朝日浴びて青うるはしき月草にトッポ・ジージョを思ひぬるかな 丹人 あさひあびて あをうる...
本堂の扁額の文字「梅無長」?いや!さにあらじ「施無畏」なりけり 丹人 ほんどうの へんが...
朝には尺とり歩む青虫の夕斑枝尺蛾となれり 丹人 あしたには しゃくとりあゆむ あおむしの...
上山の里のアザミは豹紋の蝶を冠に秋分けてゆく 丹人 うやまの さとのあざみは ひょうもん...
奥久慈の山間の里の道の辺に縞の模様の漆並立つ 丹人 おくくじの やままのさとの みちのべ...