たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

平舘駅前の歌碑

2012-06-01 | 啄木歌碑

平舘は岩手県八幡平市にありますが、旧平舘村は、昭和31年に大更村などと合併し西根村⇒西根町になり、平成17年に西根町、安代町、松尾村が合併し、八幡平市になっている。市の西境にある山の八幡平からとって八幡平市と新市の名称を決めている。八幡平市には為内の一本桜、上坊牧野の一本桜などもありましたが、啄木の歌碑もあります。啄木のお父さんが平舘の出身だったようです。盛岡からJR花輪線で45分ほどのところに八幡平市平舘駅があり、駅構内に歌碑があります。改札口を出るとすぐの左側です。








たはむれに母を背負ひて
そのあまりの軽きに泣きて
三歩あゆまず

啄木




この歌は、明星(41年7月号)に発表、一握の砂「我を愛する歌」に掲載されている。







啄木の父一禎は平館村農業石川与左エ門の五男として生まれ、のち同村の大泉院大17世住職葛原対月に預けられここで得度しました。対月の竜谷寺(盛岡市北山)転住により一禎も竜谷寺に移り、対月の妹カツと結ばれ啄木をもうけた。したがって平館は啄木にとって父祖の地であり、父の師であり母の伯父に当たる対月のゆかりの地である。




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