このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。
この、ヤエザキオオハンゴンソウは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た新種です。
ヤエザキオオハンゴンソウ緒言:多年草
オオハンゴンソウの筒状花が全て舌状花に変化したものとされる。高さは1~2m。全体に無毛。葉は互生し、披針形で羽状に3~5深裂します。葉の縁には粗い鋸歯がある。頭花は黄色で八重咲きし、直径5~10cm。別名ハナガサギク。花期は6~9月。
分類上は、オオハンゴンソウの変種とされている。
北アメリカ原産のオオハンゴンソウの園芸品種が野生化したものだという。
北海道から本州にかけて分布し、人家近くの道端や畑の縁などに生える。
01.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 生育状況。本当に大きいものです。
02.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 遠くから見てもすぐに解る、大輪の花を咲かしていた。
03.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 引き抜いてみた全草ですが1.6mあり、葉は茎の上部につきます。
04.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉は互生です。
05.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 花は枝先につける。
06.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 根は高いものを支えるために相当に根張りはあります。
07.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 茎の断面ですが、芯は中空で髄が入っており稜があります。茎は無毛でツルツルしている。
08.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉は互生につきます。
09.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 披針形で羽状に3~5深裂します。葉質は薄く表面がザラザラ感がある。
10.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉の表側ですが毛があるように見えます。触るとザラザラ感がある。
11.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 小葉の先は尖る。
12.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉の縁に鋸歯がある。
13.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 小葉の基部はくさび形。
14.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉の裏無毛。
15.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉柄は長く無毛。
16.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 正面から。八重に咲く花。
17.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 花の中心部。
18.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 花を半分に切断してみたものです。筒状花が全て舌状花に変化したものとされる。
19.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 一枚の花弁。長楕円形。花弁の先は一寸尖る。
20.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ この萼片は総苞片でしょうか。
21.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 花柄に毛がある。
22.12年09月10日 ヤエザキオオハンゴンソウ 槍の穂先のような感じの種子。
(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。