ミツバ(三つ葉) (セリ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月08日 03時32分12秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ミツバ緒言:多年草。

山地の木陰などに生える多年草。野菜として広く栽培され、叉薬用にも利用される。

高さ30~80cmになる。根から出る根生葉の葉柄は、長く基は茎を抱いています。葉は3出複葉で互生。小葉は卵形で尖り(3全裂して羽片は菱形で、欠刻状)重鋸歯がある。

小枝の先に小型の複散形花序をつけ、さらに円錐状に白色の小さな5弁花を開く。

花後、小さな円柱形の種子が2個入った白い果実をつけます。果実は長楕円形で、隆起線は低い。花期6~8月。

 

01.09年05月15日 ミツバ 風の松原内で、皆さんが若いミツバを採取しています。

 

02.10年07月17日 ミツバ 茎は直立し、上部で枝を分ける。葉は互生。根の張りはありません。茎に付く葉の葉柄基部は茎を抱き、葉腋から側枝を出す。

 

03.11年07月26日 ミツバ 茎は緑色で真円に近いです。無毛です。

 

04.11年07月26日 ミツバ 茎の芯は中空です。中に年輪のようなものがあります。

 

05.11年07月26日 ミツバ 根は太く白く長く根張りはありません。

 

06.11年07月26日 ミツバ 葉腋に托葉がある。

 

07.10年07月17日 ミツバ 3出複葉。小葉は菱形。左表側。右裏側。葉柄基部は茎に抱く。

 

08.10年07月17日 ミツバ 葉の表側表面無毛。

 

09.10年07月17日 ミツバ 葉の縁は重鋸歯がある。

 

10.10年07月17日 ミツバ 葉の先は尖る。

 

11.10年07月17日 ミツバ 葉裏は無毛。

 

12.11年07月26日 ミツバ 小葉基部は楔形。

 

13.11年07月26日 ミツバ 葉柄は長く無毛です。

 

14.11年08月20日 ミツバ 花は複散形花序をつける。

 

15.10年07月17日 ミツバ 萼は発達せず無毛。

 

16.11年08月20日 ミツバ 円錐状に白色の小さな5弁花を開く。

 

17.11年08月20日 ミツバ 5弁花で白色、倒披針形で鋭頭。雄しべ5個。雌しべ2個。

 

18.11年08月20日 ミツバ 円錐状の雌しべ。

 

19.11年08月20日 ミツバ 稔った果実。

 

20.11年08月20日 ミツバ 熟した果実とまだ若い果実がついています。

 

21.11年08月20日 ミツバ 果実は2分果であり、それぞれ1種子が入る。隆条はほとんど隆起しない。

 

22.11年08月20日 ミツバ 種子を縦に半分にしたものですが白い胚乳が詰まっております。

 

23.09年08月01日 ミツバ ミツバの水孔(葉のへりにある葉脈の末端にあいている穴。空中湿度が高くて蒸散がおさえられているとき,根からの吸水量が多ければ,水は水蒸気にならず水滴の状態で,水孔からからおしだされる。風のない夏の朝などに生じる,いわゆる草の露はこれである。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

 

 

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