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まどろみの地方バス

2025-05-06 00:14:00 | 日記




とある田舎町にある安食堂丸めろに働く洋子は、
都会に出てお買い物した。
そしてバスに乗り終点で降りて、
30分ほど歩いて丸めろに帰る予定やった。

洋子がバスに乗ると、
席は満杯やったから、
洋子は吊り革持って立っていた。
いつかは空くやろうと思って席を見たが、
席に座った乗客はみんな熟睡していた。

丸めろの洋子は思った。
季節の良さに気候の気持ちよさに加え、
バスの運転手のドライブテクニックが一流やった。
立っている洋子もついつい眠気に襲われる🥱
また、
立っている乗客は目当てのバス停で降りるのに、
席で熟睡している乗客は1人も降りる気配がなかった。

終点に到着。

丸めろの洋子が降りようとしても、
席で熟睡している乗客が目を覚さないので、
運転手が「終点です❗️」と大きく場内アナウンスした!
すると席の乗客達は目を覚まして、
パニくり出した😨😨😨------
席にいた誰もが終点まで乗る予定はなかったことがわかった。
「ナンで起こさんのや⁉️」と口々に運転手に怒るも😤
そんなことは運転手の知るところやなかった。

狼狽する乗客達に運転手は、
「このバスはここから始点に向かいますので、終点で降りられる方は早く降りてください」とアナウンスしたので、
丸めろの洋子は降りた。
すぐにバスは始点に向かって走った。

丸めろの洋子は実感していた。
あの地方バスは、
季節が良く気候が気持ちよい初夏や秋に、
社内で一番腕のいい運転手を出して、
気持ちよく運転して、
乗客を眠らせて商売してるんやないかということを。
この地方バス会社の稼ぎ時かもしれないとする丸めろの洋子の考え通りに、
多くの者が同じ考えを持っていたことが後でわかったという。
(そうしているというバス会社の証拠はないけど🤔)



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