不肖Tamayan.com駄弁録

「英雄は自分のできる事をした人だ。凡人はできる事をせずに、できもしない事を望む。」byロマン・ロラン

Last day before evacuation

2006年03月23日 15時58分50秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 引越し作業の合い間に更新する今日この頃。  今日は、京都で過ごす事実上最後の日である。明日夕刻には、神戸へ戻る。そして、しばらく京都には戻らない。  この三日間ほど、時間が恐ろしく早く過ぎ去って行った。修了式で、同期や後輩達と別れた。昨日は、最後の登校日を向かえ、師に五年間の礼をし、また後輩達と別れた。今日、ボーっと我がマンションを徘徊すると、ドアノブに電気会社とガス会社のタグがかかった部屋が目 . . . 本文を読む
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Master・不肖Tamayan.com

2006年03月21日 23時11分35秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 今日は、修了式であった。院生として、否、学生として最後の日を迎えた。明日から、私は、「学生」でなくなる。モラトリアム生活も、今日で終りである。  その中で、院生としての二年間は、大きかった。学部時代と違い、一人で闘い、酸いも甘いも一人で味わった。研究対象相手に、たった一人で挑む毎日だった。敢えて他の院生達と距離を置いたが故に、なおさらだった。ゼミの先輩や後輩を除き、私が別れを惜しむ院生は、いない . . . 本文を読む
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身辺整理

2006年03月19日 23時16分47秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 金曜午後に行なわれた引越し用ダンボール箱搬入に伴い、土曜朝から、撤収作業を開始した。部屋中を引っ掻き回し、必要なものと不要なものを分別し、要るものだけを箱に詰める。荷物が詰まった箱とごみが詰まった袋が、同時併行で増えていく。とても、一日で終わらない。  改めて、思った。これが六年分の物か、と。さらに、この狭い部屋によくこれだけ入ってたな、と。今までも、機会を見つけては、整理してきた。しかし、この . . . 本文を読む
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判決

2006年03月13日 00時00分21秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 10日金曜日、修了判定が出た。論集に載って落ちるわけがないとタカを括っていたので、軽い気持ちで見た。てか、論集に載った人間が落ちるのは、最悪である。そして、結果、「グロ(注:グローバルガヴァナンスコースの略)55210400***-5 合格」。それだけ。  何とも、味気ない。学部卒業判定の時にも、同様の感想を味わった。名前すらない、ただ学籍番号と判定結果のみが書かれた、何とも無味乾燥な紙切れ。学 . . . 本文を読む
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Last Mission

2006年03月10日 02時35分14秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 風呂が沸ける間に更新する今日この頃。  今週水曜日夕刻、研究科事務室より連絡を受けた。論集の初稿が刷り上ったので、大至急最終校正し、10日(つまり今日)提出されたし。常に締切間際にタスクを投げてくる事務室に毒づきながら、初稿が完成したあかつきには指導を受けるよう指示を受けていた故、我が師へ指導依頼のメールを起草する。  昨日午後、指導を受けた。師から指摘を受けた校正のポイントは、以下の通りである . . . 本文を読む
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"All Mission Completed!"

2006年02月15日 15時58分24秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 本日、口頭試問が行われた。試問官から厳しい質問が矢継ぎ早に飛んでくるも、全て凌いだはずである。少なくとも、修士論文を不合格とされる心配はしていない。  そして、口頭試問終了により、大学院修士課程全日程が終わった。後は、修了判定を待つのみ、となった。静かに待つつもりである。ただ、静かに。  しかし、今何故か落ち着いている。何故か虚ろである。修士論文提出日に感じたような達成感は、ない。この10日ほど . . . 本文を読む
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要約

2006年02月14日 02時55分13秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 さっきまで後輩と飯を食っていて帰宅が遅くなった今日この頃。とりあえず時間もないので、引き続き何か咄嗟に思いついた軽いネタを書く。  時に、明日朝、いよいよ院生生活最後の任務である修論審査口頭試問が行なわれる。以前、HPの日記にも書いた通り、口頭試問は「裁判官と検察官」しかいない裁判である。担当教員が努める主査と研究内容に近い分野を専門にしている教員を副査が、学生を質問攻めにして修論の合否を審査 . . . 本文を読む
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"end roll"

2006年01月31日 21時27分30秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 今日は、修士論文提出締切日であった。午前五時半に作業を終え、午後四時に提出した。後は口頭試問による修士論文審査を残すのみとなったが、今日で二年間の院生生活に事実上終止符が打たれた。  作業を終えてから学校に行くまでの間、自分が書いた文章の群れをしげしげと眺める。結果として、私は、満足していない。事実不足による論証の不備が、多々見受けられるからだ。詰めの甘さは否めない。  思えば、「事実」に右往左 . . . 本文を読む
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最終日

2006年01月30日 17時36分12秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 修論草稿印刷の合い間に慌てて更新する今日この頃。  明日は、修論提出日である。草稿第五版をたった今書き上げ、最後の推敲に臨む。今から学校に行って、提出用ファイルを買い求め、図書館で史料の出典を記載する。そして、またいつもの場所で、戦う。追い出されるまで。家に帰っても闘う。  今の目標。明日の朝を静かに迎えること。 . . . 本文を読む
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「学問」

2006年01月25日 00時54分11秒 | 徒然駄弁-院生生活編
 今日、拙者は、修論指導を受けた。今日は、いつもより話が弾み、思わぬ方向へ議論が進む。拙者の修論から、議論は「学問の何たるか」に展開した。  そもそも発端は、拙者と我が師の間に生じた歴史評価の展開法であった。つまり、個々の事案に対する歴史評価を、論文の最後で行なうか、各案件登場部で行なうか、の違いである。拙者は、後者を採っている。  これに対し、師は、言った。「君の論文は、『評論』だ。『学問』では . . . 本文を読む
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