不肖Tamayan.com駄弁録

「英雄は自分のできる事をした人だ。凡人はできる事をせずに、できもしない事を望む。」byロマン・ロラン

ラスト390カートン。

2010年04月20日 01時50分00秒 | 徒然駄弁-日常編
 ついに来るべき日が来た。

 日曜日、ブラストヴァニラがきれたので馴染みの煙草屋へ行った。ブラストチェリーのカートンも残り少なくなっていたのでついでに買おうと予定していたのであるが、あいにく店自体は閉まっていた。
 ブラストヴァニラだけでも買おうと自販機へ行くと、軽い衝撃を受けた。ブラストチェリーにもついに410円の値札が貼られていた。
 ブラストが値上げになる話とブラストヴァニラが値上げされた話は既に以前したが、先々週、煙草屋のアンちゃんから390円でブラストを売れるのはこれが最後だと言われていた。ということで、とうの昔から分かっていた話なのでビビる必要はない。がしかし、そうはいってもいざ値札を見ると体が固まってしまった。ヴァニラを買うつもりが、気がついたときにはチェリーのボタンを押してしまっていた。
 慌ててヴァニラを買い直し、家に帰った。ただ、気になることが一点。以前別記事に書いた通り、値上げ後、どうもブラストは何かを変えられたようである。少なくとも、ヴァニラは何かが違っていた。まだ吸いさしのチェリーを放っておいて、値上げ後のチェリーの箱を封切る。案の定、新チェリーにもヴァニラと同じ違和感があった。吸い応えが薄くなっている。

 そして、先日。チェリーのカートンを買いに煙草屋へ戻る。道中、溜息が止まらない。ただでさえ高いブラストが値上げされるだけでも噴飯ものだが、この上吸い応えまで薄くなるととことん気落ちするばかりである。
 そんな重い気分のまま件の煙草屋へ到着する。いつも通り、店の売り場に立つ。最近は店のアンちゃんも心得たもので、我輩の注文を最後まで聞くことはない。昨日に至っては、我輩の顔を見るなり何も聞かずに即ブラストチェリーのカートンを取りに行った。馴染みの店というのはいいものである。
 店のアンちゃんがカートンを持ってカウンターに帰ってきた。そして一言。「これが最後です。とっておきました。」。
 なんと。件のアンちゃん、我輩のために390円チェリーをカートンからバラして自販機に出さずとっておいてくれたようだ。いやーん、素敵やわあ。値段も吸い応えも変わっていないブラストチェリーをもうあと1カートンいけるというのは、感激至極である。思わず「いつもすいません。」とアンちゃんに言う。
 いやはや、常連の特権か。次店に行くときはアンちゃんに改めて御礼することにしよう。んでもって最後の390円カートン。心して吸おう。
 どうやって?
 ・・・・。
 
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