
世の中には、
不思議と、
一気に有名になったかと思えば、
一気に忘れられる存在がある。
今回、
取り上げるのは、
ハンソン兄弟。
今から23年前、
「MMM BOP」を大ヒットに導き、
新たなる、
ティーンミュージックの夜明けかと思ったら、
一瞬の雷光で夜空が明るくなっただけのことやった。
やって、
「MMM BOP」以外、
全くヒットが無く、
翌年の新曲発表とともに、
忘れられてしまったんやさかい。
ハンソン兄弟の苦難は、
いきなり持ち上げられて、
すぐに落とされたこと以外のなにものでもない。
やけど、
ハンソン兄弟はくじけなかった。
ささやかながらも小ライヴして、
ファンを大切にした。
また、
ケイティ・ペリーのバック演奏という屈辱もしのび、
ひたすら、
ポップス界に居残った。
せなら、
ハンソン兄弟の敗北は、
なんでやったんやろか?
理由は、
彼らの奏でる音楽は、
聴くに心地よいが、
一貫した、
曲のテーマが無かった。
やから、
アルバムは不出来に不出来。
こういうアルバムは、
よっぽどの物好きならともかく、
普通は、
BOOKOFFに売られるのがオチ。
同じティーンミュージックバンドの、
モファッツ兄弟が成功したのは、
聴いて心地良し
プラス
曲のテーマが一貫したということやないんやなかろうか?
しかし、
ファンに対する愛情あるが故に、
23年の時を超え、
今でも、
ライヴして、
その歌声と演奏を轟かせる力を、
存分に、
発揮し続けているんやなかろうか?
ハンソン兄弟、
頑張って👍‼️