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されどゴンザレスやねん!

浮世を漂うさすらいの根無し草
自称天邪鬼で変わり者のゴンザレスが思いつきで書くブログ。
2013年10月から大阪編!

涸沢・北穂高行ってきました(2)

2014-08-26 23:51:20 | ぼやき

涸沢二日目。


実は前回の立山と同じような天気で、
初日の夜中、寒冷前線が通過する予報になっていて。

夜半からやはり風が強くなりましたが、、、
もちろん今回はテントは無事でした~(←当然)。。



しかし朝起きると、山は雲の中。
天気予報は霧または曇りのち時々雨。


でも雨はまだ遠そうだったので、北穂往復チャレンジすることに。。



登り3時間、下り1.5時間?くらい。




のぼりは暫くガレた沢を登っていきますが、
途中からは写真のような斜度のある岩場メインに。。

写真の場所は、
手前の岩に足場用のスチールのプレートが打ち込んであって、
その上から結構長いハシゴになっています。

こういったハシゴが出てきたのは二箇所だけでしたが、
鎖や、岩場に打ち込まれたピンを頼りに上るような場所は結構あったり。

さすがは穂高の一角というところでしょうか。

涸沢・北穂高行ってきました(1)

2014-08-25 22:06:16 | ぼやき
今年の夏休みは、涸沢でテントを張ろう!

だったので、週末に行ってきました。



金曜日の時点で、天気予報はこんな感じだったと思います。

土曜日 曇り時々雨(降水確率70%)
日曜日 曇りのち雨(降水確率60%)
月曜日 曇り時々雨(降水確率50%)



まさに玉砕しに行く感じ?


一応行くだけ行って、明らかに天気やばそうだったら、そのまま東京の実家にでも顔出して帰ろう、
だったのですが、
行ってみたら、ピーカンの晴天でした。


土曜日はね。。。。



涸沢テント場からの景色(←動画リンク)


初日はサイコーな感じでした。



あれ?、、なんかこの感じ、既視感が。。

立山、いろいろありました・・・(2)

2014-07-27 20:26:22 | ぼやき
快晴の立山を満喫して、雷鳥沢で張ったテント。

でも、快適な夜は短くて、結構すぐ目が覚めた。。
どうも風が強い。

天気が下り坂なのは想定の範囲内だけど、さっき星をみてから2時間も経ってない。
そして23時頃位から、風がどんどん強くなってきた。


テントがぶっ壊れることはないにせよ、張り綱が甘かったりすると飛ばされかねないので、
何回か外に出て確認。
この時点で張り綱にはまったく問題なし。

どうやら殆どのテントも起きている模様。
ひょっとすると今日は殆ど寝られないかもな。。
という予感みたいなものはしてきました。



そして吹き荒れる強い風で、殆どまんじりともできないまま、
事件発生。


どうにも寝ていられてなくて、テントの中で体を起こして座り込んでいたその時、
強い風に煽られた直後に、ゴンザレスの頭上で「バキン」。

一瞬のち、それが自分のテントのポールが折れた音だと気付いて、背筋が凍りました。
そして次の瞬間、風に煽られたテントがはっきり「ぐんにゃり」とたわみ、思わず内側からテントのポールを持って支えました。。


山岳テントは強風に煽られることは想定の範疇なので、この程度で壊れるのは恐らく設営ミス。
考えられるのは、ポールのつなぎ目がきちっと入っておらず、そこに力が加わって破損という展開。
とっさに手を伸ばしてポールスリーブをたどったところ、やはり、頂点に近いところでぽっきり折れてました。



考え得る中で最悪の事態。。。


テントはもはや風に耐える力が殆どなくなって、強い風が吹くたびにたわんでしまう。。
このまま強風が続けば、そのうち折れたポールがテント生地を突き破って、
テントは自立不可能になる可能性が高い。

寝袋に入ったままで、テントの中に食材とかも散らかったままの状態でテントがつぶれるのは一番収拾がつかない。



時計を見たら午前1時を回ったところ。

夜明けまではまだ3時間以上。
天気も、これからまだどんどん悪くなっていくはず。

一瞬でぐるぐると頭の中をよぎりましたが、
テントの修復はあきらめ、テントが立っているうちにとにかく荷造りして撤収することに。




とにかくテント内を空にして、
それから、テントが飛ばないよう張り綱を張ったままでフライをつけたまま、ポールを直接抜く。
テント生地に片っ端から石を置いて飛ばないようにしつつ、
端から一気に折りたたんでテント撤収。




さて、これから?
明かりのついているトイレ前に移動しで、改めてパッキングをしなおしつつ考えてみた。


①3時間このまま時間をつぶして、明るくなってから室堂のバスターミナルまで40分程度歩く。
ただし、おそらく朝には雨になって雨の中を室堂まで移動。
②雨が降り始める前に夜の間に室堂まで移動してしまって、室堂のバスターミナルの屋根のある建物の中に逃げ込む。


心の中では①が正解だと分かってた筈なんですが、、、

キャンプ場にいれば人がいるし、雨に降られたところで命の心配まではいらないけど、
単独行で夜中にはじめてのルートを夜中に歩くというのは、
ここから室堂まではおそらく「遊歩道」に近いレベルの道だし、山小屋も途中に幾つもある。
とはいっても、3000メートルクラスの山だし、天気は下り坂だし、一人夜中に雨の中で道に迷えば遭難の可能性だって否定できない。



午前2時半くらいまでテント場のトイレの明かりの前で粘りましたが、
室堂へ向かうことにしました。②を選択です。
無駄に?3時間くらい夜のテン場でじっとして雨が降るのを待つというのに耐えられなくなって。


そして一人、ヘッドランプをつけてテント場から山道へ。。。


歩き始めは上り坂。
これが想像以上の急なのぼり。
そして想像した以上に風が強い。。
そして上るにつれてガスが濃くなってきて、周りが、、、どんどん真っ白な世界に、。

最初は遠くに山小屋なんかの明かりが見えていたのですが、
いつのまにやら何も見えなくなり、ヘッドランプの明かりが足元の道を照らすのみ。



道は明瞭で登山道というよりは遊歩道に近いので迷うはずはない、はずんだけど
もしこれで道に迷ったら、、、遭難決定か?という怖い想像も頭からは離れなくて。


30分ほど上ったところで、雷鳥荘の明かりが見えてきて、ホッ。
こんな夜中なのに、入り口すぐのロビーで話しをしているおじさんが二人。

思わずドアを開けて一時避難。。
いやー、「屋根のある建物」の安心感ってすごい!(感謝!)

正直30分歩いたで既にゴンザレスの心は半分折れていて、、、
行程はまだ半分ほど残すも、真っ白な霧の中に再び踏み出すことはできず、そのまま1時間半ほど、空が少し明るくなるまで雷鳥荘のロビーから動けませんでした。


4時半ころになって空が少しだけ明るくなり始めて、少しだけ視界が利き始めたので、雷鳥荘を後に。

雷鳥荘から先は、地獄谷といわれる、立山の噴火口周辺をめぐる遊歩道。
昼間で天気がよければお散歩コースなんでしょうけどね~。
ガスの濃いうす暗がりの中で、時々吹く強風の中でヘッドランプに照らされて見えてくる看板が「有毒ガス発生注意。吹流しの向きに注意」とか書いてあると、
萎えるばかり。。

強風と真っ白なガス。時々ピカピカと光る空。
左下の谷にある池は「血の池地獄」らしい。暗くてよく分からないけど。。


テント場を出てから、歩いている人には誰も会いません(当然!)


道はどんどん平坦になり、室堂のターミナルについたのは4:50ころ。
「うおー、生きてた~」
大げさっぽいけど、気分的にはそんな感じ。



既に数人の避難者?がいましたが、殆ど建物の中は空。
そして、最初のバス時刻を確認すると・・・・8時、で3時間以上あったので、

チケット売り場の近くにマットを敷いて寝袋で仮眠。



そして1時間ほどして、ふと、がさめとき、窓の外は台風のような暴風雨になってました。。。。
これは最悪だ。
その頃から続々とずぶ濡れで到着する人たちが続々と現れ始め。。

結果的にはゴンザレスは雨にも降られず、逃げ切ることができました。
ただ、この選択が正しかったかといわれると、結果的に雨に降られても朝まで待つのが正解だったんだろうと思ってます。
やっぱり山の場合は、遭難リスクを極力ゼロにするべきなんだよな、きっと。




そんなことを考えつつ、8時の朝一のバスで下山し、仮眠を取りつつ何とか無事大阪まで戻ってくることができました。

テントも壊したし、何より思い出すのも嫌なくらいきつい経験でもあったし、高い代償になりましたね~。

繰り返さないよう、糧にしなきゃいかんですね。

立山、いろいろありました・・・(1)

2014-07-27 20:08:53 | ぼやき
記事が前後しましたが、
この土日で立山に行ってきました。


土曜日は、もうこの上ないくらいの快晴!
見える見える、立山から剣岳から、遠くは槍・穂高まで。

そして、雷鳥沢キャンプ場のロケーション!!


もう、天国でした。
しかも、雷鳥沢は近くの山小屋で温泉に入れます。
キョエ~!!(狂死)


夜8時過ぎ、大半のテントが静かになって、外に出てみたら、
空は星、星、星!

満天の星空、ってこういうことか。。。
天の川だけでなく、「星ってこんなにあったんだ」という、ずいぶん久しぶりの感覚。
写真が撮れないのが残念ですが。

近くのテントでは、お父さんと小学生くらいの娘さんが、「あ!流れ星☆」とか。
そんなの聞いてたら、なんでしょうか、意味もなく泣きそうです。いやー、ホント、ここは天国ですか?


残念ながら明日の日曜日は、昼前に前線が通過して天気が荒れる予報。
勿体無いけど、朝起きたらそのまま室堂バスターミナルまで1時間ほど歩いて、朝のうちに下山する予定。


そんなことを思いながら、本格的なテント泊によっていたゴンザレス。
しかし、世の中そんなに甘くなかった。



もう寝ようと思っていたら、
ワンゲル部?で来ていた中学生の引率の先生が生徒のテントに、
「明日の朝は雨になるかもしれないから、雨具と非常食、それと何かあったらすぐ動けるようにライトを手元においておくこと!」と言いつけていて。

前線は明日昼前後のはずだったのに・・?
無理だと思ったらスマホがネットにつながったので、天気予報を見て驚いた。

「富山県、土曜日夜から日曜朝にかけて、ところにより雨。雷、突風に注意。」
「午前3時~6時の降水確率60%」

いつの間に!
天気が半日ほど早く流れてた。
雨振る前に逃げようと思ってたけど、明日朝の時点ですでに雨の中の可能性が高い。。

もちろん雨具は持ってきてるけど、
雨の中のテント撤収、それも風まで強いと、結構つらいことになりそうな・・・・。



天国モードのはずが、漂い始めた暗雲。
しかし実際はそれを超える悪夢の事態に。
いやいや、えらい目にあいました。。

長くなったので、興味のある方は、その(2)へ続く。

天河弁財天

2014-07-06 22:26:22 | ぼやき

もう少し前の話になりますが、
天河神社に行ってきました。


関西というと、京都、奈良と、神社仏閣には事欠かないわけですが、
天河神社は少し流れが違うのかな。。

きっかけは「関西、神社、パワースポット」で検索していたら出ていたのですが、
いわゆる、奈良、飛鳥、京都という、「古都」の神社とは少し違うラインにいるようです。
場所も奈良県天川村。
結構な山奥です。



神さまは弁財天。
鎌倉とか江ノ島とか、あの弁才天です。

ただ、この天河神社はどちらかというと「芸能の神様」として有名らしく。
確かに調べてみると、弁財天には、
水神、福徳、諸芸能の神様といった位置づけにあるようです。


社殿も結構独特。
本社の正面に能舞台がしつらえてあって、
その間から本殿を拝むような形になっています。
で、本殿と能舞台をつなぐ屋根があって、拝む場所は屋根の下。

結構独特な感じ。
たぶん、季節になると実際に能が奉納されるんでしょうな~。



伊勢神宮に行ったときにも思ったのですが、
神社ってたぶん風が通るように作られてるんでしょうね。
天河神社も、風が通り抜ける形になっているようで、
不思議とひんやりとした空気。
本殿の前で手を合わせていると、なんとなく、「パワースポット」といわれるのもわかる気が。


天河神社は
縁がなければ、たどり着けない場所
といわれてます。

まだ「来る時期じゃない」ときは、
途中で天気がわるくなったり、道路が通行止めになったり、
いろんな事情でいけなくなるとか。


・・・・・どうなることかと思いましたが、
今回、ゴンザレスは無事に行き着くことができました(遠かったけど)。。。


なんだろ、そろそろいいことあるかな。
芸能っつーことで、眠っていた音楽的才能がついに爆発するとか(爆)



関西はやっとこ梅雨本番らしく本格的な雨でございます。。
もう少しで梅雨が明けるかな。


天河神社 GOOGLE MAP

そうだ京都行こう:源光庵

2014-05-25 23:04:44 | ぼやき
いつか行ってみようと思っていた、京都の源光庵に行ってきました。

源光庵は京都の北部、金閣寺よりもさらに北、ほぼ京都の外れというような場所にあって、
結構行きづらいです。
ゴンザレスがどうしても見たかったのは、写真の
「悟りの窓」と「迷いの窓」。
以前、JRのCMに使われたこともある?らしい、知ってる人は知ってるところかもしれません。


円型の悟りの窓は、「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現する
角型の迷いの窓は、「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表す



どうでしょう。
悟り開けそうでしょうか。。。



悟りの窓は、あえて開口部が狭く、枠が黒塗りになっているため、
外の陽に照らされた木々とのコントラストがかなりはっきりして、
「額縁の絵」みたいな見え方をします。

隣の迷いの窓と一緒に、ある程度距離をとってみてみると、
いつの間にか時間がたっていく感じ。



他の有名どころのように混雑していないのも良いかも。

上高地その2

2014-05-07 07:17:29 | ぼやき


朝、天気快晴です。

夜、思った程寒くなかったのですが、朝起きたらテントには霜がびっしり,テント内に干してぃたタオルは凍ってました・・

恐るべし上高地。

でも、この景色とこの空気、
一度やると病み付きになりそうです。

明け方にくらべるとだいぶ気温が上がってきました。人が増える前に徴収して大阪に向かいます。