菅野よう子の代表作『功殻機動隊』の看板的存在の一曲。 . . . 本文を読む
普天間問題が再びホットイシューとして再燃する中、その重要性は増している。本書を読めば、少なくとも、辺野古は米国に「押しつけられた」わけではないという事実に気づくだろう。普天間問題に何かしらの関心を持っている人にも、より後半に日本外交安全保障に関心を持っている人にも読んでもらいたい一冊である。
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今回紹介するのは、船橋洋一の『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン-朝鮮半島第二次核危機』(朝日新聞社、2006年。以後、本書。)である。昨年秋に出版されて以来、かねがね読みたいと思っていたのだが、金が無くて買えず終いであった。最近幸運にも機会が巡ってきた故、購読した。折角巡ってきた機会故、今回は、同時に書評も行なう。
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今回は、久しぶりに書評を一本書こうかと思う。今回紹介するのは、『インテリジェンス 武器なき戦争』(幻冬舎、2006年。以後、本書。)、である。厳密な意味で著書ではなく、二人の人物の対談を収めている。対談しているのは、元NHKワシントン総局長の手嶋龍一と休職中であるも現役外交官である佐藤優、である。 . . . 本文を読む
そのUボートは、「そこ」にあるはずのないものだった。米海軍及び旧ドイツ海軍の史料において、そこで沈没したUボートなぞ存在しなかった。彼等は、膨大且綿密な調査を行ないつつ、謎のUボート"U-Who"(Uボートの艦名は、"U-番号"で表記される。)の正体を明らかにすべく奔走する。
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日本沈没 2 (2)小学館このアイテムの詳細を見る
(前回の続き)
前回は、本ブログにおける書評としては初めて、前置き記事を書いた。といっても、その理由は著者の不徳によるものであり、決して誉められやしない。能書きはこれぐらいにして、早速本編に移り、一色登希彦画の『日本沈没』(以後、一色版)紹介を始めよう。
さて、実のところ、一色版も劇場版リメイクと同じくリメイクである。漫画版『日本沈没』には . . . 本文を読む
日本沈没 1 (1)小学館このアイテムの詳細を見る
ここ数年、映画化されないと思っていた小説の劇場版が、次々に製作・公開されている。麻生幾の『宣戦布告』に始まり、福井晴敏の『終戦のローレライ』及び『亡国のイージス』など、日本国内の世相や技術面等の要因により映画化されないだろうと思っていた小説の劇場版製作は、今では特段珍しくはなくなっている。
また、過去の有名作品のリメイクも、最近盛んである。 . . . 本文を読む