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第25回英連邦戦没捕虜追悼礼拝のご案内 2019年8月3日(土) 午前11時

2019-08-02 17:25:09 | 地域情報
第25回英連邦戦没捕虜追悼礼拝のご案内

とき:2019年8月3日(土) 午前11時

ところ:英連邦戦死者墓地(横浜市保土ヶ谷区狩場町)

「追悼礼拝の呼びかけ人であられた永瀬隆氏はタイを何度も訪れ、和解の働きを続けました。永瀬さんの思いを継ぐ追悼礼拝実行委員の私たちも一度、タイを実際に訪れ、日本軍が連合軍捕虜と現地労務者に対して行った史実に学びたいと思います。タイに赴き、戦争の歴史を学ぶことによって、追悼礼拝を通した平和と和解の実現の可能性についてあらためて考える機会としたいと思います。」(タイ研修旅行の趣旨より一部抜粋)この趣旨のもと、今年2月18日から22日までの5日間、実行委員会及び追悼礼拝参加者有志合わせて9名の者が実際タイを訪れることができました。これまで写真や映像などでしか見ることができなかったものが、私たちの体験になりました。泰緬鉄道に初めて乗ることができました。クワイ河鉄橋を渡ることができました。ヘルファイヤーパスを歩くことができました。連合軍墓地を自分の足で踏み、花を添え、祈りをささげて来ることができました。鉄道博物館を訪れ、ロッドさんという泰緬鉄道を詳しく調査した方の話を聞くことができました。JEATH戦争博物館では捕虜たちの悲惨だった生活の生々しい様子の絵を見ることができました。永瀬さんの銅像も見ることができました。その日はちょうど永瀬さんの101回目の誕生日でした。ほんの一部だったと思いますが、永瀬さんと追悼礼拝呼びかけ人の方々の思いの一部をまた受け継ぐことができたと思います。そして、今度は自

分たちから次の世代に受け継いでゆくべきものを得ることができたと思います。それは、戦争は愚なことであり、人間の尊厳を賤しめ、消し去ることのできない傷を残すということだと思います。

今年も追悼礼拝の季節がやって来ました。この礼拝は、足元から平和を考え、創っていく機会となっています。この追悼礼拝を通して、私たちの平和について考えて行きましょう。また、行動をするきっかけとして行きましょう。

今年も皆様のご参加をお待ちしております。近年特に夏の暑さが厳しくなっております。体調にはくれぐれもお気をつけくださり、ご参加くださいますようお願い申し上げます。

2019年6月10日

<呼びかけ人> 雨宮 剛 (青山学院大学名誉教授)

<主 催> 「英連邦戦没捕虜追悼礼拝」実行委員会 

代表 奥津 隆雄

<お問い合わせは下記へ>

・奥津 隆雄 〒357-0124 埼玉県飯能市原市場1122-3 

  TEL:090-8495-0063



●『クワイ河収容所』(アーネストゴードン著・斎藤和明訳 ちくま学芸文庫)が重版されることとなっています。300冊限定で追悼礼拝当日販売する予定です。まだお読みでない方、この機会にぜひご購入ください。


戦没捕虜1800人を追悼、横浜
https://www.kanaloco.jp/article/entry-186358.html
社会 共同通信  2019年08月03日 16:14

 第2次大戦中に日本軍の捕虜となり死亡した英軍兵士らを追悼する集会に参列した人たち=3日午後、横浜市
 第2次大戦中に日本軍の捕虜となり死亡した英軍兵士らを追悼する集会に参列した人たち=3日午後、横浜市
 第2次大戦中に日本軍の捕虜となり、日本国内の収容所などで死亡した約1800人の英軍兵士らを追悼する集会が3日、横浜市保土ケ谷区の英連邦戦死者墓地で開かれた。英国大使館関係者や市民ら約250人が参列。あいさつした関田寛雄牧師(90)は「敵意という壁を取り除き、今は亡き兵士とその家族のために祈りたい」と哀悼の意を示した。

 墓地は戦後間もなく、占領軍が用地を接収して造成。英連邦の出身者は死亡した国で埋葬する軍の規定があったため、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、インドなどの出身者の遺骨を集めて埋葬した。

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