10日金曜日、修了判定が出た。論集に載って落ちるわけがないとタカを括っていたので、軽い気持ちで見た。てか、論集に載った人間が落ちるのは、最悪である。そして、結果、「グロ(注:グローバルガヴァナンスコースの略)55210400***-5 合格」。それだけ。
何とも、味気ない。学部卒業判定の時にも、同様の感想を味わった。名前すらない、ただ学籍番号と判定結果のみが書かれた、何とも無味乾燥な紙切れ。学 . . . 本文を読む
私は、今まで多くの後輩達の担当教官を努めてきた。同様に、私自身、多くの担当教官から教えを受けてきた。その中で、「師」と仰ぐ人が、6人いる。かつてのバイト先に三人、大学に二人、そして趣味であるダイビングの世界に一人いる。
昨日、梅田で、ダイビングの担当教官と再会した。数ヶ月前から約束していたのだが、お互いの都合が会わず、昨日まで延びてしまった。ただ、今回の再会は、少々複雑な心境で臨んだ。何故なら . . . 本文を読む
友人達と深夜のSkype会議をしていた。気が付けば、もうこんな時間。風呂が沸ける間(約10分)に書けるネタで、急ぎ書く今日この頃。
さて、今週初め、卒業旅行のため湯布院へ行っていた。煙草の自販機で、ふと目に留まったものがある。なにやら、九州限定"CAMEL"(以後、キャメル)が販売されていた(添付写真参照)。煙草を吸われる方ならご存知の通り、その名の通り、らくだがトレードマークのあの煙草で . . . 本文を読む
風呂が沸ける間に更新する今日この頃。
今週水曜日夕刻、研究科事務室より連絡を受けた。論集の初稿が刷り上ったので、大至急最終校正し、10日(つまり今日)提出されたし。常に締切間際にタスクを投げてくる事務室に毒づきながら、初稿が完成したあかつきには指導を受けるよう指示を受けていた故、我が師へ指導依頼のメールを起草する。
昨日午後、指導を受けた。師から指摘を受けた校正のポイントは、以下の通りである . . . 本文を読む
昨日は、とことんツキに見放された一日だった。否、最近日に日にツキが減っている。その代わり、ツケだけが律儀に溜まっていく日々を送っている。
ところで、父方の家系は、代々神社を守ってきた。それが、我が家の存在理由であった。ちなみに、私の苗字は、神社に由来している。といっても、名のある神社ではない。そして、我が家の任務は、祖父の代で潰えた。
父は、カルトであるか否かを問わず、現存するありとあらゆる . . . 本文を読む
旅行中、ある雑貨屋で、面白い品に遭遇した。店の一角に、意味深な標語が記された、神社の絵馬に見立てた木板が並んでいた。そして、その中の一枚に目が釘付けになった。それが、「つもりちがい十ヶ条」、である(添付写真参照)。
十ヶ条は、以下の条文で成り立っている。
一、高いつもりで低いのが教養
一、低いつもりで高いのが気位
一、深いつもりで浅いのが知識
一、浅いつもりで深いのが欲望
一、厚いつもりで薄い . . . 本文を読む
昨日、旅行二日目、我々は湯布院を一旦離れ、別府を訪れた。私にとっては、今回が二度目の別府訪問である。今回は地獄巡りや名店での食事など、楽しい一時を過ごした。しかし、最初の訪問には、苦い記憶しか残っていない。
今は昔の話、約四年前の六月、ある組織の企画の一環でこの地を訪れた。企画実施半日前に到着し、企画終了半日後まで過ごした。現地スタッフとの最終調整と準備作業を、彼等の家で朝まで行った。一睡もし . . . 本文を読む
昨日午前より、後輩達と卒業旅行のために、大分は湯布院を訪れている。出発直前から続いたドタバタと徒歩による散策に疲弊した彼等/彼女達は、既に眠りに落ちている。町ごと飲み込む静寂に対して、私は、唯一人携帯電話のボタン音を忙しなく鳴らしながら、余りにもささやかな抵抗を続けている。その目的は、日記を書くために、である。
元々、旅行中に書くつもりはなかった。否、書けないはずだった。しかし、出発直前に、後 . . . 本文を読む
周知の通り、洋画を日本で上映する際、そのタイトルを日本語に直す。敢えて原題を残す場合や原題をそのまま和訳する場合もあるが、大抵「別」のタイトルが日本語で作られる。配給会社のコピーライター達が、映画の内容をよりよく表す邦題を作る。
結構、難しい作業である。それ故、邦題が映画の内容を全く反映しないケースも珍しくない。また、ヒットした邦題が、オリジナルを無視して、あたかもシリーズの如く使いまわされる . . . 本文を読む
人ほど難しい存在は、ない。何をすれば怒らせるのか、何をすれば悲しませるのか、何をすれば傷付けるのか、何をすれば喜んでむらえるのか、何をすれば好きになってもらえるのか、何をすれば奮い立たせられるのか。人によって、その答は違う。ある人を喜ばせたものは、ある人を怒らせるかもしれない。結局、分からないことばかりである。
その難しさ故に、他人であれ自分であれ、私は人を恐れる。正解がない故に、躊躇する。過 . . . 本文を読む