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DARJEELING(ダージリン):FOP(フラワリー・オレンジペコー)

2007-01-25 | お茶

DARJEELING(ダージリン):FOP(フラワリー・オレンジペコー)






自宅の棚を整理していたら、昔、頂いた紅茶を発見することが出来ました。ダージリンのFOP等級でした。大事にしていてそのまま潜んでしまっていたのだと思います。久しぶりに、高級な紅茶をいただくことにします。

世界三大銘茶といえば、ダージリン、ウバ、キーマンを指しますが、紅茶の茶葉はその産地によって様々な種類があります。その中でも代表的なものといえば

・DARJEELING(ダージリン):インド産:インドのダージリン地方が産地:ストレートがお薦め。
マスカットフレーバーと呼ばれる香りが特徴。FOPグレードのダージリンは「紅茶のシャンパン」などとも形容されます。

・ASSAM(アッサム):インド産:ヒマラヤ地方のアッサム地方が産地:ミルクティがお薦め。

・NILGIRI(ニルギリ):インド産:ミルクティやチャイ。
ニルギリとは「ブルーマウンテン(青い山)」という意味。味が強い。

・DOOARS(ドアーズ):インド産:インド西北部が産地:ミルクティがお薦め、ティーバックにも使用。

・UVA(ウヴァ):スリランカ産:スリランカ山脈の高地が産地。
最高品質のウヴァ茶はティカップに金色の輪を描き出し「ゴールデンカップ」と呼ばれ珍重されている。

・DIMBURA(ディンブラ):スリランカ産:アイスティがお薦め。

・CANDAY(キャンディー):スリランカ産:古都キャンディーの高原が産地:バリエーションティ向き。

・RUHUNA(ルフナ):スリランカ産:ミルクティがお薦め。
独特の燻した香りが特徴。

・LAPSANG SOUCHONG(ラプサンスーチョン):中国産:アイスティがお薦め、多くのブレンドにも使用。
ラプサンスーチョンは薫製茶。独特の香りがある。

・KEEMUN(キーマン):中国産:世界最古の紅茶の生産地のキーマン:ストレートがお薦め。
独特の香りがある。蘭に似た香りがあるといわれている。多くのブレンドにも使用。

・KENYA(ケニア):アフリカ産:アフリカのケニアが産地:ティーバックによく使用。
セイロン茶に似て渋みが少なく、甘さがある。

・JAVA(ジャワ):インドネシア産:インドネシアのジャワ地方が産地:アイスティがお薦め。

・EARL GREY(アールグレイ):ブレンド茶
アールグレイはもっとも有名なブレンドティ。ベルガモットと呼ばれる香料をつけたもの。ジャクソン社がグレイ伯爵に献上した事からこう呼ばれる。ミルクティやアイスティ向き。アールグレイ、オレンジペコー、イングリッシュブレックファースト、ロイヤルブレンドなどは、すべてブレンド名。茶葉の種類ではありません。使われている茶葉の種類、グレードはメーカーによって異なります。

などが挙げられます。


紅茶選びがもっと楽しくなる茶葉のグレード。

FOP(フラワリー・オレンジペコー)
新芽の部分。チップと呼ばれるもので、この含有量が多いほど、上質と言われる。FOPだけの紅茶というのはなく、普通はOPにFOPが混ざっているものを指す。

OP(オレンジペコー)
チップの次に新しい葉っぱ。これを細長くねじったもので、よく目にする種類の茶葉。市販の紅茶の多くはこのグレードであることが多い。

P(ペコー)
OPより太く、短い茶葉。このタイプは、チップを全く含んでいません。

PS(ペコースーチョン)
Pより、なお短く、太いもの。

S(スーチョン)
PSよりも下の茶葉。丸められているのが特徴。中国茶によく用いられる。

上記のグレードはフルリーフの場合です。リーフを砕いたものはブロークンと呼ばれ、フルリーフの頭に「B」をつけて表されます。オレンジ・ペコーのブロークンだったら、「BOP」。ちなみにFOPは通常ブロークンにはしません。

BOP(ブロークン・オレンジペコー)
細かくカットした茶葉をブロークンといいます。BOPはOPをカットしたもの。

BP(ブロークン・ペコー)
Pをカットしたもの。抽出時間が早いのでブレンドティに使用される。

BPS(ブロークン・ペコースーチョン)
PSをカットしたもの。ブレンドティに使用される。

BOPF(ブロークン・オレンジペコー・ファニングス)
ブロークンよりも細かくカットされたもの。抽出時間がもっと早い。

F(ファニングス)
ブロークンより細かく砕いたもの。最後に「F」をつけて表します。

D(ダスト)
Fよりも細かくカットしたもの。抽出時間が最も早いので、ティーバックに使われる。

CTCとは、葉っぱの等級ではなく、製法です。「Crush Tear Curl」の略で、葉っぱを1~2mmの粒状に丸める製法。これも短時間で抽出できるので、ティーバッグによく用いられる。




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