に、冊子にまとめて、昨年度同様に、初任者本人たちに渡してあげたいと思います。

 初任者研修のよき思い出となるように、昨年度からおこなっているものです。

 北信の初任者にも、今回の研修レポートを課しています。

 それぞれの養護学校に、レポート集をお渡しするときに、この2名のレポートがないのでは、なんとも不都合だと思ったからです。

 上田養護学校の開講式の様子を、昼頃、池田校長先生に電話でうかがいました。小諸養護学校とほぼ同様な形で研修がスタートしたとのことです。上田養護学校の先生方よろしくお願いします。

 話は変わり、学校に戻り、しばらく学校で仕事をして、午後、軽井沢東部小学校の学校評議員会に出席してきました。あわせて、給食指導や授業の様子も参観しました。

 給食を一緒に食べさせていただくことになっていました。そういえば、中学校卒業以来、40年間、一度も給食を食したことがありません。この日記を書いていて、そんなことを思い出しました。

 給食はおいしかったですね。米飯給食が主となり、パンは1週間に1回しかないとうかがいました。

 主菜はいわしと白菜の胡麻和えです。いわしは骨までそのまま食べられるように、やわらかく煮込んでありました。圧力釜を使っているとのことでした。

 全校が一同に会し、給食を食べていました。これも驚きでした。私たちが小学生のころは、そういえばこんな部屋もなかったので、教室で食べていましたから。

 給食後、参観したいずれの授業も、先生方は児童が良くわかるように、よく教材研究がなされているように見受けました。

 1年生と6年生が一緒に授業を体育館で受けていました。校内で栽培したジャガイモをどのように食べるか、話し合っていました。これもよく考えられた授業でした。1年生と6年生が一緒というところが、ポイントだと思いました。6年生は責任感が生まれますし、1年生は頼りになるお兄さんとお姉さんがいるという感じになりますから。

 授業参観は、保護者の皆さんも参観されていました。高校と違い、ほとんどの保護者の皆さんが参観に訪れているように見受けました。

 小学生っていうのは、自分の親が参観に来たか来ないかで、そわそわするんですよね。私もそんな小学生だったことを今回の授業参観で思い出しました。高校生は、「授業参観に来ちゃだめだ」ということが多いようです。そんな子どもたちのいうことは無視して、多くの保護者の皆さんが、本校の授業参観にお越しいただきたいと思います。

 今回の軽井沢東部小学校訪問、大変、参考になりました。

 次回の参観も楽しみにしています。

 軽井沢東部小学校の宮澤校長先生、中澤教頭先生をはじめすべての先生方、ありがとうございました。

 また、軽井沢中部小学校の関係も、時間を作りうかがいたいと思います。

 明後日には、軽井沢中学校の授業参観と学校評議員会があり、出席してきます。