蝉が激しく鳴く中散歩に出かけた。交通量の少ない道路脇に縫いぐるみのような物が落ちていた。近づいてよく見ると茶色い薄汚れた猫だった。てっきり寝ているものと思ったが、微動だにしない。どうやら暗いうちに車に撥ねられて息途絶えたようだ。
ペットが飼い主の都合によって簡単に捨てられ、こうして命を落とすケースは多い。更に育児放棄する最近の親を見ると道徳教育の重要性を痛感する。我慢することを知らずに大きくなった人間は得てして幼稚で身勝手で自分を中心に世の中が回っていると勘違いしている。仏教哲学を軽視した団塊~ポスト団塊世代の罪は重い(笑)