アヤコという大学新入生がいた。
気が小さく、
思ったことを口に出せず、
わがままな元カレに傷付けられて、
シンに自分を変えたいと思っていた。
そんな時、
チア部の新入生への気さくな呼びかけに心を惹かれたアヤコは、
すぐに入部を決意した。
すぐにその夜、
郊外にある、
チア部の合宿所でオリエンテーションすることになった。
多くの部員集まる中で、
部長のしのぶが、
大まかな部の流れを説明した後、
新入部員歓迎会言うて、
ビールの大樽から、
ジントニックや一升瓶が次々と運ばれてきた。
そして、
しのぶが、
「飲め‼️メスども❗️」と叫んで、
ジントニックをラッパ飲みして、
すぐに、
酒宴が始まった。
かなりの時間が経過。
全員、
泥酔状態🤪🤪🤪
アヤコはしのぶに、
自分のつまらなさを告白したくて、
口を開こうとしたら、
しのぶは、
「オンナはな、静寂をモノにしてナンボになるんや」言うて、
押し黙った。
全員、
しのぶに従って、
一気に、
場が静まった。
と、
その時、
一人のオンナが、
レジ袋を膨らませて、
パン‼️と叩き割った。
すると、
しのぶがそのオンナのそばに来て、
「お前、今、パン!と鳴らしたろ⁉️」と言ったので、
オンナは、
恐る恐るうなずいた。
しのぶは、
「は(歯)を食いしばれ」と呟いた。
そしたら、
隣にいた別のオンナが、
「リーダー。は(歯)を食いしばるのだけは許してください」と頼んだ。
しのぶは、
「わかった。は(歯)を食いしばるのは許すから、は(葉)を喰え」言うた。
すぐに、
部員が外に行き、
木の葉を持って来たので、
オンナは喰った。
次にしのぶはアヤコに、
「ダベろうぜ」言うて、
自分の四人のとりまきとともに、
アヤコを連れて、
渓谷の美しい場へとやって来た。
そこは、
高いフェンスを挟んで、
下深くに、
湖があった。
しのぶは、
なおもジントニックをラッパ飲みしつつ、
泥酔した四人ともども、
泣き出して、
頭を何度もフェンスにぶつけた😳❗️
そして、
涙と鼻水に濡れた顔をアヤコに向けて、
「テメェは知らネェーんだよ!何も知らネェーんだよ!!」と叫んだ。
アヤコは驚いて、
「教えてください。どうかわたしに教えてください!」と言った。
しのぶは泣きながら、
「サイコーの男がいたんだよ❗️あいつはサイコーなんだよ❗️なのに、テメェは知らネェーんだよ‼️」と怒鳴った!
アヤコはあっけに取られつつ、
「誰ですか?サイコーの男って誰ですか❓」と大声出した。
しのぶは更に泣いて、
「決まってんだろが❗️銭形平次よ‼️」と叫んだ!
アヤコは、
酔い潰れつつも、
驚愕した😳😳😳
銭形平次😮⁉️---銭形平次😮😮⁉️---銭形平次😮😮😮⁉️
しのぶは嗚咽しながら続けた。
「あいつはよぉ!犯人捕まえるのに、自分の生活費投げ付けてんやないか⁉️どこにそんなオトコがいるかよ⁉️」
とりまきの一人が、
「銭形平次は、男の中のオトコです!!」と大声出した!
しのぶは、
「馬鹿アマ!!それだけじゃねぇんだよ❗️サイコーなんだよ‼️江戸の義理人情のアタマなんだよ‼️」と叫んだ!
そしてしのぶはアヤコに顔を向けて、
「あたしらも、オンナのサイコー見せようや!!」言うて、
フェンスによじ登った。
アヤコに激なガク(愕)が入っていると、
とりまきの一人が、
「飛び降りるんだよ。オンナのサイコー見せんだよ!」と言って、
アヤコを残してみんな、
フェンスによじ登った!
アヤコは顔面蒼白に、しのぶに、
「リーダーは、銭形平次に、オンナのサイコー見せるために、飛び込まれるんですか😱⁉️」と、問うた。
しのぶは、
「馬鹿アマ❗️他に何があるんだよ‼️オンナ道なんだよ‼️」言うて、
飛び込んだ😱😱😱‼️
他の四人も後に続いた🙀🙀🙀🙀!!
アヤコは心臓バクバク😱😱🙀🙀‼️
ナンチュウことやろか🙀🙀😱😱‼️
そして、
ナンチュウやつらやろか😱🙀🙀😱‼️
でも、
考えた。
理由はともあれ、
自分は、
オンナとしてサイコーやったろか⁉︎
違う😔
サイテーやった😢
じゃあさ、
一瞬でも、
サイコーになろうよ!!
と、
心で叫んで、
フェンスよじ登り、
大きく深呼吸して、
飛び込んだ!!
翌朝、
アヤコの右腕は骨折してたが、
複雑骨折していた心の骨組みは、
完璧なまでに、
つながった😊