ムネオ日記 << 2010年4月3日(土) 鈴 木 宗 男
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
民主党小沢幹事長が参院選で2議席改選となる選挙区に民主党から2人擁立していることに、党内から様々な声が出ていると報道されている。
定数2のところに民主党が1人しか出さないのでは、自民1、民主1となり、選挙ではなくただの指定席の確認となってしまう。投票率も上がらないし、比例票の上積みも期待できない。
定数2のところで2議席獲るのだという気迫を持ち、必勝の信念で闘うのが、政権政党として当然の姿である。消極的で受け身になっては、選挙は負けである。攻めて攻めて攻めまくって、初めて結果がついてくる。
また、お互い競い合うことで相乗効果も生まれ、2議席が例え1議席となっても、比例票は確実に上積みされ、好影響が出るのである。批判や心配をする前に、しっかり選挙運動をやることをお薦めしたい。
少なくとも、民主党、いや全政党を通じて、選挙については小沢幹事長以上の事情通はいない。自民党時代も総務局長として実務を仕切り、幹事長として采配をふるってきた人だ。私も全国の選挙区事情はそれなりに頭に入っているが、小沢幹事長にはかなわない。
あと3カ月の闘いである。これからが、小沢幹事長の腕の見せ所ではないか。
自民党から離党していく動きが止まらない。野党になり、求心力がなくなったことを物語っている。
長年与党、政権党としてどっぷり甘えの構造に浸かってきた人達だ。180度環境が変わってしまうと、どうしたら良いのかと、右往左往してしまうのだ。
平成5年、野党になった自民党は、権力の側に戻ることを目指し、何と日の丸・君が代、自衛隊、日米安保条約を認めない日本社会党とまで組んだ。禁じ手を使った自民党は「恥も外聞もないのか」と言われたが、目的は達成したのである。
あの当時と今が決定的に違うのは、自民党は当時国会において圧倒的第一党で223名を擁し、30人協力してもらえば過半数に届いたということである。しかし今の自民党は、国会において4分の1にも届かない。だから自民党を出て、新しい動きの中で次の一手を考え、あわせて自分達だけでは政局は作れないので、他力を借りながらの模索をしていくしかないのだ。
政権与党は国民の目線に立って、粛々(しゅくしゅく)と公約を一つずつ実行していけば良いのである。政権交代からまだ半年ちょっと、ドライバーで言えば若葉マークだ。子供を産むにも十月十日(とつきとおか)かかる。一年経ってから「果たしてこの政権は?」と、評価、判断してもらいたい。
鳩山首相は柳に風である。倒れそうで倒れない。それは、柔軟性があるのと同時に、地にしっかりと根が張っているからだ。
鳩山首相は、相当な胆力を持っている人物だ。小沢幹事長が政権を支える限り、何も心配はいらないと私は見ている。
新しい年度がスタートし、既に23年度予算の概算要求に向けた動きが出始めている。来年度の予算から、本当の意味での鳩山予算、鳩山カラーが出てくる。時間を少し貸して戴ければ、必ず国民の期待に応えられると確信してやまない。
昨夜は十勝管内陸別町に泊まる。久しぶりに後援会役員と夜中まで懇談する。
私の生まれ故郷の隣町であり、足寄町と同じく小さい時からの仲間が後援会を守ってくれている。故郷の人情に触れながら、マイナス30℃、35℃の中、学校に通ったことを想い出す。「感門有硬骨」である。
今日は網走管内佐呂間町、美幌町、北見市を回り、夕方東京に戻る。
北海道も東京も春来たりの感で、何とも言えぬ陽光に、ありがたさと感謝の気持ちで一杯である。
春の高校野球甲子園選抜大会は、沖縄の興南高校が初優勝。
沖縄勢が選抜大会に初めて参加してから50年、大きな節目の年の優勝は、見事な栄冠である。興南高校の喜びはもちろんだが、沖縄県民に大きな勇気や励みを与えた意味は大きい。
興南高校の我喜屋監督のインタビューを聞きながら、42年前の興南高校のベスト4の快進撃を想い出す。更には、大昭和製紙白老時代の、我喜屋監督の勇姿も脳裏をかすめ、感激した。
興南高校の優勝により、普天間飛行場移設問題についても「沖縄の声、心を知れ!」という沖縄県民の想いが、大きく伝わっていくことだろう。
興南高校の優勝を心から祝福してやまない。
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
民主党小沢幹事長が参院選で2議席改選となる選挙区に民主党から2人擁立していることに、党内から様々な声が出ていると報道されている。
定数2のところに民主党が1人しか出さないのでは、自民1、民主1となり、選挙ではなくただの指定席の確認となってしまう。投票率も上がらないし、比例票の上積みも期待できない。
定数2のところで2議席獲るのだという気迫を持ち、必勝の信念で闘うのが、政権政党として当然の姿である。消極的で受け身になっては、選挙は負けである。攻めて攻めて攻めまくって、初めて結果がついてくる。
また、お互い競い合うことで相乗効果も生まれ、2議席が例え1議席となっても、比例票は確実に上積みされ、好影響が出るのである。批判や心配をする前に、しっかり選挙運動をやることをお薦めしたい。
少なくとも、民主党、いや全政党を通じて、選挙については小沢幹事長以上の事情通はいない。自民党時代も総務局長として実務を仕切り、幹事長として采配をふるってきた人だ。私も全国の選挙区事情はそれなりに頭に入っているが、小沢幹事長にはかなわない。
あと3カ月の闘いである。これからが、小沢幹事長の腕の見せ所ではないか。
自民党から離党していく動きが止まらない。野党になり、求心力がなくなったことを物語っている。
長年与党、政権党としてどっぷり甘えの構造に浸かってきた人達だ。180度環境が変わってしまうと、どうしたら良いのかと、右往左往してしまうのだ。
平成5年、野党になった自民党は、権力の側に戻ることを目指し、何と日の丸・君が代、自衛隊、日米安保条約を認めない日本社会党とまで組んだ。禁じ手を使った自民党は「恥も外聞もないのか」と言われたが、目的は達成したのである。
あの当時と今が決定的に違うのは、自民党は当時国会において圧倒的第一党で223名を擁し、30人協力してもらえば過半数に届いたということである。しかし今の自民党は、国会において4分の1にも届かない。だから自民党を出て、新しい動きの中で次の一手を考え、あわせて自分達だけでは政局は作れないので、他力を借りながらの模索をしていくしかないのだ。
政権与党は国民の目線に立って、粛々(しゅくしゅく)と公約を一つずつ実行していけば良いのである。政権交代からまだ半年ちょっと、ドライバーで言えば若葉マークだ。子供を産むにも十月十日(とつきとおか)かかる。一年経ってから「果たしてこの政権は?」と、評価、判断してもらいたい。
鳩山首相は柳に風である。倒れそうで倒れない。それは、柔軟性があるのと同時に、地にしっかりと根が張っているからだ。
鳩山首相は、相当な胆力を持っている人物だ。小沢幹事長が政権を支える限り、何も心配はいらないと私は見ている。
新しい年度がスタートし、既に23年度予算の概算要求に向けた動きが出始めている。来年度の予算から、本当の意味での鳩山予算、鳩山カラーが出てくる。時間を少し貸して戴ければ、必ず国民の期待に応えられると確信してやまない。
昨夜は十勝管内陸別町に泊まる。久しぶりに後援会役員と夜中まで懇談する。
私の生まれ故郷の隣町であり、足寄町と同じく小さい時からの仲間が後援会を守ってくれている。故郷の人情に触れながら、マイナス30℃、35℃の中、学校に通ったことを想い出す。「感門有硬骨」である。
今日は網走管内佐呂間町、美幌町、北見市を回り、夕方東京に戻る。
北海道も東京も春来たりの感で、何とも言えぬ陽光に、ありがたさと感謝の気持ちで一杯である。
春の高校野球甲子園選抜大会は、沖縄の興南高校が初優勝。
沖縄勢が選抜大会に初めて参加してから50年、大きな節目の年の優勝は、見事な栄冠である。興南高校の喜びはもちろんだが、沖縄県民に大きな勇気や励みを与えた意味は大きい。
興南高校の我喜屋監督のインタビューを聞きながら、42年前の興南高校のベスト4の快進撃を想い出す。更には、大昭和製紙白老時代の、我喜屋監督の勇姿も脳裏をかすめ、感激した。
興南高校の優勝により、普天間飛行場移設問題についても「沖縄の声、心を知れ!」という沖縄県民の想いが、大きく伝わっていくことだろう。
興南高校の優勝を心から祝福してやまない。