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西川史晃さん、南米最高峰アコンカグア6962m、登頂報告、写真はカイル・メイナードさんと 登山家、西川史晃さん

2020-02-06 17:38:38 | 地域情報
西川史晃さん
南米最高峰アコンカグア6962m登頂、報告会など

写真は、生まれながら両手両足がないというハンデを持ちながら、
いろいろな挑戦をし、キリマンジャロ、アコンカグアに登頂した*カイル・メイナードさんと
登山家、西川史晃さん

現地時間で1月22日14時50分
南米最高峰アコンカグア6962m登頂しました。

人生最高に頑張った1日でした。
自分1人では登れなかった。
みなさんの存在が助けてくれました。
ありがとうございます。

ベースキャンプ4300mを出発したのが18日。実はこの前日の時点で高度順応できているかを見るための血中酸素濃度がクリアできておらず、ドクターに水分を取ることを条件に上のキャンプに上がりました。

アコンカグアは次のようになっていて、ベースキャンプから上のキャンプに身体を順応させながらサミットを目指します。

ベースキャンプ標高4300m
キャンプ1標高5050m
キャンプ2標高5550m
キャンプ3標高5970m
サミット標高6962m

キャンプ1に上がった日に大量に水を飲み散歩したことで血中酸素濃度が改善され、翌日キャンプ2に上がりました。

予定では、キャンプ2で順応するため1日休養してキャンプ3に上がるはずでしたが、キャンプ2にまったく順応できなくて、キャンプ3には上がらず、休養日を1日増やすことになりました。

しかし、休養日も状態が改善されず。
ドクターに相談して、最後の手段としてダイナモックスという高山病の薬(ベースキャンプにいるときに、サミットして降りてきた宮里くんにもらった)を使ってキャンプ2からサミットを目指すことになりました。

出発は深夜3時です。
出発まで体調が本調子とは程遠く、標高差1500mでのサミットに正直ビビってました。

しかし、スタートすると調子も上がってきました。

高度順応できているとか関係なかったです。
いつも通り目の前の1歩を出し続けるだけ!

幸いなことにほぼ風もなく快晴
アコンカグアが登っておいでって言ってくれてる気がして、確実に登れる気がする!
と思っていたら、直前で引き返す人がいて

それで、僕は直前まで知らなかったのですが「15時ルール」というのがあって、15時以降にサミットしても正式には認定されないようです。(このことも登頂率が30%に影響している気がする。)

最後は体力ではなかったです。
みんなでサミットするんだという気持ちが
身体を突き動かしていたんだと思います。

15時まであと10分
14時50分にサミットできました。
ギリギリでした。

キャンプ2を出発して約12時間

家族、仲間、友人、お世話になった人々

本当にいろいろな人の顔が出てきて1人じゃないんだなと感じました。

これまでは応援してもらって自分が達成した!
でも、今回はみんなで達成した!
そういう思いが強いです。

ムーチャス、グラシアス!!

次回、第5弾は
南極最高峰ビィンソン・マシフ

いつもは、山頂で次のプロジェクトのことを考えていますが、今回はもう少しアコンカグア登頂の余韻に浸ってから、次のプロジェクトを始動させたいと思います。

*カイル・メイナード Kyle Maynard
1986年生まれのアメリカ人、カイル・メイナード氏。冒険家、作家、アスリート、実業家など、さまざまな肩書きを持つ彼は、生まれたときから両手足を持たない「先天性四肢欠損症」という障がいを抱えながらも、数々のチャレンジに挑み、成功させてきました。
高校3年生時には、健常者のアマチュア・レスリング大会でジョージア州の高校チャンピオンとなり、2005年、19歳の時には自叙伝「No Excuses」(言い訳しない)を出版しベストセラーに。そして、2012年、アフリカ最高峰・キリマンジャロ(5,895m)への登頂を成功させ、2016年にはさらに険しい南米最高峰・アコンカグア(6,962m)への登頂も成功させました。
彼のモチベーションはどこから生まれてくるのか。「言い訳をしない男」カイル・メイナード氏


登山家、西川史晃(フーミンさん)の活動がJCOM(鎌倉・逗子地域)で放送予定です!

2/6木曜日 17時から放送のJCOMチャンネルのデイリーニュース鎌倉.逗子に、
ネクトン大船での報告会のダイジェストが約1分間放送されるそうです。

再放送は2/6 日21時から、と23時半からの放送予定です!

そして、2/7日金曜日は17時から、本人がスタジオの生放送に出演します〜😆

追加情報

タウンニュース 鎌倉版
南米大陸最高峰アコンカグアの登頂に成功した登山家
西川 史晃さん
稲村ガ崎在住 37歳
掲載号:2020年2月7日号
https://www.google.com/amp/s/www.townnews.co.jp/0602/amp/2020/02/07/517020.html より転載

○…世界7大陸最高峰(セブンサミット)の制覇を目指し1月22日、アルゼンチンのアコンカグア登頂に成功した。2017年のキリマンジャロ(アフリカ)を皮切りに、18年のエルブルース(ユーラシア)、19年のコジオスコ(オーストラリア)に続き、4座目。南米最高峰、標高6962mの今回は約10日間、嘔吐や頭痛といった高山病の症状と戦いながら頂上まで登りつめた。「人生で一番頑張った。今は達成感しかない」

 ○…福岡県北九州市生まれ。熊本にある東海大学入学後はカヌーに熱中。自然と触れ合う生活を送る中でいつしか「緑を守る仕事に就きたい」と思うように。大学院を卒業した24歳の時、環境保護団体へ就職するため上京。在学中に取得したビオトープ管理士の資格を生かし、試験問題の作成や責任者を務めた。

 ○…登山を始めたのは30歳の時。「実は失恋して落ち込んでいた私を気遣ってか、友人が筑波山に誘ってくれて」と照れ笑い。山頂での絶景を前にすると「ふられたことなんてどうでもいいと思えた」。その後は、日本百名山のうち64峰に登るなど登山にのめり込み、3年後の15年には「やればできることを証明したい」とセブンサミット制覇を宣言した。以降、週1回の登山で足腰を強化していった。3年前に退職し、現在はイベント企画会社「山学ラボ」の代表として、山や海などでの自然体験を通して、楽しみながら生きる方法を提案している。

 ○…昨年結婚。妻と生後4カ月の娘と暮らす。「帰国して2人の顔を見た瞬間、ようやくホッとできた」。12月には南極のビンソンマシフに挑戦予定。「苦しい時は家族や支援者の顔が浮かび、力をくれる。皆の思いを背負い一歩一歩、世界の頂に歩んでいきたい」

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