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書道 直庵(筆耕所)

松山行 <道後温泉>

松山の街ゆ坊ちゃん列車にて道後温泉駅を目指せる 丹人

まつやまの まちゆぼっちゃん れっしゃにて どうごおんせん えきをめざせる







アーケードの先に重要文化財「道後温泉本館」の見ゆ 丹人

アーケードの さきにじゅうよう ぶんかざい どうごおんせん ほんかんのみゆ







赤人も子規も浸れる温泉なればしばし道後の湯けむりに酔ふ 丹人

あかひとも しきもひたれる おゆなれば しばしどうごの ゆけむりによふ





万葉集巻第三より

山部宿禰赤人が伊豫温泉(いよのゆ)に至(ゆ)きてよめる歌一首また短歌

皇神祖(すめろき)の 神の命の 敷き座(ま)す 国のことごと
湯はしも 多(さは)にあれども 島山の 宣しき国と
凝々(こご)しかも 伊豫の高嶺の 射狭庭(いざには)の 岡に立たして
歌思ひ 辞(こと)思はしし み湯の上の 木群を見れば
臣木(おみのき)も 生ひ継ぎにけり 鳴く鳥の 声も変らず
遠き代に 神さびゆかむ 行幸処(いでましところ)

反歌

ももしきの大宮人の熟田津(にきたつ)に船乗りしけむ年の知らなく






*画像:2008.12.14 8:00-9:00 松山市街~道後温泉本館にて 






  

コメント一覧

あかひと
皆々様へ ―― かしこみかしこみまふまほす ――
まー君

案内の声のぬくみに乗車する人のまなこもやさしかりけり 丹人

ゆったりと時間が流れてゆくもいとをかし

頓首


ももり媛

龍門の石窟に残る仏像を見上げる媛のまんまるまなこ 丹人

好奇心や探究心こそ生命のエネルギーなれば
媛の生き方に学びたしと思ふこと切なり

頓首
山口ももり
ももしきの・・・の歌はこの地を読んだものですか
http://yamaguchimomori.cocolog-nifty.com/blog/
随分お久しぶりです。今、私のブログに中国の龍門を訪れた時のこと書いてきたばかり。尤も、書道の事は書いていませんけれど。年ともに書は嬉しく楽しくなるばかり。でも、勉強って感じではしていません。生徒さんたちがいてくれるから、原帖にくっついていられるのです。教室を持っていなかったら、勝手に達者に書くだけになっていくでしょうね。
まー君
路面電車
路面電車のある街は風情がありますね。なんとなくのんびりとしていて。以前に長崎に行ったとき路面電車に乗って観光しましたが、思い出に残っています。いつかこの街にも行ってみたい、そんな電車です。
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