たくみの徒然日記

日々の暮らしの中で感じたことを、思いつくままに書き込んでいきます。

鳥獣柵点検

2012-11-04 15:36:25 | インポート
朝8時から、組の共同作業。昨年集落を取り囲むように5kmほど張った鳥獣柵の点検。

鳥獣柵を張ったのに、イノシシや鹿が田圃に入ってくる。4班に分かれて、点検。イノシシや鹿の足跡や糞があちこちにある。網はあんまり破られていなかった。
結局、自分たちの班は2カ所ほど侵入の跡があった。補修したが、鹿は柵を跳び越えて入るのでしょうがないかもとあきらめムード。

集落の集会場に戻ると他の班の人が、柵の内部にイノシシの親と子5匹がいたと話す。早速別の人が知り合いのハンターに連絡。すぐに駆けつけてくれた。そのハンターの仲間もたまたまうちの集落にきていたらしく、すぐに柵内を捜索。最後は猟犬を放し、イノシシを追った。

銃声は聞こえなかったが、犬がイノシシを追いかける声は聞こえた。結果を待たずに、作業は解散。

集落内でイノシシを飼っていたようなものだった。

10年ほど前までは野焼きを行っていたので、住み着く場所もなかったが、高齢化の波にのまれ、野焼きを止め、「藪とら」になってしまい、イノシシや鹿には住みやすい住環境を提供してしまった。