若槻さんがモンスターペアレント発言で炎上しているという。
そして、謝罪。
それは、何が問題になるかを考えてみた。
さて、若槻さんは、代表的な保護者だと思う。
保護者は知らないことからくるイメージで話をしてるだけ。
若槻さんの発言は一般的だと思う。
熱血教師ドラマで18時以降に電話でない教師だったら、それはだいたいいじわるな教師。
それより対話の機会がなくなることを恐れる。
けっこうモンスターペアレントの言葉を恐れる方は多い。
しかし、正当なクレームはモンスターペアレントではない。
「学校教育は、時として家庭教育の補完をしなければならない。」(引用)
これはある有名な学級経営案の一節である。
家庭には様々なくらしがある。
だから、状況によっては教育が不十分なこともある。
それを切り捨てたりはできない。
人間の教育が社会的・組織的に行こなわれている学校という組織では、
被教育者を丸ごと見ているからである。
一人の子どもが、やがて生きていくに必要なすべての面にわたる教育をする。
だから、教科指導の他にトイレの使い方や食べ物の好き嫌いの指導もするのである。
今の問題は行き過ぎたことによる弊害なのだと思う。
学校が引き受けすぎてしまったばかりにサービス化してしまっているという問題である。
学校は学校。と切り捨てるのではなく、
対話を通して子どもを中心に
あらゆるリソース(学校や家庭、地域)が補完し合うことが重要だと思う。