
かつて大学のフットボールの試合で、
猛烈なタックルをもってチームを勝利に導くオトコがいた。
野生児タックルベリーフィン!
その名の通り、
タックルベリーフィンは、
とある一軒家の軒下に捨てられていたところを、
保護されて、
施設で育ってきた過去を持つ。
タックルベリーフィン言う、
「過去が追いかけて来る!だから俺はタックルしまくり、未来に進む!」
このタックルベリーフィンの信念は凄まじく、
多くの者が宙を舞った!
そんなタックルベリーフィンが卒業する時が来た。
それで、
卒業生最後の試合として、
優勝決定戦ともなる試合が行われた。
その時、
タックルベリーフィンの渾身のタックルが、
とある選手に向かったが、
この選手はいきなりめまいを起こして😵💫
仰向けに倒れてしまった。
それで、
タックルベリーフィンは、
勢いが止まらずに、
審判員のベンチに突っ込んだ!
その隙に点を入れられ、
タックルベリーフィンの大学は敗れた。
タックルベリーフィンはこの一件を強く根に持ち、
めまいを起こして仰向けに倒れた選手に憎悪した。
あの時、
めまいを起こした大学生は、
ソウマという名の二年生で、
カノジョもいて、
イイ仕事についていた。
そんなソウマが、
開店したばかりの花屋に立ち止まり、
花を眺めていた。
と、
その遥か後ろに、
ヘルメットにプロテクターつけた、
フットボール選手スタイルのタックルベリーフィンが、
膝をつき、
ソウマの方に顔を向けていた。
そして、
腰を上げて、
凄まじいタックルを狙って来たが、
ナニも知らないソウマは、
気づくことなく、
花屋から立ち去ったので、
タックルベリーフィンはそのまま凄まじい勢いで花屋に突っ込んだ!
店舗が壊れた中、
タックルベリーフィンは倒れ込み、
悔しそうに、
「ソウマーっ❗️❗️」と叫んだ!
花屋の経営者のおばさんがじょうろを持って来て、
タックルベリーフィンのヘルメットに覆われた頭を叩き、
「弁償しにゃさい🤬❗️」と叫んだ!
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